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第3戦のマレーシア大会が延期となり、第2戦から次戦の第4戦富士とのインターバルが約3ヵ月にも及ぶことになった2026シーズンのAUTOBACS SUPER GT。“レースが待ちきれない”というファンの思いに応え、7月12日(日)東京都墨田区のJR両国駅3番ホーム及び両国駅広小路(イベント広場)で新たなファン参加型イベント「SUPER GT CONNECT FES 2026」が開催された。

両国駅の3番ホームに展示された2025年チャンピオンマシン、No.1 au TOM’S GR SupraとNo.65 LEON PYRAMID AMG。
サーキット以外の場所でSUPER GTとファンが交流するイベントはこれまでもシーズンオフやインターバル間に行われてきたが、今回はメイン会場が都内の駅にあるホームという超レアなシチュエーションだ。ホームには「No.1 au TOM’S GR Supra」「No.65 LEON PYRAMID AMG」の2025年のGT500&GT300クラス・チャンピオンマシンが展示され、参加したファンは隣のホームを走る電車との貴重な写真撮影を楽しんだ。

間近で見られる両クラスのチャンピオンマシン2台は、人垣ができるほど人気だった。

3番ホームに向かう駅通路には、2026参戦チーム&ドライバーの写真が大相撲さながらの大額縁で展示。

この日のメインコンテンツは、3番ホームの特設ステージ「CONNECT PIT」とリモート参加のチームとドライバー、そしてサーキット会場が連携したTikTok LIVE。午前11時から午後7時までの8時間に及ぶライブの進行は、ピエール北川とサッシャというSUPER GTではお馴染みのアナウンサーが交互につとめた。また脇阪寿一監督(No.39 DENSO KOBELCO SARD GR Supra)、立川祐路監督と小林利徠斗選手(共にNo.38 KeePer CERUMO GR Supra)、大草りき選手とイゴール・オオムラ・フラガ選手(共にNo.64 Modulo HRC PRELUDE-GT)、高星明誠選手(No.23 MOTUL Niterra Z)、菅波冬悟選手(No.65 LEON PYRAMID AMG)、冨林勇佑選手(No.9 PACIFIC ウマ娘 NAC BMW)も参加し、ステージを盛り上げた。

お昼までのステージに集まった大草選手とフラガ選手、脇阪監督、立川監督、小林利徠斗選手。MCはピエール北川さん。

午後からのステージには、菅波選手、冨林選手、高星選手、片岡選手が参加。MCはサッシャさん。
各地のチームやドライバーたちとCONNECT PITを繋ぐTikTok LIVEは単に映像をつなぐだけでなく、ファンもチャットでステージ出演者や各チーム&ドライバーとやり取りできる。各チームは普段は非公開のガレージ内部の公開や、チーム地元の観光スポットから地域それぞれの魅力を紹介するなどした。中にはファンミーティング会場や自宅から中継するなど、練った企画で参加するチームもあった。
GT500クラスのチームでは、No.23 NISMOがチームファクトリーを紹介。ステージ上の高星選手とともに、エンジンのクーリングファンなどレース専用アイテムを紹介。高星選手はシーズンの戦況についても触れ「トヨタに2連勝を許し、このままではダメだと思っている。第2戦で3位になった富士に再び、そう重くないウェイトで挑めるので期待したい」とコメント。

NISMOはファクトリーから中継し、今季の23号車や昨年の3号車、ピットのアイテムなどを紹介。
3連覇に向け開幕から2連勝と絶好のシーズンスタートを切っているNo.36 au TOM’S GR Supra、そしてNo.37 Deloitte TOM’S GR Supraを擁するTEAM TOM’Sは、No.36の山下健太選手&伊藤大輔監督、そしてNo.37の笹原右京選手がレース参戦中の富士スピードウェイから中継。「今年のレースは2つとも勝っているので調子は良いが、第2戦から間が長かったので今一度気を引き締めて臨む」と、同じく第4戦に向けた意気込みを語った。

両国駅会場で応援するファンを紹介されると山下選手がスマートフォンの画面を覗き込む。
またNo.100 STANLEY TEAM KUNIMITSUは、HondaとMobil 1のイベントが開催されているHonda Cars 埼玉 春日部東店の会場から繋ぎ、山本尚貴選手が「第4戦の富士ではたくさんの人に、ぜひ100号車を応援してほしい」と呼びかけた。

埼玉のHonda販売店でのイベント会場から繋げたTEAM KUNIMITSU。山本尚貴選手や小島一浩監督が応える。
GT300クラスではNo.4 GOODSMILE RACING & TeamUKYOはGOODSMILE本社のガレージに保管されている歴代マシンとともに参戦の歴史についてトーク。さらに片岡選手は、その後両国のステージにも駆けつけてくれた。

No.4 GOODSMILE RACING & TeamUKYOはガレージに保管してある歴代の初音ミク号(888号車、4号車、0号車)を紹介した。
No.24/No.56 KONDO RACINGはチームのファクトリーから名取鉄平選手と木村偉織選手が参加。56号車のメンテナンスを行っている日産自動車大学校の生徒がレストアして復活させたというニッサンの初代マーチを紹介。このクルマは近藤真彦監督の所有で、自身がアイドル時代に“マッチのマーチ”というキャッチコピーでCM出演したことで知られる1台だ。

秘蔵の“マッチのマーチ”は元々オートマチック車だったものをマニュアルに変更し、その他は忠実にレストアしたが、リアの車名版は「MATCH」とコソッと自己主張している。
ステージ上ではこの他、モータースポーツ好きお笑いコンビの弾丸ベアマンも参加し、ステージに参加した監督とドライバーがSUPER GTの魅力を語り、配信を見ているファンからの“ギフト”の数を競う「ドライバー配信運動会」や「Rd.4 FSW戦盛上げトーク」「後半戦のPR」などが展開した。配信運動会は2回目の際、TikTokの“ギフト”機能が使えず、勝敗はつかなかったが、ファンとドライバー/監督がやり取りしていろいろな質問に答えていた。

ステージからTikTok LIVEで繋がったチームとやり取りする弾丸ベアマンとピエール北川さん。
また駅に隣接する両国駅広小路ではSUPER GTのレースを支えるセーフティカーやFRO(SUPER GT専用レスキューカー)が展示され、サーキットグルメのキッチンカーも設置。ステージやTikTok LIVE以外にも、多くの人がSUPER GTに触れることになった。



イベントのフィナーレは第4戦富士(8/1、2開催)にゲスト来場する、圧倒的な存在感とパフォーマンスで注目を集める7人組のバンド、デラックス×デラックスのステージが行われ、両国駅3番ホームの会場を大いに盛り上げた。
