SUPER GT 2026 SERIES

JAPANESE FIA-F4 CHAMPIONSHIP

News

【公式テスト富士・2日目】テスト最終日は#16 ARTA MUGEN HRC PRELUDE-GTがトップタイム!GT300は新エンジン搭載のSUBARU BRZ R&D SPORTがトップ

 

 

公式テスト・富士スピードウェイ 3月16日(月)

2026 AUTOBACS SUPER GTの公式テスト富士の2日目は、前日以上に厳しい寒さの中での走行となった。午前と午後の2回のセッションで計6度の赤旗中断があったが、その中でNo.16 #16 ARTA MUGEN HRC PRELUDE-GTが総合トップタイムをマーク。GT300クラスは今シーズン新エンジンにスイッチしたSUBARU BRZ R&D SPORT(井口卓人/山内英輝)が最速タイムをマークした。

 

◎走行1回目(Session3:2日目午前) 9:30〜12:05(10:00〜10:15にSC訓練、5分延長)
天候:曇り/路面:ウエット〜ドライ
気温:7℃〜10℃/路面温度:9℃〜13℃

◎走行2回目(Session4:2日目午後) 14:00〜16:00
天候:曇り/路面:ドライ
気温:10℃〜10℃/路面温度:17℃〜13℃

 

■またもau TOM’S GR Supraがトップタイム!しかしKeePer CERUMO GR Supraが僅差で2番手につける

 

 夜半に降った雨がコース上に残り、3月16日(月)の午前のセッションはウェットコンディションでスタートした。ただ水しぶきが上がるほどではなく、徐々に路面は乾いていく。1時間もしないうちに完全ドライへと回復した。
 序盤はコンディション待ちの様子でピットにとどまっている車両も多かったが、この頃にはほとんどのチームがコースイン。開始から45分が経過したあたりでNo.36 au TOM’S GR Supraがピットを離れ、これでGT500クラスは全車が走行を開始した。
 まず1分29秒台でタイムモニターの上位につけたのはNo.12 TRS IMPUL with SDG Z(平峰一貴/ベルトラン・バゲット)とNo.24 リアライズコーポレーション Z(名取鉄平/三宅淳詞)のNissan Z NISMO勢。ここからNo.14 ENEOS X PRIME GR Supra(福住仁嶺/大嶋和也)が1分28秒台に入れてトップに。これをNo.23 MOTUL Niterra Z(千代勝正/高星明誠)が更に上回るなど、目まぐるしくタイムを更新していく。
 開始から1時間30分が過ぎたあたりでは、相変わらず雲がたれ込めてはいるものの上空はやや明るさを取り戻し、気温もようやく10度まで上昇。このタイミングでタイムを大きく更新してきたのが36号車で、坪井が1分28秒291をマークしトップタイムをマーク。
 各車のタイム更新が落ち着いた終盤、勢いを見せたのがNo.64 Modulo HRC PRELUDE-GT(大草りき/イゴール・オオムラ・フラガ)だ。序盤に数周を走行した後はコンディション待ちで長くピットにとどまっていたが、終盤に入り大草のドライブでコースインすると、順調にタイムを削っていき、残り20分のところで1分28秒408を記録して4番手に浮上。その直後、アドバンコーナーでGT300クラスのNo.5 マッハ車検 エアバスター MC86 マッハ号(塩津佑介/荒尾創大)がクラッシュ。マシン後部を破損しており、これでセッションはストップ。セッション開始直後に1度目、約1時間が経過したあたりで2度目と赤旗中断が続いており、このセッションは最終的に5分延長されることとなった。
 さらに残り10分を切るところで今度はNo.16 #16 ARTA MUGEN HRC PRELUDE-GT(野尻智紀/佐藤蓮)がコース上でストップし、4度目の赤旗中断。幸いすぐに車両が動き出したため、残り時間は数分ながらセッションは再開。ただしこの短い時間で大きくタイム更新する車両は現れず、No.36 au TOM’S GR Supraがトップタイムとなった。2、3番手は38号車、23号車、そして4番手に64号車PRELUDE-GTが並んだ。

 

 

■最終セッションはHRC PRELUDE-GTが好調!#16 ARTA MUGEN HRC PRELUDE-GTのトップタイムでテストを締める

 

 セッション4は午後2時にスタート。まずはNo.100 STANLEY HRC PRELUDE-GT(山本尚貴/牧野任祐)の山本が午前中のトップタイムに迫る1分28秒498でトップに立つ。その後No38 KeePer CERUMO GR Supra(大湯都史樹/小林利徠斗)の大湯が1分28秒477で上回り、さらにNo.36 au TOM’S GR Supraの坪井が1分28秒295でトップに立つ。しばらくはこのトップ3に変動はなく、各車は予定していたメニューを順調にこなしていく。

