GT INSIDE REPORT
Network Edition
GTC 2000
Round3 SUGO GT CHAMPIONSHIP


No.1



5.27 sat. - Qualify


予選1回目終了後のコメント(順位はクラス順位)

No.28 イクリプスRDタイサンGT3R(予選1回目15位)
28 GT3R
千葉泰常監督「バイパー(No.55)のエンジンが富士で壊れてパーツもないような状態だったので、『代わりになんとか』ということで、去年のオールスターで壊れた26号車をつぎはぎでリペアして、なんとか持ってきました。主要部品が火曜に届いて、ウチでクルマを組み立てたんです。
(インディ500の予選中にクラッシュ、ケガをした)松田(秀士)選手は、右手首と左足首の複雑骨折で手術に時間がかかったそうで、2日間昏睡状態だったようです。10日間入院して再検査をして、6月2日くらいに帰国する予定です。もうリハビリに入ってるようで安心しています。8月の富士には復帰できるでしょう」
須賀宏明「ル・マンのあとの第4戦からGT3Rという予定ではいたんです。バイパーも日本にあれしかないし、できるだけ走らせたかったんです。ですから今回もアメリカからエンジンを持ってこようとしたんですが、スポンサーの問題もあって、2週間前にGT3Rでやろうと確定して、今朝シェイクダウンしました。今後は2台体制なのでサポート役に徹して、チームとしての総合優勝をねらいます」


No.64 Mobil 1 NSX(予選1回目3位)
64 NSX
ドミニク・シュワガー「(予選1回目3番手について)もっと前にいけるはずだったんだけど、セッティングがまだ決まってなくて、それを進めながらタイムを詰めていったので…。いろいろ試しているんで、うまくいけば午後にタイムを短縮させるチャンスはかなりあると思います。チームのメカニックがいい仕事をしてくれているので、ニューマシンに起こりがちな漏れや温度の異常な上昇といったトラブルはまったく起こっていない。すごく驚いていますよ。レースが終わるまでこのままいってほしいですね」


No.6 エッソウルトロンタイガースープラ(予選1回目5位)
6 SUPRA
野田英樹「タイム的には、まあこんなもんでしょう。セッティングはそこそこはいい方向に来ているので、午後もう1回、もうひとふんばりやってみます。明日は雨? 大雨は嫌だけど、ドライでも雨でもどっちでもいいです。今朝の予選は5番手なんで、あとひとつだけ順位を上げて、ウエイトハンデのない4番手でトヨタでトップというのがベストかな」


No.35 マツモトキヨシ・トムススープラ(予選1回目8位)
山路慎一「テストは充分ではないんですけど、36号車のデータ等をそのまま流用させてもらっているので、そういう意味では新車といっても不安はないです。まだ自分のものになるまでには完成していないんですけど、基本的なところはちゃんとしています。2000年仕様は滑り出してからの修正がすごくやりやすくなってます。とくにフロントのグリップ感がしっかりしている。ダウンフォースは減るような話だったんですけど、乗っているとそうは感じないし、高速コーナーではフィーリングはすごくいいです。低速コーナーはまだ煮詰まってないので、これからの課題です。それが煮詰まってくれば充分NSXとも勝負できるかな、と。ここは験のいいサーキット(昨年2位)なんですよ。去年も予選8番手なんで、それより前のポジションをキープできれば充分いいレースができると思います。ともかくレースがしたいですね、今回は(笑)」


No.8 ARTA NSX(予選1回目7位)
8 NSX
土屋圭市「オレがコースインして、2周目から4周目まで、cdmaOne(No.32)のスピンで黄旗が出てた。それが解除されたところでいこうと思ったら、最終コーナーでコマス(No.1)が会長(No.30)とぶつかって、また黄旗が出てた。昨日の21秒7出したときの走りが頭のなかにあったから『いくぞ』っと思ってたんだけどね(鈴木亜久里『でも、黄旗はみんな同じ条件じゃない?』)。ほら、オレは育ちがいいから。『他人思いの土屋くん』はそこでアクセルをちゃんと戻してるもん。あれがなければ21秒5までいけたんだけど。ウチのチームにかぎっては“たられば”はあるから。でも、午後は大丈夫。10kgはいらないから、4番手ねらい。だから、21秒8でいいかな?」


