SUPER GT 2026 SERIES

JAPANESE FIA-F4 CHAMPIONSHIP

News

【公式テスト岡山・1日目】昨年の王者au TOM’S GR Supraがトップタイム!GT300はSyntium LMcorsa LC500 GTがトップ

 

 

公式テスト・岡山国際サーキット 3月6日(金)

 2026 AUTOBACS SUPER GTの公式テストが、3月6日に始まった。開幕戦の舞台でもある岡山国際サーキットに、GT500車両14台とGT300車両28台が集結。午前と午後で計4時間の走行を行い、GT500クラスはau TOM’S GR Supra(坪井翔/山下健太)が、GT300クラスはSyntium LMcorsa LC500 GT(吉本大樹/河野駿佑)がこの日のトップタイムを記録した。

 

◎走行1回目(Session1:1日目午前) 9:30~11:30
天候:曇り/路面:ドライ
気温:9℃~12℃/路面温度:12℃~17℃

◎走行2回目(Session2:1日目午後) 14:00~16:11(赤旗中断により11分追加、最後は各10分のクラス専有走行)
天候:曇り/路面:ドライ
気温:11℃~10℃/路面温度:15℃~13℃

 

■曇天の午前走行はau TOM’S GR SupraとKeePer CERUMO GR SupraとGR Supra勢がワン・ツーに

 

 公式テスト岡山の初日朝は気温が10℃に届かず、まだまだ春は遠いと思わせる寒さ。時折雲が薄くなり日差しを感じられることもあったが、この日は終日冷たい空気の中で走行が行われた。このテストにはGT500クラスが14台、GT300クラスが29台エントリーしていた。だが、GT300のNo.11 GAINER TANAX Z(富田竜一郎/大木一輝)は今季の新車完成が間に合わず、欠場となった。また、例年土曜日と日曜日の2日間で行われる公式テストだが、今回はスケジュールの都合で金曜日と土曜日の2日間開催となり、この日は観客を入れない形でのテストとなった。

 午前9時30分にセッション1(初日午前)が始まると、各車が一斉にコースイン。開始から18分が経過したところで、No.5 マッハ車検 エアバスター MC86 マッハ号(塩津佑介/-/荒尾創大)の塩津がバックストレートでストップし赤旗中断となるが、それ以外では各車大きなアクシデントに見舞われることなく周回を重ねた。
 序盤から速さを見せたのは昨季の王者No.36 au TOM’S GR Supraと、No.38 KeePer CERUMO GR Supra(大湯都史樹/小林利徠斗)のTOYOTA GR Supra勢。ここに、今季ブリヂストンタイヤへスイッチしたNo.24 リアライズコーポレーション Z(名取鉄平/三宅淳詞)とNo.100 STANLEY HRC PRELUDE -GT(山本尚貴/牧野任祐)が続いた。
 中盤にはNissan Z勢のNo.12 TRS IMPUL with SDG Z(平峰一貴/ベルトラン・バゲット)、No.23 MOTUL Niterra Z(千代勝正/高星明誠)もタイムを削って上位に顔を出すが、トップ2は最後まで変わらず。36号車GR Supraの坪井が公式セッション最初のトップタイムを飾った。3番手には12号車が入り、No.17 Astemo HRC PRELUDE -GT(塚越広大/野村勇斗)がセッション終盤にルーキー野村のアタックで5番手タイムをマークし、Honda HRC PRELUDE -GT勢のトップにつけた。
 セッション1が終了すると、コース上では15分間のFCYテストが行われ、午前のメニューを終了した。

 

 

 

■au TOM’S GR Supraが午後もトップタイム。今度は山下がタイムをマーク

 2時間のインターバルを挟み、午後2時からセッション2が開始。午前に比べて雲が厚くなり、凍えるような寒さとなった。セッション終盤には雨が落ちてくる天気予報もあったが、幸いにも最後まで持ちこたえて終始ドライコンディションで走行が行われた。このセッションでもNo.36 au TOM’S GR Supraが好タイムを出していたが、中盤までトップにつけていたのはNo.39 DENSO KOBELCO SARD GR Supra(関口雄飛/サッシャ・フェネストラズ)。GR Supra勢の2台に、No.100 STANLEY HRC PRELUDE -GTとNo.16 #16 ARTA MUGEN HRC PRELUDE -GT(野尻智紀/佐藤蓮)が続いた。
 このセッションでは終盤に各クラス10分ずつの専有走行時間が設けられていたが、開始間際のところでNo.52 Green Brave GR Supra GT(吉田広樹/野中誠太)が最終コーナー外側のグラベルに飛び出してしまいストップ。この日2度目の赤旗中断となった。タイヤが半分ほどまで砂に埋まってしまい、52号車の回収作業にやや時間がかかったが、午後3時51分にセッションは再開する。
 全体のスケジュールとしては10分ほど延長された。終盤の降雨の心配もあったが、幸いにも降り出してきたのはすべてのセッションが終了したあとで、最後までドライコンディションでの走行となった。

