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2013年以来、12年ぶりの開催となったマレーシア大会。GT500クラスではオフシーズンの間に、セパン・インターナショナル・サーキットでのテストを実施してます。そんななか、2013年のレースで勝利した松田次生選手は過去のセパン戦で3勝を挙げている最多勝ドライバーのひとり(※)です。今回はNo.24 リアライズコーポレーション ADVAN Zを駆り、どのようなパフォーマンスを披露してくれるのでしょうか。木曜日の公式練習を終えた松田選手に話を聞きました。
※GT300クラスに参戦するジョアオ・パオロ・デ・オリベイラもGT500クラスで3勝を挙げている
No.24 リアライズコーポレーション ADVAN Z
松田次生選手
普段は走らないコースだから、結構面白い
── セパン戦のGT500クラスで3勝を挙げており、しかも2013年にはNo.12 カルソニックIMPUL GT-Rでジョアオ・パオロ・デ・オリベイラとともに優勝しています。もはや、”セパン・マイスター”ですね。
「マイスター、ですか? まぁ、3勝しているんでね(笑)。今も現役でGT500クラスに出場しているドライバーとして結果を残せているのは、うれしいことだと思います」
── オフシーズンにテストでセパンは走っていますが、今日は久々にGT300クラスとの混走になるなか、どのようなフィーリングでしたか?
「それがねぇ……。今日は路面がヤバかったです」
── ”ヤバい”!?
「テストのときと比べたら、もう全然グリップが低くて……。もうズルズルで、なにか間違っているんじゃないかっていうくらい、もうタイヤがグリップしなかったんですよ。でも、それが徐々にグリップするようになってきたので、そこからは結構良くなってきたかなという感じでした」
── ズバリ、セパンは得意なコースでしょうか?
「はい、結構得意だと思います。S字区間が大好きですね。セパンは日本のサーキットと似てるところはないんですが、見た目だけは鈴鹿サーキットのデグナーみたいなコーナーはあるんです。でも、デグナーはカーブに入ってブレーキを踏んで……っていう感じなんですが、ここはヘアピンカーブみたいなデグナーなんでね。だから、結果として全然違うんです。ここは独特なコースレイアウトじゃないですかね。だけど、結果も出ているので相性が良いと思うし、好きなサーキットと言えるでしょう。普段は走らないコースですから、やっぱり結構面白いと思いますね」
── 12年ぶりのレースに向けて、事前になにかしら特別に準備してきたことはありますか?
「いや、特別なことはしてませんが、タイヤ選択はしっかりしてきました!シミュレータですか? いやぁ、もうそういうのってあまり得意じゃない年なんで(苦笑)。僕自身の相性の良さを味方に、選んできたタイヤのパフォーマンスをしっかりと引き出せたら、と思います。過去のレースを見てもここは結構レース展開で荒れることが多いので、そのなかでしっかりチャンスを掴んでいけたらいいなと思います」