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No.36 au TOM’S GR Supra
坪井翔
「出来すぎの結果だが、決勝には自信をもっていた」
今週は、あまりフリー(公式練習)で流れが良くなかったんです。(GT500クラスの)専有走行が終わったときには、“ちょっとマズイかな”と思いつつ、予選に向けてセットアップを変更したんです。それがかなり良かったし、コンディションも味方してくれました。Q2では山下(健太)選手がとてもいいアタックをしてくれたので、予想以上の結果を獲れたんです。なので、その時点で“決勝も行けるかなぁ”と思ったんです。でも“浮足立ってはいけない”と思って自制するのが大変でした。
同じSupra勢だと14号車(ENEOS X PRIME GR Supra)や38号車(KeePer CERUMO GR Supra)が速いことはわかってたし、また、序盤の山下選手のスティントではちょっとしたトラブルがあって、速く走れなかったんです。そこで14号車にリードを築かれてしまいました。ただ原因はわかっていたので、僕が担当した2スティント目以降は、本来のパフォーマンスで走れました。20秒くらいは離れていたのですが、どんどん目の前まで追いついたので、普通に行けば大丈夫(抜ける)かなと思っていました。燃費もだいぶ稼いでいたなかで前に追いつけましたね。(2回目の)ピットインでアンダーカットするという作戦も完璧でした。結果、最後はリードを広げて優勝することができました。
ちょっと出来すぎの結果ですけど、決勝には自信をもっていました。去年ここで勝てなかった(第2戦は決勝2位)ので、そのリベンジが達成できて良かったと思います。次の富士(第4戦)はまた違った展開になるでしょうけど、しっかり戦いたいと思います。
山下健太
「最初の1時間を無事に走れて良かった」
14号車(ENEOS X PRIME GR Supra)の福住(仁嶺)選手について行きたかったんですけど、全然ついていけなくて。もう姿が見えなくなっちゃうくらい離れてしまいました。なんとか(坪井翔選手に)繋げられて良かったという感じです。優勝できたのはチームの戦略もありますが、坪井選手の素晴らしいパフォーマンスにも感謝しています。
最初のスティントでは速さがなく、無線で“おかしい、なんかおかしい”と、いっぱい言ってました。38号車(KeePer CERUMO GR Supra)と23号車(MOTUL Niterra Z)が普通に来てたら抜かれてたと思います。それくらい遅かったですね。ロング(ラン)の自信があまりないんで、乗っていて自分のクルマのことがだんだんわからなくなってきたくらいでした(苦笑)。ただ、もともとの予定どおり1時間で交代することを決めていたので、とにかく最初の1時間を無事に走れて良かったと思っています。
次の夏の富士(第4戦)では、ポイントをどれだけ獲ることができるか、ですね。SUPER GTではそこが重要なので、今のマージンを活かしながら無理せず確実に少しずつポイントを獲っていきたいと思います。今のチームにはそれができる実力があるので、いつもどおり戦うだけです。

No.56 リアライズ日産メカニックチャレンジ GT-R
ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ
「最大限のポイントを獲得できたことが重要」
今日、優勝できて嬉しいですね。結果的にしっかりと最大限のポイントを獲得できたことが重要でした。今週末はとにかくトラブルを避けて、できる限り最大限の結果を得ることが目標だったんですが、それを達成できたと思います。
振り返ると予選も良い内容だったと思います。僕たちは予選が一番の強みではなく、どちらかと言えばレースペースを強みとしています。だから決勝ではしっかりと戦えることが分かっていました。とはいえ、オーバーテイクや戦略面を考えると、それなりに難しい部分もあると思っていました。
スタートしてみれば、レース自体、戦略の両方がうまく噛み合い、良いレースができましたし、フルポイントを獲得できて良かったです。最後に勝ったのが2023年(第2戦富士)なので、3年ぶりの勝利になりますね。正直とても長く感じましたが、また勝てて本当にうれしいです。
木村偉織
「監督に結果で恩返しをしたいと思っていた」
僕に声をかけてくださった近藤(真彦)監督に結果で恩返しをしたいなと思っていたんですが、開幕戦の岡山ではそれが空回りしてしまったというか、プレッシャーに自分が負けてしまったので、今回はしっかり落ち着いていこうとずっと考えていました。今回はレースの展開も良かったですし、いろいろなことが噛み合って、この結果につなげることができて本当に良かったです。自分のスティントにも満足しています。
(チーム移籍の経緯は)デパートで買い物をしている時に突然電話がかかってきたんです。昨年の走りを見て連絡をくださったようなんですけど、ちゃんと見てくれている人がいるんだなということが改めて嬉しかったですし、結果を出せば、そうやってチャンスが必ず訪れるんだということを自分が若いドライバーに見せていって、彼らの希望にもなったらいいなと思っています。もちろん自分ももっともっと上へ行きたいと思っているので、そこに向けてのまず第一歩として、すごく嬉しかったです。
次のレースはまた富士(第4戦)になりますけど、そこへ向けてしっかり練習して、自分が少しでも速く走れるようにがんばります。スーパーフォーミュラでもチームに帯同させていただいていて、非常に多くの時間をチームと一緒に過ごしています。そういう意味ではすごくいい環境なので、チームとしっかりコミュニケーションをとりながら、引き続きがんばりたいと思います。