No.31 スーパーオートバックスアペックスMR-S(予選1回目5位)
31 MR-S
新田守男「排気量が大きくなって下のトルクが増えてるからいいよ。ストレートスピードも伸びてるし。でも、足回りの煮詰めにはもう少し時間がかかると思う。午後はもう1回アタックするけど、タイムアップできるかどうかはわからないな。本番も晴れることを想定してセッティング中心に走るしね」


No.32 cdmaOneセルモスープラ(予選1回目19位)
32 SUPRA
近藤真彦「昨日とはまったくクルマを変えていないのに予想外のオーバーステアだった。ピットに入ってどうにかしようかなとも思ったんだけど、タイヤのおいしいところがあんまりないし、昨日の感触がよかったのでそのままいこう、と。それで3周目が24秒台。昨日は簡単に22秒台が出てたから、4周目にちょっとがんばらなきゃと思ったらオーバーが出て、3コーナーでスピンしちゃった。22秒まんなかから前半ぐらい出てもおかしくないと思っていたのに、参ったよ」


No.25 エンドレスアドバンスープラ(予選1回目17位)
25 ORIDO
織戸 学「今回からアドバンがスープラ用タイヤの形状を変えてきています。いままでタイヤのトレッドを使いきれてなかったんで、タイヤの幅を有効に使えるように開発してくれました。テストのときはバランスがイマイチだったけど、それもあってけっこういい方向にきてると思います。目標は一歩でも上にいきたい。最低でもシングル。99年型はうちとNo.37、No.32だけになっちゃったんで、99のなかではトップを走りたいです」


No.18 TAKATA童夢NSX(予選1回目2位)
18 KANEISHI
金石勝智「調子いいすよ。最初ちょっとオーバーステア気味だったんですけど、混走のときにセッティングかえてチェックしたほうがよくなった。午後はポール獲れるでしょう。90kg積んでこれだけいけるんだから、すごいクルマを作ってくれたということでしょうね」


No.16 Castrol無限NSX(予選1回目1位)
道上 龍「よくない。オーバーステアがひどくて、その打開策をしないとこれ以上いかない。90kg積んでる童夢(No.18)にやられちゃうでしょうね。いろいろ対策を考えているところです。童夢には前戦1秒以上離されて、今回むこうが90kgですから、そのままでもコンマ5秒ちぎって当たり前だと思ってるんですけど…。どこかまちがってるんでしょうね」


No.51 オートスタッフアドバンシルビア(予選1回目12位)
51 SILVIA
山田英二「ストレートスピードをもうちょっと伸ばしたかったんでギア比を変えたんだけど、その作業に時間がかかってしまって、最後の10分くらいしか走れなかった。結果的にはギアを変えたのがいい方向にきていて、もう少しタイムを伸ばせそうです。午後はタイヤもまだ残っているし、とりあえず30秒を切るところまではいけるかな。それでも前のほうとはかなり差があるけど、決勝はじっくりいって前のほうでなにかあれば上位に残れるようにしたいですね」


No.30 綜警McLaren GTR(予選1回目12位)
30 McLAREN
坂田ともかず監督「会長(山田洋二)が(SPアウトコーナーで)アウト側のラインを走っていて、うしろから来たコマス(No.1)はラインを譲ってくれたと思ったみたいでインに入ってきたんだけど、会長はそれを知らずに寄ってしまってあたってしまった。マクラーレンはうしろが見えづらいんですよ。クルマはスポンジバリアにつっこんで、ドアがスポンジで囲まれる格好になっちゃったんでなかなか下りられなかったんだけど、その間オフィシャルは助けるでもない、消火器をかまえるでもない、ただ見てるだけ。会長はメディカルで体のチェックを受けたあとコントロールタワーに抗議にいったんだけど…。これからはどのサーキットでも同じスタッフがシリーズを通してオフィシャルを務めるようにしたほうがいいんじゃないでしょうか」


No.69 RGS-MIRAGE(予選1回目21位)
69 MIRAGE
ディランタ・マラガムワ「今まではキャブレターの上にリストリクターがついていて、その影響で昨日は燃えてしまいました。でも、今日はリストリクターをキャブレターの下に持っていって、その問題を解決したので、とりあえず走れるようになりました。足回りとかは、これからですね。次からはインジェクション仕様にしますけど。今日の予選では計測するのが目標です」



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