8月24日（日）に三重県・鈴鹿サーキットで開催された「2025 AUTOBACS SUPER GT Round 5／SUZUKA GT 300km RACE」において、三重県警察の白バイおよびパトロールカー先導によるパレードラン等が行なわれた 。
これはSUPER GTがレースを開催するサーキットの地元警察の協力を得て行なっている交通安全啓発活動のひとつで、ピットウォーク時には警察車両を展示して白バイの乗車体験等を実施。お子様連れのファミリーを中心に、白バイにまたがり、その様子を写真におさめる姿が見られた。また今回は、４月に寄贈されたNSXベースのパトロールカーが展示され、国内唯一となる“2代目NSXパトカー”はSUPER GTファンのみならず、関係者たちの注目を集めた。

　一方、決勝レース前のグリッドウォーク時にはグリッドの先頭に白バイ６台、パトロールカー３台を並べ、グリッドウォーク参加者たちとの記念撮影に応じていたほか、レースアナウンサーのピエール北川氏が三重県警察からの「交通安全に関するお願い」を代読し、「飲酒運転撲滅」と「横断歩道での歩行者優先」を訴えた。

　そして、決勝レースのスタート前に行なわれるパレードラップでは白バイ６台とパトロールカー３台が隊列を組んで、SUPER GTマシン42台を先導。サイレンを鳴らし、赤色灯を回しながら鈴鹿サーキットを１周して交通安全を呼びかけた。