SUPER GT 2025 SERIES

JAPANESE FIA-F4 CHAMPIONSHIP

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【第4戦 富士】サーキットガイド

 

 

第4戦 富士スピードウェイ:サーキットガイド

 

観戦メモ:富士スピードウェイ

 富士スピードウェイはSUPER GT以外にも、世界耐久選手権(WEC)や過去にはF1世界選手権も開催している日本を代表するサーキットだ。1966年の開業以来、名物になっている約1.5kmの長いストレートは世界的にも有名だ。その計画時にはアメリカに多いオーバルトラック(楕円のコース)の採用も考えられていた。結局、開業当初はそのイメージを残して、長いメインストレートと共に、現1コーナー先には大きなバンクコーナーがあり、ヘアピンなどを挟んで、コース後半は大きなひとつの高速複合コーナーが存在する超高速系のレイアウトだった。その後は何度かの改修を経て、2005年にはF1サーキット設計を多く手掛けるヘルマン・ティルケ氏による大改修が実施された。そして高速要素を残しつつも、テクニカルな部分も盛り込んだ現在の巧みなレイアウトとなっている。
 現在のレイアウトになっても長いメインストレートは健在なので、最高速が速いマシンが有利なコースではある。現在のGT500クラスならHonda CIVIC TYPE R-GTやTOYOTA GR Supra GT500、GT300クラスではメルセデスAMG GT3、アストンマーティン・Vantage GT3、ランボルギーニ・ウラカンGT3、SUBARU BRZ GT300、そしてこちらでもGR Supra GTが得意としている。しかし、テクニカルコースが得意な車種も、コース後半のテクニカル部分でタイムを稼いで1周勝負の予選で上位を得られれば、第4戦の決勝はスプリントだけに逃げ切りという作戦も成り立ちそうだ。
 第5戦は8月第1週末と夏休みシーズンだけに、富士でのSUPER GT観戦と併せて家族での富士山周辺の観光にも最適だろう。東名高速や中央高速を利用するなら交通アクセスも優れているので、夏休みの富士スピードウェイへ出掛けてみてはいかがだろうか。

富士スピードウェイの観戦ポイント| About SUPER GT

 

 

サーキット・データ:富士スピードウェイ

コースデータ
コース全長 4,563m
コース幅 15~25m
高低差 40m
コースレコード
GT500
1’25.764 山下健太/No.14 ENEOS X PRIME GR Supra 2021年 第8戦予選Q2(11月27日)
GT300
1’34.395 山内英輝/No.61 SUBARU BRZ R&D SPORT 2021年 第8戦予選Q2(11月27日)
2024年第4戦富士 優勝
GT500 No.8 ARTA MUGEN CIVIC TYPE R-GT #8 野尻智紀/松下信治
GT300 No.65 LEON PYRAMID AMG 蒲生尚弥/篠原拓朗/黒澤治樹
2024年第4戦富士 ポールポジション(GT500はタイム合算で、GT300はコース悪化によりQ2順位で決定)
GT500 野尻智紀/松下信治/No.8 ARTA MUGEN CIVIC TYPE R-GT #8 2’56.359
GT300 蒲生尚弥/篠原拓朗/No.65 LEON PYRAMID AMG 1’37.764(蒲生)
2025年第2戦富士 優勝
GT500 No.38 KeePer CERUMO GR Supra 石浦宏明/大湯都史樹
GT300 No.6 UNI-ROBO BLUEGRASS FERRARI 片山義章/ロベルト・メリ・ムンタン
2025年第2戦富士 ポールポジション
GT500 大湯都史樹/No.38 KeePer CERUMO GR Supra 1’26.093
GT300 チャーリー・ファグ/No.777 D’station Vantage GT3 1’34.820

 

 

富士大会公式戦全63戦のデータ(シリーズ戦のみ。決勝中止の1戦含む)

優勝回数
最多勝ドライバー(今大会参戦選手のみ) GT500:松田次生、石浦宏明(5勝)
GT300:高木真一(9勝)
GT500 メーカー別 トヨタ/レクサス:25勝(スープラ:14勝、LC500:4勝、SC430:7勝)
日産:19勝(フェアレディZ:3勝、GT-R:16勝)
ホンダ:15勝(CIVIC:1勝、NSX:14勝)
外国車:3勝(ポルシェ:2勝、マクラーレン:1勝)
GT300 最多勝車種(今大会参戦車両のみ) ポルシェGT3R(9勝)
ポールポジション回数
最多ポールポジションドライバー(今大会参戦選手のみ) GT500:野尻智紀(3回)
GT300:高木真一(6回)
GT500 メーカー別 トヨタ/レクサス:30回(スープラ:21回、LC500:2回、RC F:1回、SC430:6回)
ホンダ:17回(CIVIC TYPE R:2回、NSX:14回、HSV-010 GT:1回)
日産:11回(フェアレディZ:2回、GT-R:9回)
外国車:5回(ポルシェ:2回、マクラーレン:2回、フェラーリ:1回)
GT300 最多ポールポジション車種(今大会参戦車両のみ) スバル BRZ、メルセデス AMG GT3(通算5回)

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第4戦 富士:エントリーリスト

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