SUPER GT 2025 SERIES

JAPANESE FIA-F4 CHAMPIONSHIP

News

【第3戦 マレーシア:決勝日】優勝記者会見

 

第3戦 セパン・インターナショナル・サーキット:優勝記者会見

GT500 Class

No.37 Deloitte TOM’S GR Supra

 

笹原 右京

「チームは素晴らしいクルマを用意してくれた」

 序盤は結構接近戦が多くて、まず64号車(Modulo CIVIC TYPE R-GT)を抜かないといけなかったですね。そこはトラフィックをうまく使って抜けました。ただ、8号車(No.8 ARTA MUGEN CIVIC TYPE R-GT #8)、19号車(No.19 WedsSport ADVAN GR Supra)がすごく速くて、結構僕らもタイヤと燃費をセーブしながらついていくのがギリギリ(できること)かなと思ったので、僕らも彼らと同じよう(なタイミングでピット)に入ろうかなと悩むときがすごくありました。

 ただ、チームとタイヤ、マシンを信じて、やっぱり当初の予定どおり(ピットインのタイミングを)引っ張って行こうという作戦に切り替えて、そうしたらやっぱりタイヤ(グリップ)もうまくまた戻ってきてくれたりとか、自分のドライビングも出すことできました。チームは素晴らしいクルマを用意してくれました。最後の5、6周ですかね。自分のなかでは人生をかけていた……じゃないですけど、“もうここしかない!”と思ってすべてを振り絞ってプッシュして。そこがトップで戻れるかどうかの瀬戸際だったので、うまく仕事としてはやり切れたのかなと思います。いつものようにチームのピットストップ(の作業)は完璧で、速くて素晴らしい作業を(して)ミスなく送り出してくれました。

(セカンドスティント担当の)ジュリアーノ(アレジ)もすごいアウトラップで。もうとにかく(8号車の)前にさえ出られたらなんとかしてくれるだろうと思っていたんで、その結果のようになりました。後半はもう皆さんが見てわかるとおり、どんどんどんどん後続を引き離してくれたんで、見ていてとても安心するレースでした。

 

ジュリアーノ・アレジ

「自分自身ベストを尽くしてがんばった」

 素晴らしいレースでした。実は、(笹原)右京選手からクルマをもらったあと、アウトラップが一番苦戦するだろうなと思っていました。というのも、僕たちが選んだタイヤのコンパウンドが結構硬い感じのものだったので、アウトラップのウォームアップが大事になるなと思い、とにかくがんばりました。厳しいとは思っていましたが、自分自身ベストを尽くしてがんばりました。ここが今日のレース(の勝敗を)決めるものになるかもしれないとわかっていましたが、14コーナーあたりでトモキ(8号車・野尻智紀)がかなり近づいてきたんですが、逃げることができましたので安心しました。

 そこからポジションをとにかくキープしました。僕たちのペースでレースをすることができたので、最後までがんばったと思いますが、ほんとにこのレースに関しては、ウキョウ(笹原右京)に大変感謝したいと思います。彼からレース中のフィードバックとか、これまでの経験からいろんな部分を教えてもらっています。彼の素晴らしいファーストスティントがあっての今日の優勝だと思います。

 僕たちは第1戦、第2戦と苦戦していたので、ここで勝つことができたことで前向きになれるし、チームにとっても大変うれしい結果だったと思います。この流れをキープして残りのシリーズ戦をがんばりたいですね。

 

 

 

GT300 Class

No.18 UPGARAGE AMG GT3

 

小林 崇志

「みなさんのおかげで勝てたんだなと思う」

 (表彰台で)シャンパンを飲んで酔っ払っているので……お酒弱いんです、僕(苦笑)。

 前回12年前にポール・トゥ・ウインして(No.55 ARTA CR-Z)、今回久々の開催でまたポール・トゥ・ウインできたというのは本当に嬉しいです。僕、セパンはGT300で勝率100%なので、すごく縁があるのかなと。

 ただ、僕ひとりの力では当然勝てなくて、昨日、予選で野村(勇斗)選手が素晴らしいアタックでポールポジションを獲って、そういう流れを作ってくれましたし、開幕戦と第2戦はなかなか噛み合わないレースが続いていたんですけど、チームもそういう悔しさをバネにすごくいいクルマをセパンに持ってきてくれました。ヨコハマさんも最後までしっかり走れるタイヤを作ってくれたので、本当にみなさんのおかげで勝てたんだなと思います。

 そんな感じですね。いま酔っ払っているのでちょっと分からないです、はい。

 

野村 勇斗

「参戦3戦目で優勝できて、自分でも驚いている」

 まずは優勝することができて本当に嬉しいです。

 僕は今年からSUPER GTに参戦し始めて、3戦目で優勝できて、ちょっと自分でも驚いているんですが、それを達成できたのはチームのおかげでもありますし、チームメイトの小林(崇志)選手のアドバイスのおかげでもあるので、本当に感謝しています。

 今週初めてセパンを走ったんですけど、練習走行から少しずつセパンの特性を理解することができて、予選では1周をまとめることができて本当に良かったです。レースではスタートを担当して1周目に抜かれてしまったのはすごく悔しいんですけど、その後、ピットで(のノーミス作業でトップ返り咲きとなり)チームのみなさんが帳消しにしてくれました。そして、その後は小林選手の走りが本当にすごいなと思いながら見ていました。

 優勝はすごく嬉しいです。

 

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