SUPER GT 2025 SERIES

JAPANESE FIA-F4 CHAMPIONSHIP

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【第3戦 マレーシア:プロモーター会見】12年ぶりのマレーシア開催は予選日に2万8千超の地元ファンが集う

 2025 AUTOBACS SUPER GT第3戦「SUPER GT MALAYSIA FESTIVAL 2025」の決勝日にあたる6月28日(土)、午前11時30分(現地時間)から日本のメディアに加え、現地メディアも出席するなか、プロモーター会見が行なわれた。

 

 

 壇上に上がったのは、今大会のプロモーターであるHARO SPORTS & ENTERTAINMENT(HARO)の代表であるファリザル・ハッサン氏、今回2台のワイルドカード(現地特別参加)車両を出場させているEBM GIGA RACING代表のアール・バンバー氏、そしてGTアソシエイションの坂東正明代表の3名。

 

 

 まず、ハッサン氏が新型コロナウイルス禍で2020年に予定されていたマレーシアでのレースが延期となり、今回ようやく12年ぶりの開催が実現したことに触れつつ、「昨日の予選には、2万8,524人が来場しました」と盛況ぶりを笑顔で語った。
 さらに、ワイルドカードでの参戦について“ビッグ・アナウンス”があるとし、「2026年はSUPER GTマレーシア大会にGT500のワイルドカード車両がエントリーします。すべてはGTAの坂東代表のおかげでもあります」とコメントした。当然のことながら、実現すればSUPER GT史上初のことになる。なお、車両やドライバーについては、今後GTAとHAROが協議を重ねていくとした。

 

 

 続いて坂東代表が挨拶し、「やっとこの地に戻ってくることができました。マレーシアは東南アジアにおけるモータースポーツファンのハブでもある。今回は(GT300クラス)2台のワイルドカード車両を、また2026年はGT500クラスのワイルドカードを招くことになる。ここに足をつけて根を生やしながらやっていきたいと思います」と、今回の復活戦が、“ファースト・ステップ”にあたることを強調した。

 

 

 そのあと、バンバー氏によって今回参戦するワイルドカードチームのドライバーを紹介。ドライバーでもあるバンバー氏は子どものころにセパンでSUPER GTを観たことにも触れつつ、「チームオーナーとしてこのSUPER GTに参加できること、4選手とともにグリッドに並ぶことができて本当にうれしく思っています。決勝は素晴らしいレースになると思います」と語り、Adrian D Silva選手/Dorian Boccolacci選手(No.611 EBM GIGA 911 GT3)、Kerong Li選手/Jazeman Jaafar選手(No.333 EBM Vantage GT3)を次々にアナウンスした。

 その後の質疑応答で、マレーシアにおけるSUPER GTの注目度を問われたハッサン氏。「マレーシアではSUPER GTは昔からよく知られていますが、もともとこの国はクルマ好きの人が多く、日本車への憧れもあります。また、クルマ文化に限らず、今や日本の食べ物や文化においても高い関心を持っている人がたくさんいます。今回、グランドスタンド裏では日本の食べ物や飲み物、文化などを(NIHON MATSURI:日本祭りとして)紹介しています。サーキットで日本のライフスタイルを体験できる週末を用意させていただきました」と、来場者にはSUPER GTと、日本そのものを存分に体感してもらえるようなイベントを開催していることをアピールした。

 

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