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株式会社GTアソシエイション(GTA)は、大会ごとにメディア向けに定例記者会見を行なっているが、開幕戦岡山では決勝日の4月12日午前に開催し、GTAの坂東正明代表が先日アナウンスした第3戦マレーシア大会の開催延期について説明を行ない、さらに開幕を迎えた今シーズンの抱負を述べた。
マレーシア大会の延期については、燃料・原油価格の高騰や各国で進む規制強化の影響があり、坂東代表は現地プロモーターであるHARO SPORTS & ENTERTAINMENT(HARO)との話し合いを進めるなかで、マレーシア政府からの規制要請ではなく、あくまでも自主規制による延期決定に至ったことを改めて明言した。
「マレーシア政府が燃料を規制しているわけではない。我々がHAROと今の情勢を踏まえて話し合いを行ない、その結果として自粛したほうが良いだろうということとなった」と述べ、伝聞としてマレーシアや東南アジアの一部地域では燃料の給油制限が実施されていることや、レース開催時の航空機のサーチャージ上昇、ホテル宿泊費の高騰など、ロジスティクス関連のコストが全体的に大幅に増加していること、さらに輸送スケジュールの不透明感にも触れた上で、「昨年と同じようにはレースができないという判断に至った。この状況で大きなイベントをマレーシアで開催するのはどうなのかとHAROと一緒に考え、我々としての姿勢を表明して、延期という形を採った」と経緯を説明。なお、マレーシア大会は2025年からの3年契約となっているため、今回の延期により2028年までの開催を予定している。
また、この延期を受けての国内戦については、国内7大会で開催すると改めて説明。「日本では、燃料含め自主規制が行なわれているわけではないが、『日本のモータースポーツ業界は何を考えているんだ』と捉えられても困るし、(経費としての)交通費や物価の問題もある。海外がダメなので、国内戦を7戦から8戦にします、という状況にはしない。我々としては7戦をきちっとやり切るための方法で、厳しい情勢を乗り切ろう、という思いだ」と述べ、あくまでも自主的に第3戦延期を決定し、それに伴うシリーズ大会数の追加は行なわず、予定されているレースカレンダーを維持する方針を明確にした。
続いてメディアから「2026シーズンの抱負」を問われた坂東代表は、Hondaが今年から投入したHRC PRELUDE-GTをはじめ、3台体制で臨むNISSAN、そしてTOYOTAの各陣営が見せるパフォーマンスに期待を寄せるとともに、「誰が(3連覇王者の)36号車(au TOM’S GR Supra)を止めるのか? また戦略をどういうものにするのか? シビアになってきているのは事実なので、おもしろい戦いが見られると思う」と予想した。また、マルチメイクのラストイヤーとなるタイヤ競争の激化を取り上げ、「(タイヤメーカーが)最後のコンペとなる戦いをやりたがっている。そこに興味をもって見ていきたい」と語った。