 GT500クラスの専有走行では、39号車のフェネストラズ、No.37 Deloitte TOM’S GR Supra(笹原右京/ジュリアーノ・アレジ)の笹原、38号車の小林らがチームベストを更新していくなか、36号車の山下が一気にタイムを縮め、1分17秒493をマークしトップに。午前中の坪井のタイムには届かなかったものの、36号車が2セッションともにトップタイムでテスト1日目を終えた。

 

 

 

 

■GT300専有走行でルーキードライバーが躍動も、午前のタイムでSyntium LMcorsa LC500 GTがトップとなる

 

 GT300クラスは、No.60 Syntium LMcorsa LC500 GTが午前中に出した1分24秒919が1日目の総合トップタイム。セッション1のほとんどでステアリングを握った吉本がマークした。午後のセッションでは途中までトラブルシューティングのためピットにこもっていたが、後半には無事にコースインを果たし、30周(15位)を走行した。
 午後は、No.9 PACIFIC ウマ娘 NAC BMW(冨林勇佑/藤原優汰/阪口良平)の冨林がトップタイム。専有走行ではルーキードライバーの走行が多く、No.88 VENTENY Lamborghini GT3(小暮卓史/ダニール・クビアト)のクビアト、No.32 ENEOS X PRIME AMG GT3(石浦宏明/鈴木斗輝哉)の鈴木、No.18 UPGARAGE AMG GT3(小林崇志/新原光太郎)の新原らがチームベストを更新。中でも32号車AMG GT3はクラス3番手タイムをマークする走りを見せたが、9号車M4 GT3の冨林のタイムには届かなかった。

 なお、午前ではNo.4 グッドスマイル 初音ミク AMG(谷口信輝/片岡龍也)が電気系トラブルに見舞われ出走できなかったが、午後は無事に走行を行なった。2月末から新シャシーに交換してのシェイクダウン状態とのことでトラブルが多く見つかり、ピットで作業する時間も長かった。また、午前中は50周近くを走破し順調にテストを進めていたNo25 HOPPY Schatz GR Supra GT(松井孝允/洞地遼大)も駆動系トラブルに見舞われたため、その後の走行を見合わせた。ドライバーの松井によれば、「明日もドライコンディションで走れそうなので、今日は焦って作業をするのではなく、大事を取ってじっくりと直してもらいます」と、それほど大きなトラブルではなかった様子。「今季はエアロも変更して、去年と比べてベースラインが高いところでスタートできていると感じています。ただトップを獲れるかというとまだまだ追いかけている段階です。午前中にいろいろとセットアップを試せたので、明日もしっかり走りたいですね」と話した。

 

 

 

 

 

GT500クラス・1日目総合トップタイム

坪井 翔(No.36 au TOM’S GR Supra)

 岡山では2月にもテストをしていますが、その時はGT500だけのテストでしたから、やっぱりGT300も一緒に走るとコンディションも変わるし、雰囲気は違うなと感じました。トップタイムを出したのは混走時間なので、タイヤがピークに来ているタイミングでクリアラップが取れたというような、ベストなタイミングではなかったです。そういう中でのタイムなので、まだまだ伸びしろがあると思うし、そういう意味では良かったですね。午後の結果も、山下選手の最後のタイムは2番手との差は大きかったですから、そういう(優位な)部分も良かったです。もちろん本番(開幕戦)になって蓋を開けてみないと分からないところはありますが、少なくともGR Supra勢の中では好調かなという手ごたえは感じています。

 

GT300クラス・1日目総合トップタイム

吉本 大樹(No.60 Syntium LMcorsa LC500 GT)

 公式テスト岡山の前にあったGTEテスト(※)で河野選手がたくさん走ってくれて、いろいろな確認ができていました。僕自身は最終戦(もてぎ)以来、4カ月ぶりのドライブでしたが、河野選手がテストで進めてきてくれたことがうまく機能して、クルマも良くなっていたし気持ちよく走ることができましたね。セッション1の途中からミッショントラブルが出ていたのですが、チームのみんながスムーズに作業をしてくれたので、午後は残りの1時間を走ることができました。僕たちは、昨年の岡山(公式テスト)はほぼ新車の状態で満足のいくセットアップにはなっていませんでした。1シーズン戦ってきてクルマもいろいろと変わってきたのか、今までにない手ごたえを感じましたね。昨シーズンは1勝できたけど、それ以外の成績は全くだった。今年はどのレースでも好成績を収めていきたいです。
※2月18日に富士スピードウェイで行われたGTエントラント協会(GTE)による合同テスト。

 

→ 【公式テスト岡山】GT500走行1回目結果
→ 【公式テスト岡山】GT300走行1回目結果
→ 【公式テスト岡山】GT500走行2回目/1日目総合結果
→ 【公式テスト岡山】GT300走行2回目/1日目総合結果
→ 【公式テスト岡山】エントリーリスト

AUTOBACS
  • TOYOTA GAZOO Racing
  • Honda RACING
  • NISSAN
  • SUBARU
  • BOSCH
  • J SPORTS
  • PONOS
  • GRAN TURISMO
  • TORAY
  • sevenxseven
To Top