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□公式練習 天候:晴れ| コース:ウェット/ドライ

もてぎ大会は、第3戦マレーシアの代替戦が土曜に、最終戦となる第8戦が日曜とワンデーレースの連戦となった。このため通常の公式練習にあたる走行が、6日の金曜午前にSUPER GT専有走行として行われた。
午前9時30分に走行開始。前夜の雨の影響もあり、路面にはまだ濡れた箇所が残っていたため、ウェット宣言が出されている。
混走が始まってすぐに走り出したのはNo.24 リアライズコーポレーション Z(名取鉄平/三宅淳詞)とNo.64 Modulo HRC PRELUDE-GT(大草りき/イゴール・オオムラ・フラガ)の2台。24号車が自身の4周目に1分39秒101を記録。64号車は1分39秒371を同じく4周目に記録し、2台揃ってピットへ。
それに代わってNo.19 WedsSport BANDOH GR Supra(国本雄資/阪口晴南)を除く11台が走行を開始。タイヤに熱を入れながら徐々にペースを上げていき、No.16 #16 ARTA MUGEN HRC PRELUDE-GT(野尻智紀/佐藤蓮)が自身の7周目に1分38秒566でトップに立つ。No.39 DENSO KOBELCO SARD GR Supra(関口雄飛/サッシャ・フェネストラズ)も同じ7周目に1分38秒723を記録して続く。開始から間もなく20分が経とうというところで赤旗が提示され、セッションは中断。セカンドアンダーブリッジのコース脇に設置されているボラード(コースの境界を示すポール)を補修するためだ。
走行は午前10時に再開され、GT500クラスはNo.38 KeePer CERUMO GR Supra(大湯都史樹/小林利徠斗)を先頭に各車続々とコースイン。ここでようやく19号車も動き出し、再開から10分が経過したところで自身の5周目に1分37秒528を叩き出し、トップに躍り出る。No.36 au TOM’S GR Supra(坪井翔/山下健太)も7周目に1分38秒036を記録して2番手、No.37 Deloitte TOM’S GR Supra(笹原右京/ジュリアーノ・アレジ)も1分38秒200で3番手に続くがすぐに16号車が1分38秒145(13周目)までタイムを縮めて3番手に割って入り、64号車も1分38秒170(10周目)で4番手に上がってきた。
中断の影響もあり混走は予定より10分遅れの午前10時25分に終了。トップは19号車、2番手に36号車、16号車が3番手だ。
15分間のFCY訓練に続いて専有走行は午前11時より10分間で行われた。各車入念なウォームアップののち、残り3分を切った辺りからタイムアタックに取り掛かる。まずは64号車の大草がいきなり1分37秒449でトップに躍り出る。続いて24号車も1分37秒636を記録するが、39号車が1分37秒615でこれを上回る。そして終了直前にNo.14 ENEOS X PRIME GR Supra(福住仁嶺/大嶋和也)が1分37秒465までタイムを縮めてきた。
この結果、専有走行は64号車がトップタイム。14号車が2番手につけることに。混走トップの19号車は再びコースに出るも、ここではタイムアタックを行わず。それでも混走でのタイムで3番手につける。4番手にはNo.12 TRS IMPUL with SDG Z(平峰一貴/ベルトラン・バゲット)のバゲットが1分37秒597で続き、39号車は5番手、24号車は6番手で走行を締め括った。



序盤トップに立ったのはNo.30 apr GR86 GT(織戸学/平良響)でタイムは1分47秒704。だがNo.11 GAINER TANAX Z(富田竜一郎/大木一輝)が1分47秒297と書き換え、さらにNo.61 SUBARU BRZ R&D SPORT(井口卓人/山内英輝)の山内が1分46秒817と、ベストタイムを1分26秒台に入れてくる。この時点でのトップ3は61号車、11号車、30号車だった。
その後コース脇のポールを補修するために赤旗が出され、セッションは中断。走行は午前10時に再開された。まずはNo.96 K-tunes RC F GT3(新田守男/高木真一)、続いてNo.60 Syntium LMcorsa LC500 GT(吉本大樹/河野駿佑)、No.20 シェイドレーシングRC F GT3(平中克幸/清水英志郎)と各車続々とピットを離れていく。
再開後もトップは依然として61号車だったが、ここでNo.88 VENTENY Lamborghini GT3(小暮卓史/ダニール・クビアト)が1分46秒874で2番手、No.87 OPEN HOUSE Lamborghini GT3(元嶋佑弥/松浦孝亮)も1分47秒055で3番手とウラカンGT3勢がタイムを上げてきた。
結局、混走では大きなアクシデントやトラブルもなく61号車BRZ、88号車と87号車のウラカンGT3、11号車Zの順で終了。前回優勝の96号車は20番手。ポイントリーダーのNo.56 リアライズ日産メカニックチャレンジ GT-R(ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ/木村偉織)は17番手だった。
FCY訓練を経て、GT300クラスの専有走行が午前10時50分に始まった。混走トップの61号車や続く88号車、87号車もコースに出たが、彼らをはじめ上位陣に目立ったタイムアップは見られず。そのなかで、96号車が1分47秒886までタイムを縮めて、9番手まで上がっている。他には変動がなく、10分間のクラス専有走行は終了となった。


大草りき(No.64 Modulo HRC PRELUDE-GT)
「思ったよりもフィーリングが良かった」
今回の予選はひとりのドライバーが担当するのがスタンダードだと思うんですけど、そういうこともあってたくさん走らせてもらいました。いろいろと組み立てながらという感じではありましたが、最後のGT500専有の時間帯は思ったよりフィーリングも良くて、タイムが出せたかなと。ただ、ちょっと19号車(WedsSport BANDOH GR Supra)が不気味ですね。彼らがアタックしていれば同じようなタイムレベルにいると思うので……。ロング(ランの)もテストしましたが、明日(第3戦)や明後日(第8戦)とは気温がだいぶ違うと思うので参考になるかどうか分からないんですけど、フィーリング的には悪くはないと思います。
明日はまずは自分の3連続ポールポジションを決めにいきたいですね。あとはチームメイトが“代替戦の勝率100%男(スーパーフォーミュラの今季実績)”なので、(彼が走る)明日はチャンスだと思っています。
今年で(GT500クラスの)ダンロップが最後だと思うと寂しい気持ちもありますけど、タイヤの開発とかいろいろ経験させていただいて感謝していますし、来年違うタイヤになって、この経験が活きると思うので、ダンロップさんのおかげで成長できたと胸を張って言えるようなドライバーになって、恩返しがしたいですね。
山内英輝(No.61 SUBARU BRZ R&D SPORT)
「良い流れのなかでタイヤもクルマも良いパフォーマンスを発揮」
走り出しから流れが良くて、専有走行のなかでいろいろとタイヤやクルマの状況を把握することができました。赤旗前にトップタイムを出して、その後、また別のタイヤでシミュレーションして、その後はロングランテストをしました。
先ほども言いましたが、今回、本当に流れが良くて、ダンロップさんもチームもいいパフォーマンスのタイヤ、クルマを持ってきてくれているので、予選でトップを獲れるようにしっかりがんばっていきたいと思います。決勝はいろいろなシチュエーションが出てくると思うんですけど、自分たちのタイヤをもたせながら速いペースで走れるような状況を作り出していけるようにしたいですね。
今回、ダンロップの開発タイヤで一緒に走れる最後のレース(来季はダンロップだが全車共通の仕様)になるので、ダンロップさんにも最高の結果を届けられるように、気持ちをひとつにして戦いたいと思います。