SUPER GT 2025 SERIES

JAPANESE FIA-F4 CHAMPIONSHIP

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【第2戦 富士:予選日】The Voice:No.0 則竹功雄監督

 

SUPER GTの前身である全日本GT選手権(JGTC)時代から長きにわたり参戦を続けるJLOC。チーム名の「ジャパン・ランボルギーニ・オーナーズ・クラブ」の名が示すとおり、一環してランボルギーニ車で参戦し、ついに昨年、悲願のタイトルを獲得しました。参戦初年度から[88]にこだわり続けてきたJLOCは今季、GT300チャンピオンに与えられる[0]を付けることに。その理由をチーム監督の則竹功雄さんにうかがいました。

No.0 VENTENY Lamborghini GT3
JLOCチーム監督
則竹功雄

スタッフやドライバーを称賛するためにチャンピオンに与えられる[0]を使う

 

 

── まずは改めて、タイトル獲得についての思いを聞かせてください。

「チャンピオンは率直に嬉しかったですね。あとは、ランボルギーニだけでやってきたことの達成感みたいなものがあるんですが、そこはほかの人とは違うんじゃないかなと思っています。たしかに勝つためにやってきましたけれども、それ以上に“ランボルギーニで戦うこと”の優先順位が高かったですから。そこにこだわり続けました。だから、ほかの人とは違う達成感があったと思います」

── これまでずっとゼッケンは[88]にこだわってこられたと思いますが、今季[0]を選んだ理由は?

「私がJLOCの会長としてスタートした第1回のミーティングが1988年だったので、 JGTCのスタート時(94年)からゼッケン[88]を使ってきました。長年使ってきたゼッケンですから[88]にこだわりたかったんですけど、社員やスタッフ、ドライバーたちを称賛するためにも、チャンピオンに与えられた番号[0]を使おうと思いました」

── チャンピオンナンバー[0]を背負うプレッシャーや誇りをどのように考えていますか?

「おこがましいんですけれども、今度は私たちが追われる立場、ベンチマークになると思っています。チャンピオンゼッケンに恥じないような戦いをしたいですね」

── そのために改めてチームに伝えたことはありますか?

「スポーツは全般的にそうだと思うんですけど、ある意味、自分との戦いでもあると思うんですよね。あまり周りを気にしてもしょうがない。だから逆に我々は、もう一度チャンピオンを目指してやろうという気持ちでいます」

── 最後にチャンピオンとしての今年の目標を聞かせてください。

「やっぱり横浜ゴムさんとお互いに進化していくことですね。SUPER GTというのはタイヤコンペティションのあるレースですから、タイヤメーカーの協力なしで上位を走るのはかなり厳しい。我々としては数十年、横浜ゴムさんとずっと一緒にやってきて、3~4年前はお互いに本当に苦労したんですけれども、それが報われたのが去年の春ぐらいでした。ヨコハマタイヤがピタッとうちのクルマに合ったんです。今年もお互いにアップデートしていきたいですし、自分たちに勝つためにも、もう一度チャンピオンを目指して頑張ります!」

 

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