 開始から約30分のところでNo.4 グッドスマイル 初音ミク AMG(谷口信輝/片岡龍也)がコースサイドで車両をストップさせ、このセッションで最初の赤旗中断となる。走行が再開すると、36号車の坪井が1分28秒110までトップタイムを削る。岡山、富士の2つのテストを通して好調さを見せる36号車。だがテスト最後のこのセッションでは、ここにHonda HRC PRELUDE-GT勢が迫っていく。
 まずはNo.16 #16 ARTA MUGEN HRC PRELUDE-GTの佐藤が1分28秒156をマークして2番手に浮上すると、さらにタイムを縮め、トップに近づいて行く。この頃にはわずかに降雨が確認されてウエット宣言が出されていたが、16号車に続いて今度はNo.64 Modulo HRC PRELUDE-GTのフラガが1分28秒446をマークして3番手に浮上。最終的に38号車の小林に破られ順位を下げたものの、午前中でも好タイムをマークしている64号車はPRELUDE-GT勢でも好調な1台と言えそうだ。
 セッション終盤は、16号車がさらに速さを見せる。佐藤は1番乗りで1分27秒台にタイムを入れ、36号車のトップタイムを上回る。その後、16号車を引き継いだ野尻もセクターベストを記録してタイム更新を目指すも、GR GTコーナーでGT300車両に引っかかりベストタイムマークはならず。No.16 ARTA MUGEN HRC PRELUDE-GTのタイムがセッションベスト、さらに2日目の総合トップタイムとなった。総合の2、3番手は36号車と38号車のGR Supraが並び、4番手にNissan Z NISMOの23号車となった。

 

 

 

 

■UPGARAGE AMG GT3が午前中のベストタイムに。午後はSUBARU BRZ R&D SPORTが唯一の1分35秒台を記録する

 

 GT300クラスは、午前中のセッションでNo.18 UPGARAGE AMG GT3(小林崇志/新原光太郎)の小林が1分36秒509をマークしてトップタイム。今シーズンはメンテナンスガレージが変わり、またチームメイトもルーキーの新原に変わった小林。「今年はBoP(性能調整)も変わっていますし、セットアップ含めいろいろと手探りの状態からスタートしています。そういった中でしっかりと建設的に突き詰めていけていますし、今日の走行に向けたセットアップもいい方向にいったのかなと思いますね。ただ状況的には周りもマックスで走っているか分からないので、トップタイムはあまり参考にならないかもしれませんが」と慎重な様子を見せた。「これが開幕前の最後のテスト。あまり時間のない中、なんとかギリギリデータは獲れてきているかなというところなので、後はこれを精査してレベルアップしたいですね。今の状態ではまだ勝てる感じはしないので、ドライバーも含めてもうちょっと頑張って、優勝争いできるようにしたいですね」とシーズンに向けた抱負を語った。

 

 

 午後のセッションは開始早々にNo.61 SUBARU BRZ R&D SPORT(井口卓人/山内英輝/奥本隼士)の山内がマークした1分35秒806がセッションベストとなる。終盤、No.666 seven x seven PORSCHE GT3R EVO(スヴェン・ミューラー/藤波清斗/渡会太一)がTGRコーナーの立ち上がりでストップ。このセッションで2度目の赤旗が提示され、再開後にNo.2 HYPER WATER INGING GR86 GT(堤優威/卜部和久)の卜部が1分36秒157で2番手に浮上するが、山内のタイムには届かず。2日間合わせての総合トップタイムは61号車となった。

 

 

 

 

GT500クラス・2日目総合トップタイム

佐藤 蓮(No.16 #16 ARTA MUGEN HRC PRELUDE-GT)

 午後のセッションでは、午前中に消化しきれなかったタイヤテストをこなしていった中で、いいタイミングで出たタイムがトップタイムになりましたね。他車はロングランだとか、他にいろいろとメニューをやっていたと思うので、一概には良かったとは言えないかもしれませんけど。今週の流れを見ているとクルマとしてのポテンシャルは高そうだなと思います。PRELUDE-GTのパフォーマンスを引き出すという面でも少しずつ進んでいっていると感じますし、最後は野尻選手が、他の車両に引っかかってしまってタイムは出せなかったんですが、2人が揃って同じようなパフォーマンスを出せていたのでまとまってきたかなという感じです。まだ開幕に向けてできることも多いと思うので、しっかり準備していきたいですね。

 

GT300クラス・2日目総合トップタイム

山内 英輝(No.61 SUBARU BRZ R&D SPORT)

 この2日間はトラブルで走れない時間も多く、ちょっと重い雰囲気になっていたので、タイムを出せて兆しが見えたことはとても良かったなと思います。ただ、タイムを出した時は柔らかめのタイヤを履いていたので、(トップタイムが)出たこと自体は嬉しいのですが、そこからの持続性という部分が気になっているというのが正直なところです。とはいえ、これほど気温も路面温度も低い状態で走ることはシーズンではないと思うので、大丈夫だと思いたいですね。今年はエンジンが新しくなりましたが、トルクがあるので混走で低速になったところ、(エンジン)回転が落ちたところからの上りがいいので、そこでのタイムロスが少ないかなと思います。良いところと悪いところをしっかりと理解しながら、最終的にタイムが出るところまで持ってこれたのは良かったです。

 

→ 【公式テスト富士】走行1回目結果
→ 【公式テスト富士】走行2回目/1日目総合結果
→ 【公式テスト富士】走行3回目結果
→ 【公式テスト富士】走行4回目/2日目総合結果

AUTOBACS
  • TOYOTA GAZOO Racing
  • Honda RACING
  • NISSAN
  • SUBARU
  • BOSCH
  • J SPORTS
  • PONOS
  • GRAN TURISMO
  • TORAY
  • sevenxseven
To Top