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決勝日の午前11時30分から行なわれたGTA定例記者会見の冒頭、一般社団法人日本自動車会議所より、今回の鈴鹿でSUPER GT参戦200戦を迎えた松田次生選手(No.24 リアライズコーポレーション ADVAN Z)に記念品が贈呈されました。
贈呈式には、松田次生選手、日本自動車会議所 モータースポーツ委員会の加地雅哉委員長、そしてGTアソシエイションの坂東正明代表の3名が出席しました。
日本自動車会議所は自動車メーカーをはじめとする自動車関連企業だけでなく、ユーザー団体のJAF(日本自動車連盟)も加入するなど、自動車産業に携わる企業、団体を会員としており、その数は550万人ほど。モータースポーツ業界では、GTAはもちろん、日本レースプロモーション(JRP)やスーパー耐久機構(S.T.O)、日本モーターサイクルスポーツ協会(MFJ)などがメンバーとなっています。今年6月、豊田章男氏が同会議所の第14代会長に就任されたのを機に、モータースポーツ委員会が発足。この委員会では、モータースポーツ関係者が結束して発展を目指す一方、モータースポーツをインダストリーにしていくという目標を掲げています。
「”クルマを日本の文化に”というスローガンを実践していきたいという思いがあり、モータースポーツを通じてクルマの素晴らしさを表現してきていただいた方々に感謝の気持ちをお伝えしようということで、200戦目を達成された松田選手に記念盾を用意しました」と言う加地委員長は、豊田会長の代理として松田選手に盾を手渡されました。
鈴鹿で主に生産されている日本を代表する伝統工芸品のひとつとして知られる伊勢型紙で 作られた記念盾を受け取る松田選手
記念盾を受け取った松田選手は、「2000年(第5戦・TIサーキット英田)、綜警 McLaren GTRで(全日本GT選手権に)デビューし、そこからナカジマレーシングで5年走って、日産に移籍してチームインパルで6年、ニスモで12年、今、KONDO RACINGで2年目を迎えていますが、ここまでやってこれたのは、本当にいろいろ携わっていただいた皆さんのおかげですし、結果も出せてこれたんじゃないかと思っています。今後もSUPER GTを盛り上げていけるよう、もっともっといい走りをしていきたいと思います。さらにご支援、応援をお願いします」とコメント。また、現在24勝の通算勝利数を25勝にしたいと、記録達成を目指しての奮闘を誓っておられました。
また、坂東代表は、「”GTAの坂東”ではなく、自動車会議所の会員の立場で」と前置きしつつ、「産業と経済がなければ文化はできないと思いますが、モータースポーツが日本における文化としての歴史ができるように、自動車会議所の皆さんにモータースポーツを支えていただきたいし、我々は支えられるようなプロモーターになり続けていかなければならないと思っています。自動車関係企業がみんなで努力してモータースポーツを日本の文化にすることを目指し、継続してやっていきたいと思います」と語り、最後は3人揃って記念撮影を行ないました。
また、午後のピットウォークでは、KONDO RACINGピット前においてお祝いのセレモニーが行なわれ、日産系ドライバー、監督らが松田選手を囲んで盛大に祝福されていました。