SUPER GT 2025 SERIES

JAPANESE FIA-F4 CHAMPIONSHIP

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【第3戦 マレーシア:予選日】ポールポジション記者会見

 

第3戦 セパン・インターナショナル・サーキット:ポールポジション記者会見

GT500 Class

No.19 WedsSport ADVAN GR Supra

国本 雄資

「ヨコハマタイヤと19号車のがんばりをうまく結果に現すことができた」

 久々に19号車がトップタイムだったのですごくうれしいですし、ホッとしています。今回、レースフォーマットが(通常の大会と)結構違っていてフリー走行(公式練習)が結構長かったり、あとは海外戦で路面コンディションが日本のサーキットとちょっと違って結構読みづらい部分があったので、予選に行くまで不安な部分が多かったです。走ったフィーリングがすごく良かったわけでもなく、クルマの状況と格闘しながらの予選Q1アタックだったのですが、なんとかこうやってQ1のトップで(アタックを)終えることができてホッとしています。そこからは、(阪口)晴南選手にいろいろとフィードバックして、(阪口が)Q2に行ったのですが、ほんとにセクター1からすごく速いタイムでしたし、全セクターで(最速区間タイムを示す)赤が着いていたのですごく安心して見ていました。(ポールポジションを獲得してくれて)すごくうれしかったです。

 19号車と僕が海外戦で優勝したのが2016年のタイ戦なのですが、海外に来るとすごくパフォーマンスが上がるんです。19号車のメンバーもそうですが、(クルマと)ヨコハマタイヤとのマッチングもすごく良くて……。まず予選でポールポジションを獲れたことは、すごく良かったですし、ヨコハマタイヤと19号車のがんばりをうまく結果に現すことができたので、非常にうれしい予選でした。

(セパン戦が開催されるにあたり)GTAさん、セパンサーキットのがんばりで久々の海外戦に来ることができて、すごくうれしいです。東南アジアに来ると結構チューニングしているクルマが多くて、ウェッズのホイールを履いていたりするクルマもよく見かけるので、マレーシアでレースをすることで、もっともっとクルマ業界全体を盛り上げていきたいなと思います。明日のレースもがんばります。

(今回は通常と)レースフォーマートが違って、明日(決勝日)はちょっと午前中が空いて時間があるので、今日は美味しいご飯を食べてちょっと美味しいお酒を飲んでリラックスして、しっかり寝て、明日(のレースを)がんばりたいです。

 

阪口 晴南

「自信を持って走ることができた」

 (19号車はサクセス)ウェイトも載っていないので、(今シーズン)初ポール(ポジション)を狙うつもりでセパンに来たんですが、結構走り出しからコンディションがすごく悪くて、タイムを出すタイミングとかで結構順位が入れ替わったりして、自分たちが今、いったい何位なのかと。ポールポジション争いのなかの1台にいるのかが練習(公式練習)から全然見えてこなくて不安な部分もありました。国本(雄資)さんがQ1に行ったときはかなりいいペースでスタートして、トップ(タイム)で……”マジかよ”と(苦笑)。2戦目(富士大会)のQ1で国本さんがトップを獲って、僕(がQ2をアタックする)っていうところでポール(ポジション)を獲れなかったので、2戦目の思いが(自身に)乗っかって、すごいプレッシャーがあったと思います。

 ただ、Q2に行ってみると、途中赤旗がありましたが、アタック中はすごくいいフィーリングがありましたし、あのコンディションのなかではタイムパフォーマンスが良く、かなり高いパフォーマンスでアタックができる状態だったので自信を持って走ることができました。国本さんはじめ、ヨコハマタイヤの皆さんと19号車スタッフ、坂東監督に感謝したいと思います。

 今回、海外戦に出られてすごくうれしいですし、僕としては初めてのマレーシア戦なんです。予選も不確定要素が多いなかで攻め込んでいく、みたいなところはすごく楽しかったしやり甲斐を感じたので、とてもいいコースだと思います。こちらの現地のファンの方、普段お見かけしない方も応援してくださっていましたし、少し遠いですが、日本からも見慣れたファンの方が応援に来てくれていることもうれしいですね。

