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【決勝上位コメント:GT500】
2位
No.14 ENEOS X PRIME GR Supra
大嶋和也
選んだ戦略は間違いではなかったけど、ペースが足りなかったのが敗因
「スタート前から、天候を見ながらコンディションがどうなる? とかセッティングはどうする? などいろいろ悩みましたが、結果、選んだ戦略……ピットに入るタイミングとかも特に間違ってはいなかったかなと思っています。ただ、ペースが足りなかったのが敗因かなと。チームのみんなが自分たちのダメなところとか足りないところが分かったと思うので、次に向けて諦めずに1号車を逆転できるようにやっていきたいと思っています。
次の富士ではサクセスウェイトを積むことになるので“勝ちを狙う”レースにはならないと思いますけど、とにかく自分たちのベストを尽くして、さらに1号車とのポイント差を詰めたいですね。1号車の前に行くことは優勝するより難しいと思いますけど(苦笑)、同じトヨタ勢ではありますがライバルとして絶対に負けたくないので、しっかり準備したいなと思っています」
福住仁嶺
自分の走りにおいて、なかなかうまくまとめることができなかった
「スタートして、すぐにセーフティカーが入って。後ろの1号車(au TOM’S GR Supraのペース)が速いのはわかっていたんですが、タイヤが温まりきるまでの時間が……。僕の運転技術の部分もあると思うんですが、うまく前にクルマを転がすことができず、すぐに1号車に抜かれてしまって。あとは追いついたり離れたりっていう感じのなか、がんばってはいました。
今回、自分の走りにおいて、なかなかうまくまとめることができなかったですね。GT300の車両をかわすタイミングもうまく合わなくて。ちょっとチームに申し訳ない走りだったかなという感じになりました」
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3位
No.39 DENSO KOBELCO SARD GR Supra
関口雄飛
すごく苦しいなかでもいま持っているポテンシャルを出し切れた
「昨日の予選で厳しい結果(最下位)になってしまったんですが、チームのみんなが決勝に向けて遅くまで作業して、セッティングではない部分までいろいろ見直してくれました。トータルで言うとまあまあ良くなったんですけど、サッシャのコメントを聞いていると半分ぐらいはまだ問題が残っていて、でも半分ぐらいは解決できたので方向性が分かったような気がしています。そういうすごく苦しいなかでチームとしてはいま持っているポテンシャルを出し切れたんじゃないかなと。チャンピオンを獲るチームって、そういう苦しい時にもちゃんとポイントを獲っているので、同じようにできたので内容には満足しています。ただ、フルドライでのレースでも3位になれたかと言うと多分なれなかったと思うので、インターバルの間にまだまだやらなきゃいけないことがあると思っています。
残ったその半分の問題をなんとかインターバルの間に見つけてスッキリさせたいですね。そうすれば、また次もそこそこイケるんじゃないかなと思います」
サッシャ・フェネストラズ
今朝の時点でこの結果は全然期待していなかった
「最終的に3位を獲ることができました。とってもうれしいです。昨日の予選結果を考えると、今朝の時点でこの結果は全然期待していませんでした。それにチームも僕らドライバーのモチベーションも決して高くはなかったですしね。というのも、岡山での公式テスト以来、クルマが問題を抱えていて、それをまだ解決できていなかったんです。そのなかでチームが夜遅くまで懸命に作業してくれて、問題解決に努めてくれました。結果、今日のクルマは良くなっていました。ただ、富士の戦いを考えるとまだ改善できることはあるので、しっかりと準備しなきゃいけないですね。
レース自体は難しい展開だったと思います。コンディションが目まぐるしく変わり、クラッシュも多く見られましたが、そこでしっかりと戦って結果を残せて良かったと思います。終盤ポジションを上げることができたのは、ホンダ勢の2台が競ってるところをうまく利用できたからです。これこそ、GTレースの醍醐味ですよね」