SUPER GT 2026 SERIES

JAPANESE FIA-F4 CHAMPIONSHIP

News

【第4戦 富士:予選日】公式練習:またもAstemo HRC PRELUDE-GTのルーキー野村がトップを獲得!GT300はPONOS FERRARI 296 EVOが混走で最速タイムを記録!!

 

第4戦 富士:公式練習

□公式練習 天候:晴れ| コース:ドライ | 開始時31℃/44℃(10:31)、中盤32℃/45℃(10:57)、終盤31℃/51℃(11:29)、占有走行34℃/54℃(11:57)、終了後35℃/54℃(12:29、サーキットサファリ中)。

 

GT500 Class
■HRC PRELUDE-GTが17号車と16号車のワン・ツーを決める!これに37号車GR Supraが続くもTop5にPRELUDE-GTが4台食い込む!!

 SUPER GTの国内戦では最も多くの観客を動員するゴールデンウィーク中の第2戦富士大会。今年も大会前日の5月2日から多くの車が東ゲート前の広場に溢れんばかりの長蛇の列をなしていた。その観衆の見守る中、公式練習は午前9時30分にコースオープン。今大会は混走が60分間と短くなり、15分間のフルコースイエロー訓練を挟んで専有走行が各クラス10分間で行われた。

 

 

 第3戦セパンの延期により、5月の第2戦富士以来3ヶ月ぶりの開催となった第4戦富士。今回もコースサイドには前日からファンが持ち込んだ大小様々なテントが立ち並ぶ中、公式練習は午前10時30分より、両クラス混走60分間に続いてFCY訓練を15分間行い、その後に各10分間のクラス専有走行という方式で行われた。

 混走では序盤からHonda HRC PRELUDE-GT勢、Nissan Z NISMO GT500勢が上位タイムを分け合う展開となる。まずはNo.8 #8 ARTA MUGEN HRC PRELUDE-GT(太田格之進/大津弘樹)の大津が自身の4周目に1分29秒945を記録してトップに立つと、No.12 TRS IMPUL with SDG Z(平峰一貴/ベルトラン・バゲット)が1分29秒749を5周目に記録して8号車を上回った。開始から15分が経過したところでNo.17 Astemo HRC PRELUDE-GT(塚越広大/野村勇斗)の塚越が5周目に1分29秒689でトップへ。さらにNo.100 STANLEY HRC PRELUDE-GT(山本尚貴/牧野任祐)も1分29秒789で3番手に浮上してきた。

 30分を経過した時点での順位はトップが17号車、2番手に12号車が続き、100号車が3番手。以下8号車が4番手、No.38 KeePer CERUMO GR Supra(大湯都史樹/小林利徠斗)がTOYOTA GR Supra GT500勢最上位の5番手という状況。その後は各車ロングランを行ない、目立ったタイムの更新はなく、午前11時30分に混走は終了。

 15分間のFCY確認走行を経て、各クラスの専有走行に移行する。GT500クラスのコースイン開始は午前11時55分。この頃には気温も35℃を超え、強い真夏の日射しの中で、午後の公式予選を想定したタイムアタック合戦が始まった。まずはNo.23 MOTUL Niterra Z(千代勝正/高星明誠)の高星が1分29秒685で17号車のタイムを上回ると、No.37 Deloitte TOM’S GR Supra(笹原右京/ジュリアーノ・アレジ)の笹原が1分29秒294でこれを大きく上回る。続いてNo.16 #16 ARTA MUGEN HRC PRELUDE-GT(野尻智紀/佐藤蓮)の佐藤が1分29秒526でこれに続く。

 しかし混走トップの17号車は、専有走行を任されたルーキーの野村がアウトラップに続いてウォームアップ走行を2周行ったのち、1分28秒770とこのセッションで唯一の1分28秒台を叩き出した。16号車の佐藤も2回目のアタックで1分29秒112までタイムを縮めた。

 この結果、公式練習はNo.17 Astemo HRC PRELUDE-GTのルーキー野村が前戦富士に続いて公式練習トップタイムとなった。これにNo.16 #16 ARTA MUGEN HRC PRELUDE-GTが続いてHRC PRELUDE-GTのワン・ツーに。3番手にNo.37 Deloitte TOM’S GR Supraを挟んで、4、5番手にもNo.100 STANLEY HRC PRELUDE-GTとNo.8 #8 ARTA MUGEN HRC PRELUDE-GTが並んだ。そして23号車がZ勢の最上位の6番手という結果となった。

 

 


GT300 Class

 

■GT300では45号車が最速を記録するなどフェラーリ勢が好結果を残す!! 2号車GR86と52号車GR Supraも速さを発揮して上位進出!

