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Round3 SUGO GT CHAMPIONSHIP |
5.28 sun. - Race
■天候:曇り/路面状況:ドライ/気温:28度/路面温度:37度
■決勝日(28日)入場者数:4万0100人(予選日:1万5200人)
○No.86 BPアペックスKRAFTトレノはデフトラブルのためスタートできず
No.1ロックタイト・ゼクセルGT-R
エリック・コマス「6速に入れたところで急にエンジンパワーがなくなった」
No.911 ダイヤモンドアドバンポルシェ
砂子智彦「ラジエターがなにかの破片を拾って破損してしまったらしい。スペアがないのでリタイアです。今回はまず石原さんの規準タイムクリアが目標だったんだけど、うまくできなかった。決勝はみんなタイヤがタレてきたところでチャージするつもりだったんだけど、残念です。次はいいところをみせたい」
No.910 ナインテンウェディングアドバンポルシェ
和田 久「ぶつかったのはレースだからしかたがない。今回は事前テストもできず、金曜日にもトラブルがあって充分走れなかった。そんなこともあって余郷もペースが上がらなくてセリカ(No.19)につつかれて苦しいレースになってしまった」
☆リタイア(GTインサイドレポート班調べ)
No. |
マシン |
原因 |
周回数 |
1 |
ロックタイト・ゼクセルGT-R |
エンジントラブル |
5Laps |
910 |
ナインテンウェディングアドバンポルシェ |
クラッシュ |
11Laps |
911 |
ダイヤモンドアドバンポルシェ |
ラジエター破損 |
11Laps |
21 |
ZEROマクラーレンGTR |
コースアウト |
14Laps |
3 |
ユニシア・ザナヴィスカイライン |
ラジエター破損 |
28Laps |
7 |
RE雨宮マツモトキヨシRX7 |
エンジン |
48Laps |
No.16 Castrol無限NSX
道上 龍「(自分のパートの)後半、リアタイヤが摩耗してオーバーがきつくなってきて、トムス(No.37)にあおられてたので、へんに抑えてるとペースが上がらないのでピットインしました。ピット作業は、前回は遅かったけど毎回練習してたんで、今回はその成果が出ました。中子さんががんばってくれたのでなんとか2位を守れましたけど、きびしいレースでしたね。64号車を逆転するのはむりでした。向こうのほうがラップが速かったですしね。次、勝ちます」
中子 修「今日まで3点ぐらい不安定な要素があって、そのうち2点までは解決してたんだけど、かんじんなあと1点が直らなかった。コーナーの立ち上がりでちょっと待たないとリアが踏んばれない。その度合いがちょっとキツかった。金曜日にクラッシュして、ちょっと(解決の)時間が足りなかった」
No.35 マツモトキヨシ・トムススープラ
ピエール=アンリ・ラファネル「去年もここからニューマシンになって2位で、今年も今回からニューマシンで3位になった。後半ホンダの16号車に迫ったときはかなりプッシュしたよ。ただ、向こうのマシンのほうがかなり速かった。できるだけプレッシャーを与えてミスを待っていたんだ。あらゆるところでアタックした。でも向こうはストレートがすごく速かったので追い抜くことは不可能だった。3位という結果には満足している。これでシーズンが始まるよ」
山路慎一「クルマの調子がよかったのでしぶといレースをすれば順位は上がっていくと思っていたんですが、3位というのはむりかなと思っていました。最後はラッキーなところもあって、結果的に3位というのは考えていたなかではベストの結果です。自分が乗っているときはブレーキがやや柔らかくはなっていたんですけど、それはトラブルというほどのことではなく、レースではよくあることです。長いレースなのでハードにブレーキを使うよりも、ピエールさんにいいコンディションで使ってもらえるように、なるべくクルマのコンディションを変化させないように走りました。ポジションを上げるチャンスもあったんですけど、クルマのコンディションをキープすることに努めたのが結果的によかったと思います」
No.18 TAKATA童夢NSX
金石勝智「差を詰められたのはラップ遅れにひっかかるタイミングの違いです。タイヤにフラットスポットができて、ブレーキングで不安定になってた。4位じゃあかんでしょう、アタマで交代したんやから。そういう意味ではオレのミス。次の富士は90kgのウェイトが効いてくるかもしれない。でもがんばります」