 普段と違う時間帯で(行う)レースで不確定要素が多いかもしれないですが、楽しみたいと思っています。(ポールポジション獲得をしたことで)今シーズン、初ポイントを獲れたのがうれしいですし、もちろん一番有利な位置からスタートできるので、かなり明日は楽しみです。ほんとに大きなチャンスが巡ってきたので、今日の夜は国本さんのお酒を僕が抑えたいと思います(笑)。

 

 

GT300 Class

No.18 UPGARAGE AMG GT3

小林 崇志

「ポールを獲るつもりでいたので本当に獲れて良かった」

 2013年以来ぶりで久しぶりのセパンはGT500のテストで一度来たことはあったんですけど、久々に走るサーキットで思い出すのにちょっと時間がかかりました。でもなんとかQ1までに走り方などもチームと相談して、うまく合わせることができました。今日はQ2は野村(勇斗)選手にいかせるつもりで昨日から考えていたので、僕はQ1通過だけを考えて走りました。ただ、Q1はタイムを出そうとしてセットアップをいろいろやったんですけど、そこが行き過ぎていた可能性もあったので、Q2に向けて(それを)戻しました。その結果、野村選手がポールポジションを獲ってくれたので良かったなと思います。僕も前回(2013年)のセパンは予選2位ぐらいだったと思うんですけど(*正しくは1位)、そこから優勝もできているので、相性もいいコースなのかなと。ひとまずは今日、ポールポジションを獲るつもりで来ていたので、実際に獲れて本当に良かったなと思っています。

 セパンは本当に久々の開催で、コロナの影響から海外戦がなくなっていたなかで、こうやって久々に海外でレースができることは本当に素晴らしいですし、SUPER GTが今後、世界でもっと認知されるというところで言えば、やはり海外戦は必要だなと思っています。普段走り慣れていないコースを走るというのもドライバーとしてはチャレンジングですごくおもしろいので、今後も引き続き、セパンだけじゃなくて、タイとかインドネシアとかいろいろな所で開催して、世界的な人気が出てきたらいいのかなと思います。コロナ明けの第一歩としてこのセパンで開催できたことはすごく嬉しいですし、そのなかでいい結果を出して「UP GARAGE」をアピールしていきたいなと思います。

 明日の決勝は夕方ということで普段と違う時間帯のレースなんですけれども、昨日から走行が始まってここまでチームががんばってくれて、いいパフォーマンスが出せて、タイヤもすごく調子がいいですし、ロングもすごくいい感じで走れているので、明日はポールポジションからスタートしてぶっちぎって、日が沈む頃に気持ち良くシャンパンファイトしたいなと思うのでがんばります。

 

野村 勇斗

「最初は手こずったけど、周回を重ねるうちにどんどん攻略できた」

 SUPER GTでポールポジションを獲るのも初めてですし、今週末初めてセパンを走るということで“どんなコースなんだろう!?”と思いながら(マレーシアに)来ました。本当に走り出したら、最初は手こずったんですけど、周回を重ねるうちにどんどん攻略できたというか……今日の公式練習の時点でもマシンのセットアップが決まっていて、予選に向けては自分のベストを尽くすつもりでいって、その結果、ポールポジションが獲れたので本当に嬉しかったです。

 海外戦があるというのはすごく特別なことで、自分自身も走ることを楽しみにしていましたし、本当に開催できて良かったなと……僕が開催したわけではないですけど(苦笑)。走れることが本当に嬉しかったし、いまのところ順調にきているので、いい思い出で帰れるように明日もがんばります。

 明日の決勝レースは夕方になりますけど、すごく暑いのでとても厳しいレースになるのかなと……しっかりとマネージメントしてポールから優勝できるようにがんばっていきます。

 

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