SUPER GT 2025 SERIES

JAPANESE FIA-F4 CHAMPIONSHIP

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【第2戦 富士:予選日】GT300レビュー:D’station Vantage GT3がポールポジション!Q2で速さ自慢のアストンマーチンとBRZが好勝負をみせる

 

第2戦 富士スピードウェイ:公式予選 GT300レビュー

 2025 AUTOBACS SUPER GT第2戦『FUJI GT 3 Hours RACE GW SPECIAL』の公式予選が5月3日、静岡県の富士スピードウェイ(1周4,563m)で行われた。好天に恵まれたゴールデンウィークのこの日、GT500クラスは前戦のクラッシュからマシンを修復して臨んだNo.38 KeePer CERUMO GR Supra(石浦宏明/大湯都史樹)の大湯がQ2で見事なアタックを決めてポールポジション(予選1位)を獲得。GT300クラスはNo.777 D’station Vantage GT3(藤井誠暢/チャーリー・ファグ)のファグがクラス予選1位のタイムを叩き出した。この2チームは、明日5月4日の決勝レースを各クラスの最前列からスタートする。

公式予選 天候:Q1/Q2:晴れ | コース:ドライ | 気温/路面温度 GT300 Q1開始時:20℃/33℃、GT300 Q2開始時:19℃/31℃。

 

■Q1のA組はSUBARU BRZ R&D SPORTが、B組はD’station Vantage GT3がトップタイムを獲得

 4月に開幕した2025年のAUTOBACS SUPER GTは、富士スピードウェイで第2戦を迎えた。ゴールデンウィーク恒例の大会であり、この日は朝から五月晴れに恵まれ、気温20度と過ごしやすい状況で朝から多くのファンで賑わった。

 公式予選のQ1は午後2時30分から10分間で行われた。午前の公式練習から僅差の争いとなっていたGT300クラスは、まずはQ1のA組に14台が出走。Q2に進出できる9台をかけた争いは、まずトップタイムをNo.7 CARGUY FERRARI 296 GT3(ザック・オサリバン)、No.61 SUBARU BRZ R&D SPORT(井口卓人)が交互に塗り替えていく。

 最終的に1分36秒063を記録した61号車がA組のトップを決めた。2番手は7号車で、3番手には終盤タイムを上げたNo.56 リアライズ日産メカニックチャレンジ GT-R(平手晃平)となった。一方で、昨年のGT300チャンピオンであり、前回の第2戦富士の勝者でもあるNo.0 VENTENY Lamborghini GT3(小暮卓史)が11番手で、Q2進出を逃すという波乱も起きた。

 8分のインターバルを経て、Q1のB組(出走14台)がスタート。まずターゲットとなる1分36秒台を記録したのは、No.52 Green Brave GR Supra GT(吉田広樹)。続々とタイムが記録されていくなか、これを上回り、公式予選で最初に1分35秒台に入れてきたのはNo.777 D’station Vantage GT3(藤井誠暢)で1分35秒674を記録。このタイムを破る車両は現れず、トップでQ2進出を果たした。

 2番手につけたのは、木村偉織がアタックしたNo.5 マッハ車検 エアバスター MC86 マッハ号。1分36秒070とわずかに1分35秒台にはわずかに届かなかったものの、2戦連続となるQ2進出を達成。3番手には吉田のNo.52 Green Brave GR Supra GTがつけた。

 

 

■Q2はD’station Vantage GT3が61号車を0.062秒差で退けポールポジションを獲得!

 GT500クラスのQ1をはさみ、午後3時23分にスタートしたGT300クラスのQ2。Q1を突破した18台が出走する。まずは各車がチェッカーに向けてタイヤをウォームアップ。ラスト3分を切るとアタックを開始し、立て続けにベストタイムが更新されていく。

 上位陣は1分35〜36秒台のタイムを記録していくなか、飛び抜けたタイムを記録していったのはQ1のトップタイムをマークした2台。No.61 SUBARU BRZ R&D SPORTの山内英輝が1分34秒882と、他を大きく離すタイムを記録。だが、これをさらに上回ってきたのはNo.777 D’station Vantage GT3のチャーリー・ファグだ。1分34秒820を叩き出して、この富士のコースレコードを持ち、通算のポールポジション最多記録も懸かっていた山内を0.062秒差で下してみせた。

 これでNo.777 D’station Vantage GT3(藤井誠暢/チャーリー・ファグ)が、2024年第3戦鈴鹿以来となるポールポジションを獲得。予選2位にはNo.61 SUBARU BRZ R&D SPORT(井口卓人/山内英輝)がつけ、4日の決勝スターティンググリッドの最前列に並ぶことになった。また同3位はNo.7 CARGUY FERRARI 296 GT3(ザック・オサリバン/小林利徠斗)、そして同4位にはNo.5 マッハ車検 エアバスター MC86 マッハ号(塩津佑介/木村偉織)となり、3時間レースでの勝利を争っていく。

 

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