No.12 カルソニックスカイライン
星野一義「スカイラインは(このコースでは)ぜんたいに苦しいからね。NSXがあれだけ速いときびしいよ。まあ、JGTCはいろんなクルマをレギュレーションでむりやり合わせているわけだから、そのときどきでどこかのクルマが有利になったり不利になったりはしょうがないけどね。次はなにか(速くするための)ネタがほしいね」
No.10 アビリティ・マリオポルシェ
桧井保孝「暑いなんてもんじゃないです。ミッションがむちゃくちゃに暑い。インプレッサ(No.77)に追いつかれましたけど、ほかがこけてくれたのでラッキーです。セリカ(No.19)もタイヤがダレダレだったし、自分のときも最後はズルズルでした。ギリギリがまんして保たせる走りをしました。(2位で)運がよかったですね。この運を次回にもつなげたいです。(チームオーナーの)麻生さんにはほんとうにありがとうといいたいです。次回は自力で表彰台に上がりたいですね」
No.77 クスコスバルインプレッサ
谷川達也「けっこうトラブルが出てて、ブーストが上がらずストレート遅かったし、ギア抜けもしてました。完走できれば表彰台だと思っていましたけれど。前半はコーナーでがんばったんです。路面もオイルが出ていて、1回(オイルに)乗って飛び出しました。ストレートが遅いから抜くのもたいへんでした。まあ、完走しただけですよ。次の富士もきびしいと思うので、マレーシアでがんばろうと思います」
No.71 シグマテック911
城内政樹「スタートで前のほうでグチャグチャしてて、むりやりいけば2、3台抜けたと思うんですが、『今日は完走』と思って抜かなかったんです。ラップタイムもついていくのがいっぱいぐらい。タイヤカスもすごかったし、GT500に抜かれるにもいかにロスなくいくかという感じで手堅くがまんして走りました。(他車が)バトルをやってたんで、冷静に見ていました。もらいものの4位だけど、こういう結果をねらっていました。速さが伴ってないんで、ねちっこくやるだけですね」
No.24 986ボクスター
中野啓吉監督「SUGOについてはこういう方向っていうのが見えたので、次回に向けてエンジンを含めたモディファイを検討したいといったところです。(予選タイムが)1分30秒台まできて、トップまであと1〜2秒っていうところまできましたからね。5位という結果はドライバーもがんばったしラッキーもありました。西澤さんもコースアウトしながらクルマのコントロールが見えてきたんじゃないかなと思います」
No.31 スーパーオートバックスアペックスMR-S
新田守男「8周目くらいからオーバーステアが出て、場所によってはアンダーも出た。(レース距離の)3分の2まで自分が引っぱる予定で苦労して走ってたんだけど、ピットに入る3〜4周前でスピンしてしまった。MR-Sはポテンシャルはあるんだけど、まだぜんぜん引き出せていない。正直いってまだレースになっていない」
No.7 RE雨宮マツモトキヨシRX7
山野哲也「ボクに代わってからオイルプレッシャーのランプがついていたし、(最初から)症状は出ていたね。たまにエンジンの吹けが悪かったりしたし。(最後に)ピットに入る前はエンジンのふけ方が調子悪いとかいうレベルじゃなかった。どこか壊れている雰囲気だったんで『エンジンが吹けません』っていったら入ってこいっていわれて…。ピットにもオイルの跡が残っていて、チームも(もうむりだと)判断したみたい。セリカ(No.19)を抜き返したし、自信になった。トップも1周ぐらいは走れたんでしょう? 次がんばるよ」
No.37 カストロール・トムス・スープラ
鈴木利男「このクルマは最初右コーナーがアンダーで、フロント右タイヤの摩耗が早いんです。それをずっとかばって走ってました。右コーナーのなかでアンダーが出るのでがんばっても(NSXと)同じタイミングでしか踏めない。こっちはターボラグがあるけど向こうはNAだから、どうしても立ち上がりで離されちゃうんだよ」
No.36 カストロール・トムス・スープラ
土屋武士「(10周目にNo.21とNo.16に抜かれたのは)遅いクルマにひっかかって、ブレーキングで前にいかれちゃった。(No.37のときは)砂かオイルかで滑って、チームメイトなんで前にいってもらったんです。まあ今回はボクのミスですね」
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