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昨年までNo.65 LEON PYRAMID AMGをドライブし、最終戦までタイトル争いを演じていた篠原拓朗選手。K2 R&D LEON RACINGを卒業後、3月になってもシートを探していた篠原選手に開幕戦直前に届いたオファーはCドライバーからレギュラードライバーへの昇格でした。急遽参戦が叶った篠原選手に現在の心境と意気込みを訊きました。
No.45 PONOS FERRARI 296
篠原拓朗
チームから「コイツを呼んで良かった」と思ってもらえるような仕事をしたい
── 今大会の直前、4月8日に篠原選手の起用がチームから発表されましたが、実際に連絡があったのはいつだったのでしょうか?
「2週間前にCドライバーのお話をさせていただいていて、先週の土曜日から日曜日にかけて、ちょうど1週間前になりますけど、『いろいろあったので拓朗でいこうと思います』と言っていただきました。ちょうどフェラーリチャレンジ(FERRARI CHALLENGE TROFEO PIRELLI JAPAN SERIES)の仕事で鈴鹿にいて、ケイ(コッツォリーノ)さんから直接、現場で言っていただきました」
── その時のお気持ちは?
「めちゃくちゃ嬉しかったですね。今年は本当に何も(SUPER GT参戦の予定が)なかったですし、普通に考えたら、1週間前にレギュラードライバーが動くことはないと思うので……。もともとは昨年の12月に僕の方からケイさんに相談というか、お話を聞かせていただいていたんです。でも、その時はもうレギュラードライバーが決まっていたので『Cドライバーであれば』ということで、『オーナーさんに話をしてみるよ』と。それが2週間前、正式にCドライバーとしての話が決まって……そこから1週間のうちに、さらに急展開でレギュラー参戦することになりました」
── 昨年まで乗っていたメルセデス AMG GT3と比べて、フェラーリ 296 GT3はどうですか?
「まだ馴染み切ってはいないですけど、正直、クルマよりもタイヤに戸惑っている感じですね。そこをできる限りの最短の時間でクリアしていくのが僕の仕事だと思っています。ケイさんにいろいろ教えてもらっているところなんですが、実はスイッチ類を教えてもらったのが昨日みたいな(苦笑)。なので、本当にバタバタなレースウイークなんですけど、それは嬉しい悲鳴ですね」
── チームから求められていることは?
「速く走って、結果を残すことだと思っています。なにがなんでも(チームにとっての)初優勝をしたいので、そこに向けて、僕がどれだけ力になれるかというところが大きなカギになると思っています。ただ、合同テストにも参加できていないですし、いきなりの本番なので、やるしかない状況というか……ともかくすべてを吸収して頑張ります。なにより“チャンピオン争いをしていたドライバー”として声をかけていただいたわけですから、即戦力にならないといけないなと思っています。プレッシャーも大きいですけど、こんな機会はないと思うので、全力で頑張ることを楽しみたいと思います」
── 予選&決勝に向けての目標を聞かせてください。
「チームの人たちに『コイツを呼んで良かった』と思ってもらえるような仕事ができたらいいなと思います。天気も含めて難しいとは思いますけど、ポイントを獲りたいですね」