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□公式練習 天候:晴れ| コース:ドライ | 開始時19℃/28℃(9:00)、中盤20℃/33℃(10:00)、終盤21℃/34℃(10:30)、占有走行21℃/35℃(11:00)。
金曜日には雨に見舞われた富士スピードウェイだったが、第2戦の予選日午前9時よりスタートした公式練習では快晴、気温は19度とレース観戦には良好のコンディションとなった。路面はコースオープン時こそ濡れた部分が残ったが、基本はドライコンディションでの走行となった。
公式練習の最初の85分間は2クラス混走だ。ここでNo.19 WedsSport ADVAN GR Supra(国本雄資/阪口晴南)の阪口が7周目に1分27秒481を記録してGT500クラスのトップに立つ。続いてNo.38 KeePer CERUMO GR Supra(石浦宏明/大湯都史樹)が9周目に1分27秒534を記録して2番手につけた。
開始から25分を過ぎると各車ピットイン、ピットアウトを繰り返しながら、1分29~31秒台のコンスタントなペースで周回を重ねていく。セッション中盤に入ると、No.100 STANLEY CIVIC TYPE R-GT(山本尚貴/牧野任祐)が1分27秒575を22周目に記録して3番手に上がってきた。
開始から50分が経過したところでGT300車両がコース外に停止したため、5分間の赤旗中断があったが、それ以外には大きなアクシデントもなく混走時間が終了。今回は混走終了と共に20分間のFCY訓練(フルコースイエロー)が行なわれ、各車がそのまま走り続ける中、10時25分過ぎと同36分過ぎに2回のFCYが指示された。各チームはこの時間帯をも有効に使って精力的に周回を重ね、No.37 Deloitte TOM’S GR Supraが混走とのトータルで54周を走ったのを筆頭に、各車40周近くを走り込んで、各クラス10分間の専有走行に移行した。
GT500クラスの専有走行は午前10時55分に走行を開始。ここでNo.3 Niterra MOTUL Z(佐々木大樹/三宅淳詞)が1分27秒522を記録して2番手に浮上すると、混走時間でトップタイムの19号車も国本雄資が1分27秒414までタイムを縮め、トップの座を守り切った。
混走時間に2番手の38号車、同3番手の100号車は、専有走行でのタイム更新ならず。それぞれ3位、4位で公式練習を終えている。
GT300クラスはセッション序盤にNo.61 SUBARU BRZ R&D SPORT(井口卓人/山内英輝)の山内が1分36秒361を記録して、トップに出る。61号車は1度ピットに戻った後に、1分36秒344までタイムを刻み、結局このタイムが混走時間の最速タイムとなった。
混走時間の2番手タイムを出したのは、No.7 CARGUY FERRARI 296 GT3(ザック・オサリバン/小林利徠斗/澤圭太)で、開始36分過ぎに1分36秒414をオサリバンが記録した。7号車がタイムアップする前に、1分36秒466と2番手につけていたのはNo.6 UNI-ROBO BLUEGRASS FERRARI(片山義章/ロベルト・メリ・ムンタン)で、このタイムで最終的にクラス3番手となった。
セッションの終盤、9時51分過ぎにNo.9 PACIFIC アイドルマスター NAC AMG(阪口良平/冨林勇佑/藤原優汰)がスロー走行となり、自らコース外に出てストップ。このため、赤旗が出て走行が中断。9号車は応急対応が出来たようで、自走でピットに戻ったため、4分ほどで走行が再開された。またセッション中盤では3月に他レースのケガを負って開幕前のテストと第1戦岡山を欠場したNo.31 apr LC500h GT(オリバー・ラスムッセン/小山美姫/根本悠生)のラスムッセンが、SUPER GT初走行となった。なお、31号車のベストタイム1分36秒752(8番手)は小山が記録した。
専有走行となっても上位陣では予選をシミュレーションしてタイムアップするチームはなく、そのまま練習走行は終了。このため、GT300クラスの順位は混走時間と変わらず。ベストタイムはNo.61 SUBARU BRZ R&D SPORTとなり、2~4番手はNo.7 CARGUY FERRARI 296 GT3とNo.6 UNI-ROBO BLUEGRASS FERRARI、No.777 D’station Vantage GT3(藤井誠暢/チャーリー・ファグ)となった。