- SUPER GTについて
- ニュース
- レース日程
- 順位
- チーム&ドライバー紹介
- English
- Japanese
No.1 au TOM’S GR Supra
坪井 翔
「1位を守り抜けたのは良かった」
まず、予選があまりにもダサすぎました。よく2位でおさまれたなというぐらいの大失敗をしたのですが、あれで2位が獲れるスピードがあるってことは、1号車はいつも決勝での強さをもっているというわけで、2列目までにいたら決勝はチャンスがあるなと思っていました。予選後というか、決勝前は“勝てるのかな”というふうには思っていましたが、あんなミスをしたのに2位だったし、とはいえレースは始まってみないとわからないし。そういう感じでレースが進みました。あとは雨がどうなるかっていうところで、イレギュラーだけは起きないでくれと思ってレースしていたので、ほんとに1位を守り抜けたのは良かったです。
この(スプリントレースの)フォーマットに関しては、35周走ると、もうほぼ(普段のレースの)ワンスティントだし、GT300クラスと混走だし、そう考えるとあまりスプリント(レース)も、ワンスティント分とピットストップ、そしてそのあとが続かないというだけで……。ドライバーとしてやらなきゃいけないことは、あんまり(普段の)ワンスティントと変わらないのかなという印象があります。
あとは、このスケジュールだとちょっとメカ(ニック)さんがかわいそうかなっていうのがあって。観ているお客さんに楽しんでもらえたらそれが一番なんですが、チーム側を見ていると、(朝の公式練習から)お昼(ごはん)も食べられずに、予選〜決勝とずっとメンテナンスをしているのが明日(日曜)も続くわけで。この暑さでメカさんたちにはちょっと酷なスケジュールかなっていうのを感じました。フリー(走行)を金曜日にやるとか、そういう対策をしていただけると、多分チームの人たちが倒れなくて済むのかなと思うような1日でした。
(明日のRace2は)ほんとにSUPER GTファンの一員として、レースを客観的に観られたらいいかなと思います。とはいえ、やっぱり今日の(レースの)フィードバックを元にして、明日の(Race2の)クルマだったりタイヤだったりというのが決まってくるので、そのあたりの情報のフィードバックをしっかりしつつ、今日、(ポールポジションを獲れずに)0.5点を獲りこぼしたんで、山下(健太)選手にしっかり(ポイントを)獲ってくれることを期待します。
No.777 D’station Vantage GT3
チャーリー・ファグ
「個人の力がいつも以上に出るレースだった」
まずはここ(優勝記者会見の場)に戻ってこられて嬉しいです。そして、SUPER GT関係者のみなさま、このレースを開催してくれてありがとうございます。今日のレースはとにかく楽しかったですし、このような機会(スプリントレース)がなかったので、この機会を与えてくれたことを感謝しています。また、今日の結果はとてもハッピーです。
1日で公式練習、予選、決勝まで全部やるのはとても刺激的でしたし、ひとりのドライバーが戦うのでいつものレースとは違って個別に自由だし、個人の力がいつも以上に出るレースだったと思います。最初から最後までアクセル全開で楽しむことができて良かったです。
レースがどうしてこんなにうまくいったのか、よくわからないのですが、今日はマシンのフィーリングがすごく良かったですし、予選にしても決勝にしても、マシンの細かいところをいろいろ変更して向上させていって、マシンがさらに良くなっていきました。ただ、ペースが足りなかったのも事実です。後ろで2台のメルセデスAMG GT3の2台(No.4 グッドスマイル 初音ミク AMGとNo.65 LEON PYRAMID AMG)がバトルしてくれたおかげでトップをキープできたので、すごくラッキーでした。
明日(のレースを担当する)藤井(誠暢)選手は日本で実績のあるドライバー。だからきっとすばらしい仕事をしてくれると思います。僕は半袖&短パンでレース観戦して楽しむつもりですが、チームメイトをしっかり応援します!