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No.1 au TOM’S GR Supra
坪井翔
「どんなコンディションであれ、”1号車は決勝が強い”と思っていた」
昨日、予選で個人的にはめちゃくちゃ悔しい思いをしたので、今日はその借りを返さなきゃいけないと、気合いが入ってました。どんなコンディションであれ、”1号車は決勝が強い”と思っていたので、自信がありました。ウェットならなおさらチャンスがあるかなと思ってたので、しっかり(赤旗からレース再開後の)最初に抜くことができました。
そこからは10秒以上引き離すことができて、タイヤもマネジメントしながらうまくできたし、スティントに関してもよかったし、昨日のこと(予選で2位に甘んじた)があったので、(優勝できて)うれしかったです。
今日、(レース後の)山下(健太)選手がうれしくなさそうなのを見たので(笑)。今年は山下選手の笑顔を作れるように、もっともっといいレースができるようにがんばります。
山下健太
「全体的に完璧なレースだったと思う」
テストから順調に来てるなかで、今回は難しいレースだったんですけど、勝ててホッとしてます。坪井(翔)選手が10秒以上ぐらい差を付けて自分に渡してくれて、だいぶ落ち着いて運転することができたんですけど、自分に代わってからは(路面が)どんどんドライアップしていく時間が早く、周りのタイミングを見ながら、自分の方も”そろそろドライ(タイヤ)で大丈夫かな?”っていうことで、ドライタイヤに替えたタイミングも良かったと思います。
最後、(2位とは)20秒の差があったんですが、SCになって(セーフティカー導入で差がなくなったので)最後は仕切り直して10周ぐらいしっかり集中しなきゃいけないなと思ってやってたんです。そのあとまた差を広げることができたので、自分の頭で考えていたことをその通りできたかなという感じで、全体的に完璧なレースだったと思います。
勝ちすぎて、もうそんなにうれしくない(苦笑)っていうか、そこまで笑顔にならない感じなんですけど……っというのはちょっと冗談です。今年は3連覇がかかっているので、しっかりと仕事しなきゃいけないなと思っています。テストの段階から見ても、今日はたまたまいろんな条件が重なってみんなが崩れた感じですが、結構ライバル勢も手強いし。自分たちも昨年以上を目指していかないと、もう3連覇できないかなというのは感じています。(年間)4勝を目指す上でも次は大事なレースになると思います。
No.65 LEON PYRAMID AMG
蒲生尚弥
「今まで準備してきたものがすべてうまくまとまった」
天候がとても荒れて難しいレースだったと思うんですけれども、チームの力と菅波(冬悟)選手の力で優勝することができて、まずはホッとしています。
僕自身のスティントは、本来であればレインタイヤで引っ張れるだけ引っ張り切って、スリックタイヤに替えられるタイミングでドライバー交代できればよかったと思うんですけど、意外と乾かないと思って、どうせ入るならセーフティカーのリスクに備えて早めにドライバー交代しようということで(ピットに)入りました。でも、そこから先の路面の乾きが早くて、スリックタイヤ勢がだんだんタイムを上げてきたので、僕も2回目のピットに入ってスリックタイヤに替えました。最後に18号車(UPGARAGE AMG GT3)と当たってしまったんですけど、そこから先のペースも非常に良くて、今まで準備してきたものがすべてうまくまとまった週末だったかなと思います。
毎戦獲りこぼしをなくすこともですけど、自分たちの力を毎回出し切ってレースを重ねていくこと、それしかないと思いますので、チームと菅波選手と力を合わせて戦っていきたいなと思います。
菅波冬悟
「しっかりマージンを稼げた状態でバトンを渡すことができた」
“出戻り”ということで、以前所属していたチームに呼び戻していただいての初戦でしたので、優勝という結果は本当に心からうれしく思っています。
自分のスティントについては、天候が読めないなかでのスタートでしたので、どの種類のレインタイヤを使用するかすごく迷った末に蒲生(尚弥)選手に経験から選んでもらって、それがうまくハマりました。序盤は少し苦しかったんですけれども、そこからペースを落とすことなく、自分のスティントをしっかり走り切れました。
蒲生選手にバトンタッチをする時もしっかりマージンを稼げた状態で渡すことができたので、自分としても走っていてすごく楽しいスティントを走らせていただいたなと思います。
今日1回勝てましたけど、次のレースがくる頃にはおそらく今日勝ったことも忘れて、何回勝っても足りないくらい毎回勝ちたいなという気持ちで挑むと思うので、勝てるだけ勝ちたい。そして、蒲生選手が今日はあまり嬉しそうではなかったので……今年はあと何回、蒲生さんの笑顔が見られるかなと、たくさん笑顔を見られるようにがんばります。