SUPER GT 2025 SERIES

JAPANESE FIA-F4 CHAMPIONSHIP

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【第2戦 富士:決勝日】決勝上位コメント/GT300

 

 

【決勝上位コメント:GT300】

 

 

2位
No.777 D’station Vantage GT3

藤井誠暢
勝てなかった悔しさはあるけど、状況を考えたらいいレースだった

 「ダンロップさんが持ってきたタイヤがとても良くて、スタートからすごくグリップが良かったので後続を引き離すことができました。セカンドスティントでもトップを走ることができて、かなりいい展開だったんですけど、左のリアタイヤがバーストして、緊急ピットインになってしまいました。ただ、バーストした場所(最終コーナー)が悪くなかったので、最小限のロスでピットに戻ることができました。

 そんなことがあったので表彰台は無理だと思っていたんですけど、その後チャーリーががんばってくれましたし、ラッキーもあって……終わってみたら2位なので、勝てなかった悔しさはありますけど、状況を考えたらいいレースだったなと思っています。

次のセパンもまたがんばります!」

 

チャーリー・ファグ
大逆転の末に2位を獲れたことを誇りに思う

 「優勝の可能性があっただけに複雑な気持ちですね。ただ、ポールポジションからスタートできたことは、僕らには速いクルマがあるという意味でもあるので、トラブルに見舞われても2位になれたのだと思います。いつもこういうトラブルが起こるわけではないですが、そのなかでも最大限に仕事をこなすことができました。

 フジイさんが本当に素晴らしい走りを見せるなか、パンクに見舞われたのは残念で仕方ありません。でも、しっかりとポジションを戻す走りをして大逆転の末に2位を獲ることができました。チームもピットストップを含め、うまくマネージメントしてくれたことを誇りに思います。

 優勝を逃したことは残念ではありますが、決してこの世の終わりでもないし、次のマレーシア(セパン戦)に向けて、また新たにチャレンジすることを楽しみにしています」

 

 

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3番手でチェッカーを受けた車両に対して、レース後にタイムペナルティ10秒が課されたことで繰り上がり3位となった2号車の3人。その結果を受けて、表彰台で“特別な”記念撮影を行なった。

 

3位
No.2 HYPER WATER INGING GR86 GT

堤 優威
がんばって耐えたことで3位を獲ることができた

 「今年のレギュレーションでフロントタイヤが小さくなって、それが僕らにとって条件的にすごく厳しくなりました。去年まではタイヤ無交換のレースができたのですが、タイヤそのもののパフォーマンスが変わってしまい、今年は厳しいんですよね。だから今日のようにがんばって耐えたことで3位を獲ることができて良かったと思います。

(タイヤ無交換の敢行は)苦渋の選択でした。平良選手の最初の1時間のスティントでタイヤが壊れてしまうようなレベルだったんです。なので、僕自身もタフな状況でしたが、もうそれしかポジションを上げる策がなかったんです。ポイントを獲れる時に獲っておきたいという思いでした。

 次のセパンは僕も平良選手も初めてのレースになります。シリーズのことを考えて、ペナルティをもらわず、リタイヤもせず、しっかり結果を出せたらいいなと思います」

 

平良 響
しっかりタイヤを温存して長いスティントをいいペースで走れた

 「3時間の長いレースだったので、タイヤをしっかりもたせて堤選手にバトンパスをすることが僕の仕事だったんですけど、しっかりタイヤを温存できて、長いスティントをいいペースで走れて、路面やクルマの状況を伝えて、堤選手のスティントにつなげることができました。

 1回目のピットではタイヤ4本交換、2回目は無交換だったんですけど、無交換でいくことは堤選手がギリギリ、ピットロードに入ってから決めたので、その判断のおかげでこの結果につながったと思います。

 今回は“タナボタ”での3位ですけど、4番手に下がってしまった後も堤選手がペースを落とすことなく走ってくれたおかげでもありますし、ミスなくピット作業をしてくれたクルーのみなさんのおかげでもあるので感謝しています。

 次のセパンは走ったことはありますが、レースをするのは初めてで経験があまりないので、加藤(寛規)監督にいろいろ聞いて、優勝を目指していきます!」

 

ト部和久
タイヤがもつかどうか、すごく心配だった

 「今年からのBoP(Balance of Performance)でフロントタイヤの径と大きさが変わったので、チームとしてはタイヤ無交換(作戦)は難しいのではないかという予想のなかで走っていました。タイヤがもつかどうか、すごく心配でした。

 一発の速さも去年と比べたら遅いですし、ロングランも自信はなかったんですが、パフォーマンスを出し切った結果だと思うので、(決勝で乗ることはできませんでしたが)繰り上げ3位でも素直にうれしいですね。今日のふたり(堤優威/平良響)の走りを見ていたら、“僕も乗りたい”という気持ちがすごく大きくなりました」

 

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