GT INSIDE REPORT
Network Edition
GTC 2000
Round3 SUGO GT CHAMPIONSHIP


No.3



5.28 sun. - Race


朝のフリー走行後のコメント(順位はクラス順位)

No.1 ロックタイト・ゼクセルGT-R(フリー走行4位)
1 COMAS
エリック・コマス「昨日からセッティングをちょっと変えたんだ。タイヤ、満タン、悪くないよ。1周クリアラップがとれて問題なかった。(フリー走行で4番手という好位置の理由は)スカイラインGT-Rは満タンではいつも速いということだよ。これはまちがいない。それにボクのセッティングは決勝用はいつもうまく決まっているからね。昨日もクルマは悪くなかったけどアタックのタイミングが悪かった。それにしてもコースの状態がものすごく早く変わってしまう。信じられないほどだよ。でも15位からスタートというのはね…。まあだいじょうぶでしょう」


No.26 シェルタイサンアドバンGT3R(フリー走行3位)
26 FUKUYAMA
福山英朗「(3番手のタイムは)あの(渋滞の)なかでクリアがとれるかどうかだけで、どこも似たようなタイムでしょう。レースでも30秒台で連続どこまでいけるかがかぎになるでしょうね。ポルシェは一発(の速さが)ないわりに安定性があるから、後半勝負でしょう。スタートはたぶんボクです。RX-7いいんだろうね。ここ以外はダメかもしれないけど(笑)。レースは安定した天気でいきたいよね」


No.81 ダイシンADVANシルビア(フリー走行2位)
81 SILVIA
青木信行「昨日よりもよくなってます。最終コーナーでオーバー気味だったのがちょっとセットを変えたらよくなりました。ドライのなかでもちょっと雨方向に振ったセッティングを試してみたら、ドライのままでもこっちのほうがよかったという感じです」


No.77 クスコスバルインプレッサ(フリー走行5位)
77 KOBAYASHI
小林且雄「金曜の朝からターボ系のトラブルが出てほとんど走れないのが今日まで尾を引いてる感じ。イマイチの流れだね。予選2回目もターボ系の別のちょっとしたトラブルが出た。今日は雨と踏んで夜のうちにセットしてもらった。(朝は)雨セットで走って5番手だったんで、決勝に向けてこれからまたいろいろやってみます」


No.16 Castrol無限NSX(フリー走行1位)
16 NAKAKO MICHIGAMI
中子 修「昨日まで抱えていたオーバーステアがかなり解消されました。いまの時点では晴れでも雨でもいいかな。朝みたいなタイムなら、No.18にこれだけハンデをもらってるんだから、なんとかしたいですね」


No.18 TAKATA童夢NSX(フリー走行7位)
金石勝智「午前は満タンチェックをしましたけれど、タイム的には悪くても、ただたんにずっとひっかっていただけなんでぜんぜんだいじょうぶ。調子はいたっていいです。このクルマはあまり雨で走っていないので、ドライのほうが無難かな」


No.36 カストロール・トムス・スープラ(フリー走行2位)
土屋武士「昨日からなにも変えてない。うーん、いけそうないけなさそうな…。やっぱり100%ではないですよね。ずっとフィーリング的にしっくりこないところがある。ある程度の妥協点までたどりついたってところでしょうか」


No.19 ウェッズスポーツセリカ(フリー走行1位)
19 CELICA
原 貴彦「満タンにしてもバランスはいいですね。コンスタントにラップを刻めると思う。6番手からのスタートになりますが、とにかく目いっぱいいって、抜けるトコで抜いていきたい。タイヤ(のグリップ)は落っこっていくと思うけどそれはほかのマシンもあるだろうし、クルマにもタイヤにも不安はないです。昨日のポールがなくなった件に関してはもちろんガクッと来ましたが、予選は予選。目標は決勝で1位になることなので気持ちをすぐ切り替えました。過去にも別のレースでそういうことがあったし、しょうがないことだから。とにかく決勝で1番になれるようにがんばります」


No.7 RE雨宮マツモトキヨシRX7(フリー走行4位)
7 RX-7
松本晴彦「昨日タイムアタックが終わったところでロングをやっています。そのときは満タンじゃなかったんですが、今朝は満タン。若干重いんですが、バランスはそこそこまできているので問題ないと思います。暑さも問題ないですね。フリー走行では3〜4番手だったと思うんですが、コンスタントラップはいいと思うので、ノーミスならいいところにいけると思います。もちろんトップをねらいます」


No.86 BP KRAFTトレノ(フリー走行8位)
86 TANAKA
田中 実「チョロッと走ってセット確認しただけだけ。そんなにプッシュはしていないけどバランスはよかった。でも駆動系のどこかが壊れちゃったみたい。監督、レースまでには直ります?(平岡寿道監督『さぁね』) そういう状態。なかで壊れている物によってはもうダメかもしれない。でも、直って雨が降ったら◎(本命)、ドライなら▲(単穴)だよ」


No.8 ARTA NSX(フリー走行15位)
鈴木亜久里「昨日までの予想と違って雨じゃなくなったのでタイヤがどこまで保つか試してたんだけど、終わったね。それで2回スピンした。途中でタイヤ替えてないから」


No.31 スーパーオートバックスアペックスMR-S(フリー走行10位)
31 NITTA
新田守男「出ていってすぐにエンジンが回らなくなって走れなくなっちゃった。3周ほど計測してタイムは30秒7ぐらいでしたが、だいたいセットの確認はできました。でもレースはちょっとキツいかな? 結果的にロングもやってないし、バランスがどうなるかわからない。目標としてはちょっとでもポジションを上げることですね」


No.12 カルソニックスカイライン(フリー走行6位)
12 MOTOYAMA
本山 哲「予選よりも満タンのほうが乗りやすいしバランスもいい。ずっと決勝のことを考えてやってたから。SUGOは周回数が多くてタイヤがきびしいので、うまく保つようにとやってきてたんです。タイム的には重い状態で意外にいいので、全体を見るかぎりはいいほうじゃないかな? 予選が悪かったので最初はきびしいと思いますが、走っていればそのうちチャンスがあると思う。ウチはレインよりドライのほうがいいような感じがしていたので、降らなくてよかった。目標は表彰台。そこまで行きたいですね」



タイヤメーカーに訊く

ブリヂストン
「今回、ドライ用はソフトとハードの2種類用意しました。選んでいるのはNo.100だけハードで、あとは全車ソフトです。ウェット用は3種類。インターミディエイト、ノーマル、深ミゾです」


ヨコハマ
「GT500クラスはドライ用が3種類。サード(No.39)も土屋エンジニアリング(No.25)もソフト系を選んでいます。ただサイズが違いまして、サードはフロントが19インチ、土屋は18インチです。ウェット用はインターミディエイト、レギュラー、深ミゾの3種類です。
GT300クラスはドライ用は1種類のみ。ソフト目のものです。ウェット用はレギュラーとインターミディエイトの2種類です」


ミシュラン
「ドライ用は3種類持ってきています。選んだのはNo.35とNo.37がソフト、No.36がミディアムです。サイズは3車ともフロント19インチです。ウェット用は使える温度帯で低温用、高温用に分け、さらにそのなかで微妙な違いがあるので合計3種類になります」


ダンロップ
「ドライ用に用意したのはGT500もGT300も1種類だけ。ともにソフト系です。ディアブロ(No.88)とマクラーレン(No.21)とで、サイズも同じです。ウェット用はレギュラーとモンスーンという2種類です。インターミディエイトは用意していませんが、レギュラーが比較的インターミディエイトに近いといえます。ウェットに関しても、GT500もGT300も同様です」



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