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【The Voice_04】
決勝上位コメント/GT300
2位
No.2 muta Racing GR86 GT
堤 優威
うまくペース配分できたことが今回の結果につながった
「2位は大満足です。ファーストスティントの平良選手がとても好調で、61号車を抜いてくれたり、非常にいい展開だったと思います。
僕が引き継いだ後はタイヤのウォームアップがすごく苦しくて2台に先行されてしまいました。でも、タイヤ交換をしない予定だったのでタイヤをセーブしながら、チームともコミニュケーションを取りながらペース配分できたことが今回の結果につながったかなと思います。クルマもドライバーも頑張りましたけど、タイヤがもってくれたから実行できたストラテジーだったと思います。
ただ、鈴鹿だったからこの結果が獲れたと思っていて、ストレートサーキットの富士はちょっと厳しいと思っています。でもシリーズ争いに向けて、ポイントを落とさないように引き続き頑張ります」
平良 響
今日の2位は最高の結果でタイトル争いでも大きく前進できた
「スタートポジションの周りはほかのタイヤユーザーさんが多くてどうなるかなと思っていて、実際にダンロップのペースが良くて苦戦しましたが、どうにか61号車を抜くことができました。その後は後ろを見ずに、前を見てのレースをしていたんですが、後ろから追いやられることもなかったのでメンタル的にも楽でどんどんプッシュしていた状態です。
777号車は速すぎたので、そこは気にせず後ろとの差を広げようとしていたなかで31号車の小高(一斗)選手が追い上げてきたので、そのタイムを聞きながら、負けないようにと思って走っていました。
今日の2位は最高です! (決勝だけで)16点ゲットしたのでチャンピオンシップに向けては大きく前進できたと思います。次の富士ではサクセスウェイトが減る(*注)のでもっといいレースをしたいと思います。」
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3位
No.6 UNI-ROBO BLUEGRASS FERRARI
片山義章
チームとしても全体的に成長できていると思う
「(今シーズンから新たに投入した)フェラーリ(296 GT3)は速いクルマだと思っていたんですけどBoP(性能調整)が厳しくて、開幕から苦しいレースが続いていました。今回も練習走行から厳しかったんですが、予選でうまく回復できて5位スタートだったので、すごくいい感じで決勝を迎えることになりました。
レースでは僕がファーストスティントを走り、早速1周目に1台抜いたのですがタイヤも厳しくて……。また、理由はまだ分からないのですが、トラブルもあってタイムを少し落としてしまいました。そうこともあって全体的に遅れてしまった感じですね。とはいえ、最終的には6番手で(ロベルト・メリ・ムンタンに)バトンを渡すことができました。
彼とSUPER GTのレースをし初めて3年目になりますが、その間にチームもどんどん良くなっていると思います。僕とロベルトのコンビネーションもそうですが、チームとしても全体的に成長できていると思うので、今日の結果はその賜物だと思います。チームのみなさんはじめ、支えてくれている方々やファンのみなさんのおかげです。がんばって早く優勝をお見せすることができれば嬉しいです」
ロベルト・メリ・ムンタン
大好きな鈴鹿で素晴らしい攻防戦を繰り広げることができた
「今日のパフォーマンスにはとても満足しています。結果を出すことができて嬉しいです。
スティント中は31号車とのバトルになって結構タイムロスすることになりました。向こうはちょっとこちらに対して防御しすぎでは? と思うくらいでした。そういう状況で走っていたので、バトルをしていたと言えばそうかもしれませんが……(笑)。一方で、GT500クラスの車両との絡みも多くてちょっとストレスを感じましたが、大好きな鈴鹿で今シーズンから投入したフェラーリ(296 GT3)で素晴らしい攻防戦を繰り広げることができ、レースを楽しむことができました。
BoP(性能調整)について、もっと対等の条件でコンペティティブな戦いができるように見直してもらえるといいですね」