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3月7日、2026 AUTOBACS SUPER GT・公式テスト岡山の2日目(最終日)の走行が行われた。1日目と異なり、この日は一般公開での開催で、1ヵ月後に迫った開幕戦岡山(4/11、12)に期待を寄せる多くのGTファンが岡山国際サーキットに詰めかけた。インターバルにはピットビューイングが行われ、新シーズンを戦う車両を間近で見たいファンでピットロードが埋め尽くされた。
◎走行1回目(Session3:2日目午前) 9:00~11:20(11:20~11:35までSC訓練)
天候:晴れ/路面:ウェット~ドライ
気温:8℃~11℃/路面温度:10℃~21℃
◎走行2回目(Session4:2日目午後) 14:00~16:05(13:45からスタート練習、5分追加)
天候:曇り時々雨、時々晴れ/路面:ドライ
気温:12℃~9℃/路面温度:21℃~13℃
■午前の前半は前夜の雨でウェット路面もau TOM’S GR Supraがトップ!僅差でSTANLEY HRC PRELUDE-GTが続く

公式テスト岡山の2日目の朝は気温が10℃に届かないところから、セッション3がスタート。路面には前夜の雨が残り、ウェット宣言も出された。しかし水しぶきが上がるほどではなく、走行が進むと徐々に乾いていった。セッション開始当初はコース状況を考慮してか20台程度がコースインし周回していたが、この中でGT500クラスルーキーの小林がドライブしていたNo.38 KeePer CERUMO GR Supra(大湯都史樹/小林利徠斗)がバックストレッチでクラッシュ。この日最初の赤旗中断となった。
10分ほどで車両回収が終わり、走行が再開すると、1時間が経過する頃にはほとんどの車両が走行。路面は完全に乾き、各車がタイムを更新していく。すると今度はNo.18 UPGARAGE AMG GT3(小林崇志/新原光太郎)がヘアピンで飛び出してストップしたため、2度目の赤旗となった。タイヤがグラベル(砂地)に深く埋まってしまったため、回収には時間が掛かり、再開は約30分後となった。このため走行時間は20分延長されることに。
この間、GT500クラスのトップタイムは序盤にNo.36 au TOM’S GR Supra(坪井翔/山下健太)の坪井が記録した1分18秒009から変わらず。ここにNo.37 Deloitte TOM’S GR Supra(笹原右京/ジュリアーノ・アレジ)が続いていた。
残り時間が約15分となったところでNo.100 STANLEY HRC PRELUDE-GT(山本尚貴/牧野任祐)の牧野が1分18秒049をマーク。37号車GR Supraを上回って2番手に浮上した。以降は大きなタイム更新はなく、36号車が1日目から続いて3セッション連続でトップタイムを獲得。100号車、37号車、そしてNo.12 TRS IMPUL with SDG Z(平峰一貴/ベルトラン・バゲット)、No.16 #16 ARTA MUGEN HRC PRELUDE-GT(野尻智紀/佐藤蓮)というトップ5となった。
■曇天、みぞれ、日差しと空模様が目まぐるしく変わった午後。ENEOS X PRIME GR Supraが最速を記録。2、3番手にはリアライズコーポレーション ZとTRS IMPUL with SDG Zが続く

セッション3終了後、サーキット上空には太陽が戻ってきた。相変わらず空気は冷たいものの、日差しの温かさも感じられる陽気となる。正午から1時間のピットビューイングには、SUPER GTファンが詰め掛けた。続いて、開幕戦で行われる岡山県警察の交通安全啓発パレードの試走が、本番さながらで行われた。
そして午後1時45分からはスタート練習となり、各クラスの車両がダミーグリッドにつく。前日のクラス総合トップだったNo.36 au TOM’S GR SupraとNo.60 Syntium LMcorsa LC500 GTがポールポジションにつく。セーフティカー先導のもとフォーメーションラップを行なってスタートを切ると、そのままセッション4が開始。このセッション4は天候が目まぐるしく変化し、スタート練習時にはどんよりと立ち込めた雲からパラパラと雨が落ちる。セッション3に続きウェット宣言が出される中、各車が精力的に周回していく。


