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No.38 KeePer CERUMO GR Supra
石浦 宏明
「チームが乗りやすいクルマに仕上げてくれて、気持ち良く走れた」
今日の朝(公式練習)の段階で、大湯(都史樹)選手が走っている時に「クルマのフィーリングがすごくいい」という無線は聞いていたんですけど、選んでいるタイヤが朝のコンディションにはそこまでマッチしていなかったところがあって、若干不安も抱えていました。エンジニアが予選に向けてセットアップをアジャストしてくれて、それプラス、コンディションとタイヤのマッチングもすごく良くなってきて、想像していた以上にグリップを感じることができました。ここ最近、予選で感じているクルマのフィーリングのなかで一番いい感触がある状態でしたし、チームが乗りやすいクルマに仕上げてくれて、気持ち良く予選を走ることができました。このクルマであれば、大湯選手だったらポールポジションを獲ってくれるんじゃないかなと期待しながら(Q2を)見ていました。
このゴールデンウイークの富士で、自分としてはGT500で3回勝っていると思うんですけど(*)、相性がいいというか結果が残っているレースですし、大湯選手との初優勝も懸かっているのでがんばりたいと思います。
※記録では石浦は5月2~5日の富士大会では4勝を挙げている(2010年第3戦:35号車/大嶋和也、2012年第2戦:39号車/脇阪寿一、2017年第2戦;38号車/立川祐路、2019年第2戦:38号車/立川祐路)。
大湯 都史樹
「38号車が強くなっているということを証明できた」
(Q2の)出走前はまさかポールポジションを獲れるとは思わなかったんですけど、石浦(宏明)選手もQ1からいい走りを見せてくれて、僕もなんとか自分の最大限のパフォーマンスを出したいなという思いもありました。(開幕戦でクラッシュして)一度クルマがバラバラになってしまって、そこからギリギリのギリギリでクルマが出来上がって、それで(ポールポジションが)獲れた……朝の段階からクルマはすごくいい状態でトラブルなく走れていたので、ここまで作り込んでくれたチームにも感謝ですね。昨年のSUGOの時はちゃんとしたポールポジションを獲れなかったので(*)、しっかり38号車が強くなっているということを証明できて、本当に良かったです。
*天候不良で予選中止となり、公式練習のタイムで38号車が決勝スターティンググリッドの1番となった。このため、公式としてはポールポジション(予選1位)の記録ではない。
3時間レースは本当に長いですし、こういう長いレースは精神的にもそうですけど、ミスの許されない戦いが常に続くので、それを戦い抜くことが優勝に近づくポイントになってくるのかなと。明日はチーム全員でしっかり戦い抜きたいと思います。
No.777 D’station Vantage GT3
藤井 誠暢
「Q1もQ2も想像以上のタイムが出た」
まずはポールポジションを獲れて、この記者会見に来られて嬉しいです。前回の岡山戦も(予選は)結構良かったんですけど、レースでは結果が残らなくて……。今日の走り出しも悪くはなかったんですけど、最高速が伸びなかったので、予選に向けてセットアップを変えたことがいい方向にいきました。あとは路面のコンディションが変わって、そこに我々のダンロップタイヤのゴムが非常にマッチングして、Q1もQ2も想像以上のタイムが出たので、チームとタイヤメーカーさんのみなさんに感謝しています。
明日はゴールデンウイークでお客さんもたくさん来ていますし、天候もいいので、とにかくいいレースができるようにしたいと思っています。ぜひ応援してください。
チャーリー・ファグ
「チームとダンロップタイヤの素晴らしいパフォーマンスのおかげ」
ポールポジションを獲れたことをとても嬉しく思っています。藤井(誠暢)選手も言ったように、公式練習の段階ではセットアップの調整はじめ、やることがたくさんあると感じていましたが、予選に向けてアジャストした後は「これは絶対にポールポジションを獲れるチャンスがある」と僕も感じました。
また、Q2を僕に任せてもらえたことを感謝しています。クルマもとても素晴らしく、それでこのようにポールポジションを獲得できたことはとても嬉しいですし、チームとダンロップタイヤの素晴らしいパフォーマンスのおかげだと思っています。
明日はもちろんベストを尽くしてがんばりたいし、3時間のレースを楽しみたい。いい天気のなかで、チームも素晴らしいピットワークをしてくれると思いますし、素晴らしいチームメイトとともにトップのポジションを目指してがんばりたいと思います。