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2月23日、東京・江東区のシティサーキット東京ベイとトヨタアリーナ東京を舞台に「TGDA ファンフェスタ 2026」が開催され、間もなく公式テストが、そして4月11ー12日に開幕する2026 AUTOBACS SUPER GTの岡山大会を前にTOYOTA GAZOO Racingに所属するGT500ドライバーたちが多くのファンと交流した。この時期の屋外イベントで心配なのが“寒さ”だが、この日の気温は4月並みまで上昇し、熱気がある1日となった。
シティサーキット東京ベイ内に設置されたステージで、まずはオープニングセレモニーが実施された。SUPER GTのサーキット実況を担当するピエール北川さんとTOYOTAのインベントではお馴染みモータージャーナリストの今井優杏さんの進行により、TGRチームに所属するGT500クラスのドライバー、監督、チーム代表、レースアンバサダーが紹介された。
その後、ドライバーを代表して大嶋和也選手が「サーキットではドライバーたちは機嫌が悪いときもあるし(笑)、改めてしっかりとファンサービスしようと立ち上げたイベントです。会う機会が少ないオフの時期に開催できて良かったと思う。好天の下で今日はファンのみんなと、1日楽しみましょう!」と挨拶した。


オープニングセレモニー後、ステージには14号車の武田敏明監督、19号車の坂東正敬監督、今年は1号車改め36号車の伊藤大輔監督、37号車のミハエル・クルム監督、38号車の立川祐路監督の監督5人と39号車の近藤尚史代表が登壇して、トークショーが行われた。
話の内容は開幕まで1ヵ月半という時期なので、開幕戦に向けた意気込みなどが中心かと思いきや、TGR陣営で唯一のルーキードライバーである小林利徠斗選手のネタで大いに盛り上がることに。「質問しても返事は5分後」「いつも悲しそう」「宇宙から来た人」など、小林の不思議キャラを面白がっていたが、立川監督は「育てるというつもりはまったくなく、勝つために選んだドライバー」だと、期待を明らかにした。
最後は「昨年獲れなかったタイトルを目指し、開幕戦に挑みたい」(武田)、「今季がマルチメイクタイヤ最終シーズンなので、唯一のヨコハマユーザーとして活躍したい」(坂東)、「昨年3連覇を果たしたが、初心に戻ってしっかりと、ひとつひとつのレースに勝っていきたい」(伊藤)、「36号車に追いつけるよう、今年は頑張りたい」(クルム)、「話題性だけでなく結果も出して、今年は36号車に勝ちたい」(立川)、「去年とほぼ同じ体制で挑む今季は、チャンピオンを狙いたい」(近藤)と、それぞれ意気込みを語った。


この日、1回目のドライバートークショーは大嶋選手、国本雄資選手、坪井翔選手、山下健太選手、関口雄飛選手、そしてGT300クラスの石浦宏明選手の6選手が出演。トークテーマは「今シーズン“挑戦”してみたいこと」だ。
これに大嶋選手は「ペット関係の資格を取ること」、国本選手は「3月にフルマラソンに挑戦する」、山下選手は「1年間健康に過ごす」、坪井選手は「特にない。投資とかしてみようかな?」と言うと、関口選手は「今やっているカートチームでアジアシリーズに出場することと、大型免許を取ること」、石浦選手は「コレステロール値を改善すること」と答え、それぞれ個性に富んだ回答を披露した。その後クイズ対決に続き、テーブルクロス引きチャレンジに関口選手と国本選手がチャレンジし、関口選手が見事成功した。



2回目となるドライバートークショーには、福住仁嶺選手、阪口晴南選手、笹原右京選手、大湯都史樹選手、小林利徠斗選手、サッシャ・フェネストラズ選手の6選手が登壇。今回のトークテーマは「ファンがドライバーとやってみたい、またドライバーがファンとやってみたい企画“GTドライバー未来会議”」だ。
まずはファンがこの日投稿したリクエストが紹介され、5歳の子どもからの「一緒に塗り絵をやりたい」に対し「子どもとの距離が縮まりそうで、ぜひやってみたい」(笹原)、「ドライバー一絵心がない坪井君も一緒に」(阪口)など盛り上がった。続いて大湯選手がセパンでのテストの合間に小林選手が今年使用する新ヘルメットペイントのデザインを色鉛筆で描いていたことを暴露し、披露される開幕戦が楽しみと言う。その他「東北でもフェスタやってほしい」「綱引きがやりたい」などのリクエストにも、ドライバー達は前向きに答えた。
またドライバーからのリクエストとして阪口選手が「(人気番組の)“逃走中”をやりたい」、笹原選手の「GT500のマシンに助手席をつけファンの皆さんに同乗してもらって、市街地を走ってみたい」には、来場のファンも大賛成のリアクションだった。



カートコースでは4~6歳のキッズに対しTGRドライバーが指導するカート教室が4回実施された。午後はGT500クラスのTGRチームドライバーが担当し、アクセル、ブレーキの使い方とスラローム走行という基礎的なメニューを教えた。
将来トップドライバーになる可能性を持つ子どもたちに対し「しっかりと前を見て走って」と、大きな声で真剣に指導を行なった。トップドライバーのマンツーマン指導というのは、かなり貴重な体験。子どもたちだけでなく、その親たちも大喜びの様子だった。


トヨタアリーナ東京のスポーツパークでは、三輪車レース対決と玉入れ対戦にTGRドライバーが参加。玉入れ対戦では各2人のドライバーが子どもたちとチームを組み対戦、三輪車レース対決では子どもたちとガチンコ勝負を繰り広げた。三輪車レースはサッシャ・フェネストラズ選手が空気を読まずに圧勝し「今年最初のレースに勝てて良かった」と上機嫌だった。

この日最も盛り上がりを見せたのはやはり、TGRドライバー同士のカート勝負だった。SUPER GTのレースと同じように2人のドライバーが途中交代して6周するというもの。だが、ひとつ違うのがドライバー交代でピットインする際、それぞれのチームのキッズサポーターと後半スティント担当のドライバーによる三輪車対決を挟まなければならないこと。
コース上では本番さながらの迫力のあるバトルが繰り広げられたが、結果的に勝負の明暗を分けたのはそのドライバー交代で、三輪車が速いことがこの日発覚したフェネストラズ選手と国本選手のコンビが優勝。国本選手の優勝コメントは「三輪車でのサッシャの速さが勝因」で、フェネストラズ選手も「サポーターキッズもとても速かったし、良いチームだった」と満面の笑みだった。


SUPER GTファンにすっかり浸透している、大湯選手のもうひとつの顔「DJ OYU」。この日もトヨタアリーナ東京のスポーツパークとシティサーキット東京ベイ内のステージで、2度のDJライブを開催した。「準備するのに、昨日はオール(徹夜)した」そうで、その甲斐あってファンも、そして立川監督もノリノリで大満足のライブとなった。

