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No.22 アールキューズ AMG GT3
城内政樹
レースを好きな気持ちは変わらない
実は17年前に辞めようと思っていたんですよ。でも、和田(久)さん2010年の鈴鹿700㎞(第6戦)に誘ってもらったのが17年前。和田さんてものすごく熱い人で、ドライバー同士ではありますけど、そういうところで応援したいなというところがあって、僕はサポート役で乗らなくてもいいので和田さん頑張ってみたいな感じで……17年間そうやってきました。誘ってもらえるって、ドライバーとしてはイヤな話じゃないでしょ? だから、一生懸命サポート役に徹してきたんです。本当は去年も終わった時点で辞めるつもりだったんですよ。でも、(チームメイト)の加納(政樹)さんとか監督が“それはダメですよ”って。去年の終わりの時点で『来年、全戦出られなくてもいいから、最終戦のもてぎに出て終わりにしましょう』って言ってくださって。わざわざ大阪から名古屋まで来てくれたので、それは本当にありがたいことでしたね。
最終戦でポイントが獲れるように、第3戦でテストしていきたいですね。「予選とスタートも」という話になって……いやあ、予選なんて何年ぶり!? って(笑)。嬉しい話ですよね。旗とかも内緒で作ってくれたみたいでビックリでした。
最も印象に残ってるクルマは一番最初に乗ったポルシェの GT2とやっぱり今のベンツ(Mercedes AMG GT3)ですかね。でも、違う意味でMercedes SLS AMG GT3も印象深いです。あのクルマはとんでもなくブレーキが重いんですけど、当時のヨーロッパの開発ドライバーは160kgぐらい(の踏力)らしいんですよ。僕の最高が146kgなんですけど、それで腰を壊しちゃったので、いまは両足でブレーキを踏んでます(苦笑)。

一番思い出に残っているレースは1997年のSUGO(第6戦)かな。“ちょい濡れ”のなかスリックでGT500クラスも抜いちゃうぐらいの勢いがあって、ポルシェで優勝したレースです。でも、チェッカーを受けた後に『ヤッター!!』って1~2コーナーをゆっくり回っている時にスピンして、チョンってぶつかっちゃいました(笑)。本当に“ツルツル”だったんですよ。でも、レース中は相当気合が入っていたんでしょうね、そんなことも気にならないくらいでしたから。
今後のことは何も決めていないです。(レースに)しがみついたりするつもりはないですけど、レースを好きな気持ちは変わらないです。FIA-F4とか面白そうですよね(笑)」