 GT300クラスのセッション序盤ではNo.32 ENEOS X PRIME AMG GT3(石浦宏明/鈴木斗輝哉)の石浦が1分38秒882でクラスのターゲットタイムを作り、これに1分39秒のNo.20 シェイドレーシング RC F GT3(平中克幸/清水英志郎)やNo.60 Syntium LMcorsa LC500 GT(吉本大樹/河野駿佑)が続いた。

 しかし、数分後にはNo.45 PONOS FERRARI 296 EVO(篠原拓朗/川端伸太朗)のエースドライバーの篠原が1分37秒789で最速に浮上。この後、クラス専有走行でもこのベストタイムは更新されず、この公式練習でのGT300トップタイムとなった。この時点で、45号車に続いたのはNo.7 CARGUY Ferrari 296 GT3 EVO(ザック・オサリバン/梅垣清)、マシンをこのレースから296 GT3 EVOに代えてきたNo.6 UNI-ROBO BLUEGRASS FERRARI(片山義章/ニクラス・クルッテン)で、フェラーリの296 GT3 EVO勢がトップ3に並んでみせた。

 そのフェラーリ勢に割って入ったのが、富士を得意とするNo.52 Green Brave GR Supra GT(吉田広樹/野中誠太)だ。まずは野中が1分38秒160で3番手につけ、次の周には1分38秒001として2番手に食い込んだ。

 この後、気温の上昇からか各チームが予選・決勝に向けてセットの確認に入ったのか、上位陣に大きなタイム上昇はなく、混走時間はトップが45号車、それに52号車、7号車、6号車、No.2 HYPER WATER INGING GR86 GT(堤優威/卜部和久)、No.48 健康ケーズフロンティアWMニルズGT-R(井田太陽/ジェームス・プル )のトップ6となり、その後ろに前戦富士優勝のNo.56 リアライズ日産メカニックチャレンジ GT-R(ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ/木村偉織)が並ぶ結果となった。

 GT300クラスの専有走行(10分間)では、2号車のルーキー卜部が1分38秒220でポジションを1つ上げ、連続アタックで1分37秒889を記録。トップの45号車には0.1秒に届かなかったが、2番手としてこのセッションを終了した。

 最終的に混走時間の序盤にNo.45 PONOS FERRARI 296 EVOが記録した1分37秒789が、クラス最速になり、専有走行でベストを更新したNo.2 HYPER WATER INGING GR86 GTが2番手に。3番手はNo.52 Green Brave GR Supra GT。これにNo.7 CARGUY Ferrari 296 GT3 EVOとNo.6 UNI-ROBO BLUEGRASS FERRARIと、トップ5にフェラーリの296 GT3 EVOの3台が入る形となった。

 

 

 

GT500クラス・トップタイム

野村 勇斗(No.17 Astemo HRC PRELUDE-GT)

「第2戦よりさらに戦闘力が上がっている気がします」

 走りはじめは塚越選手が走っていたのですが、最初からバランス的にかなりいいところに行ってるなと感じました。タイムも上位にいたので、結構調子がいいのかなと思っていました。

 僕は後半に乗ったんですが、実際にバランスは良かったですし、第2戦の時よりさらに戦闘力が上がっているんじゃないかという気はしています。その手応えはありました。僕自身、GT(のクルマ)に乗ったのが(第2戦富士後)3か月ぶりと久しぶりだったので手探りの中で行ったんですが、問題なかったし、フィーリングとしてはすごくいいところにいたと思うので、良かったです。

 今回(のクルマは)、第2戦で良かったところを引き継いで、さらに改善できるように持ってきているので、まずは良い方向に行ったというのを確認できました。午後からの予選ですが、多分Q1に行くと思います。

 300kmレースなので、(前回の3時間レースと違って)そもそものレースペースが結構勝敗を分けると思います。だから、ピットワークも大事ですが、レースタイムもしっかり底上げできるようにチームの皆さんとマシンを用意していきたいなと思います。プレリュードGTとして初の優勝と表彰台も届けられるようにがんばります。

 

GT300クラス・トップタイム

篠原 拓朗(No.45 PONOS FERRARI 296 EVO)

「初めてのタイヤ選択がハズレではなくて、まずホッとした」

 (セパン大会が延期になり)3カ月空きましたけど、その間に体制が変わって、チームメイトが変更になりました。僕としては初めてチームを引っ張っていく立場になって、この3カ月間ずっと緊張がある状態でした。より質を高めるという意味で、今まで以上にいろいろなことを考えたり、動いたりしながら、タイヤ選択も初めて自分がやりました。

 公式練習でトップタイムを獲ったことで、自分で意見を言って持ってきたタイヤがハズレじゃなかったというだけでもまずひとつホッとしています。フリー走行はうまくいきすぎて予選はちょっとどうなるか分からないですけど、素直に喜ぶ部分と気を引き締めて午後の予選に向かう部分とをきちんと分けていきたいなと思っています。

 新しくパートナーとなった川端(伸太朗)選手とは2021年に一緒に優勝※もしていますし、別の仕事も一緒にやっているのでコミュニケーション的にも問題ありません。それに、彼はジャパンカップ(GT World Challenge Asia)でフェラーリに乗っているので、そこも心配していませんし、すごく良い状態です。
 午後の予選では、昨年の最終戦から3戦連続でQ1を突破できていないので、まずは Q1を突破して、ちゃんと次に繋げていくことを第一の目標としています。
※2021年第7戦もてぎ:No.21 Hitotsuyama Audi R8 LMS(川端伸太朗/篠原拓朗)

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