開始から10分ほどが経過したところで、No.31 apr LC500h GT(小高一斗/小山美姫/チャーリー・ブルツ)が1コーナーでコースアウトしストップして赤旗となって中断。10分ほどで再開し、No.14 ENEOS X PRIME GR Supra(福住仁嶺/大嶋和也)が1分18秒076でトップタイムをマーク。すると今度は、同じく1コーナーでNo.16 #16 ARTA MUGEN HRC PRELUDE-GTがコースアウトし、再び赤旗。その時、コース上にGT300クラスの車両から漏れたオイルが撒かれた状態で、このオイル処理もあり中断時間は30分近くとなる。
この間には一時みぞれまじりの雨も降り、メインポストで路面が滑りやすいことを示すオイルフラッグが提示された状況で走行が再開された。路面状況も悪いことから、多くの車両はしばらくピットで待機していたが、残り20分ごろになると再び陽が差し、わずかに暖かさも感じられるようになる。
路面コンディションも向上したか、セクターベストを記録する車両も出始めた。しかし、今度はヘアピンコーナーでNo.24 リアライズコーポレーション Z(名取鉄平/三宅淳詞)がコースオフ。結局このセッションでは3度の赤旗中断があり、セッションは5分延長に。残り時間が11分で再開すると、最終ラップでNo.38 KeePer CERUMO GR Supraの大湯、No.12 TRS IMPUL with SDG Zのバゲットらがチームベストを更新。12号車は3番手まで浮上するが、14号車の福住のベストタイムには届かず。このセッションはENEOS X PRIME GR Supraがトップタイムとなった。また、この日の総合では、36号車の坪井が記録した午前のタイムがトップタイムとなった。


■GT300クラスは2セッションともGreen Brave GR Supra GTがトップタイム

GT300クラスは、午前と午後ともにNo.52 Green Brave GR Supra GT(吉田広樹/野中誠太)がトップタイム。2日目総合では、午前中に野中が記録した1分25秒152が最速タイムとなった。
1日目のテストでは細かなトラブルに見舞われていたNo.4 グッドスマイル 初音ミク AMG(谷口信輝/片岡龍也)は、この日は午前から積極的に周回。また1日目の午後のセッションを見合わせていたNo.25 HOPPY Schatz GR Supra GT(松井孝允/洞地遼大)も約90周を走行した。
午前のセッションでは、序盤はNo.32 ENEOS X PRIME AMG GT3(石浦宏明/鈴木斗輝哉)の石浦がトップにつけていたが、終盤に52号車の野中がそれを上回るタイムを記録。さらに、初日トップだったNo.60 Syntium LMcorsa LC500 GT(吉本大樹/河野駿佑)も石浦のタイムを上回り2番手に着けた。
午後の走行は3度の赤旗に加え、天候が目まぐるしく変わる難しいコンディション。終盤には少し陽が差す時間帯もあり、ここで数台がチームベストタイムを更新。No.88 VENTENY Lamborghini GT3(小暮卓史/ダニール・クビアト)のクビアトは、車両とコースの習熟のためこのセッションをすべて1人で走行したが、終盤にアタックしてトップから0.5秒差の5番手タイムをマークした。
結局トップタイムの更新はなく、No.52 Green Brave GR Supra GTの吉田が16周目に記録した1分25秒347がこのセッションの最速タイムとなった。


GT500クラス・2日目総合トップタイム
坪井 翔(No.36 au TOM’S GR Supra)
あのベストタイムは最初に状態を確認するのに走ったときのタイムです。トラフィックの中だったし、そういう意味ではまだまだ伸びしろがあるタイムなので、それだけの手ごたえを感じられたかなという印象です。今日はロングラン主体のメニューで、昨日よかったタイヤで長めに走ったりしていました。もともと2時間のセッションをほぼロング(決勝を想定した多くの周回)のチェックに使うプランだったので、途中で赤旗も出ましたがそのあたりはエンジニアが臨機応変にコントロールしてくれましたし、やりたいメニューは全部できて、非常にいいテストができたと思います。タイヤ選びに関しても、自分たちの中ではしっかり答えが出ました。開幕に向けていい準備ができましたね。
GT300クラス・2日目総合トップタイム
野中 誠太(No.52 Green Brave GR Supra GT)
このシーズンオフにクルマのアップデートをしてきて、今回のテストが最初の走行でした。はじめのうちからタイムは出ていましたけど、昨日の時点ではまだ問題というか、いろいろと調整しないといけないところがあって、いくつか試していく中で走っていたという感じです。今日の午前中は順調でしたが、午後はちょっと赤旗も多く、メニュー的にはまだこなしきれていないというのが正直なところです。周りもまだまだいろいろ試している中だと思うので、順位というのはあまり気にしていません。レースウィークに向けて、さらに向上していけるように考えていかないといけないと思っています。現状に満足することなく、周りの状況が変わったときにしっかりと合わせられるよう、もっと引き出しを増やしていきたいですね。
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