SUPER GT 2026 SERIES

JAPANESE FIA-F4 CHAMPIONSHIP

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【第6戦プレビュー】いよいよシリーズ後半戦!最初の関門となる“ドラマチックSUGO”を見逃すな!!

 

 

2026シーズンのAUTOBACS SUPER GTは全8戦で行われ、次戦のAUTOBACS SUPER GT第6戦「SUGO GT 300km RACE」は、まさにシーズン折り返しの一戦となる。開催日は9月19日(土)、20日(日)、舞台は宮城県のスポーツランドSUGO。SUGOは山間にあり、中高速コーナーが連続するサーキット。参戦台数の多いSUPER GTではパッシングも頻繁に見られ、エキサイティングな展開の末、思わぬ結果が生まれることもあるコースだ。また有力チームのサクセスウェイトが増えてくることもあり、ダークホースの躍進や前半戦で不調だったチームの巻き返しも十分にあり得る。こうした展開もレースをおもしろくするエッセンスになる。上位の優勝争いはもちろん、中団でもタイトル争いを繰り広げるチームにとっては1ポイントでも多く獲得したい一戦となり、どんな展開でも応援するチームから目が離せないのが、SUGO戦の魅力だ。果たして、今年はどんなドラマが待っているのだろうか?

※上の写真は2025年第6戦SUGOのGT500スタート

 

■序盤戦をリードしたGR Supra勢。SWの軽い37号車、39号車がSUGOで反撃へ

 開幕戦岡山と第2戦富士を連勝したNo.36 au TOM’S GR Supra(坪井翔/山下健太)を筆頭に、No.14 ENEOS X PRIME GR Supra(福住仁嶺/大嶋和也)やNo.38 KeePer CERUMO GR Supra(大湯都史樹/小林利徠斗)などがドライバーランキングでも上位を占めていた。だが、第4戦富士と第5戦鈴鹿でHRC PRELUDE-GT勢が連勝しており、TOYOTA GR Supra GT500勢も安閑とはしていられない。特に4連覇を目指す36号車はサクセスウェイト(SW)が100kgとなり、燃料流量リストリクターに加えて給油リストリクターが装着されることで、決勝でのピット作業時間が長くなってしまう。このハンディをレース巧者の36号車が、いかに克服して連続入賞を果たすか、そこにも注目したい。
 この36号車や14号車がSWの面で厳しい戦いを強いられる中、GR Supra勢で優勝と目されるのはNo.37 Deloitte TOM’S GR Supra(笹原右京/ジュリアーノ・アレジ)か。第4戦で3位に入るも、それ以外の3戦はアンラッキーもあって獲得ポイントが伸びていないことから、SWも24kgと、その影響は極めて小さい。チーム自体はランキングリーダーの36号車と同じTOM’Sなので、このチャンスは逃したくない。
 また、昨年の悔しさがあるNo.39 DENSO KOBELCO SARD GR Supra(関口雄飛/サッシャ・フェネストラズ)も今年は勝ちたいはず。SUGOでは2025、23年と表彰台に上がっており、昨年は最終周までトップを走りながら、残り半周で24号車Zに競り負けての2位だった。ドライバーにとってもチームにとってもリベンジの一戦であろう。

 

 

 

■第4戦、第5戦と連勝のPRELUDE-GT勢!注目は17号車と64号車か!? テクニカルなSUGOも勝てばGR Supra勢を脅かす存在に

 第4戦富士でNo.100 STANLEY HRC PRELUDE-GT(山本尚貴/牧野任祐)がHonda HRC PRELUDE-GTの初優勝を飾り、予選でもNo.8 #8 ARTA MUGEN HRC PRELUDE-GT(太田格之進/大津弘樹)がポールポジション。続いての第5戦鈴鹿ではNo.17 Astemo HRC PRELUDE-GT(塚越広大/野村勇斗)がポールポジションを獲得し、No.16 #16 ARTA MUGEN HRC PRELUDE-GT(野尻智紀/佐藤蓮)が優勝。17号車と8号車も表彰台に上がり、PRELUDE-GT勢が表彰台を独占。直近2戦では本来の速さを見せている。
 優勝候補としては、この2戦で活躍した100号車や16号車、8号車を挙げたいところだがSWの面で16号車が66kg、100号車と8号車が54kgと少々辛い状況だ。予選はQ2突破で、決勝は表彰台を目指し、レース展開次第では優勝も、という戦いになりそうだ。その中でSUGOでは昨年の決勝で3位、2021年にも3位となっている17号車を推したい。特に昨年は24号車Zと39号車GR Supraと最後まで僅差でバトルしての悔しい3位だっただけに今年は勝ち切りたい。
 加えてSWが0kgのNo.64 Modulo HRC PRELUDE-GT(大草りき/イゴール・オオムラ・フラガ)も、勝ちだけを狙ってくるはず。決勝ではアンラッキーもありポイントを獲得できていないが、前戦鈴鹿は予選2位、第2戦富士は予選5位と速さは十分。ライバルたちがSWを背負う中、64号車が真の速さを披露できるか注目したい。

 

 

 

■昨年は24号車Zの劇的優勝も記憶に新しいSUGO。近年相性が良いSUGOでZ NISMO GT500勢が巻き返しを狙う!

 昨年は24号車Zが予選5位から決勝序盤に松田次生(現:No.23 NISMO監督)がポジションを上げ、終盤に訪れた39号車GR Supraとのトップ争いを名取鉄平が制して、チームとして2016年以来の優勝を挙げている。今年のNo.24 リアライズコーポレーション Zは、松田の引退により名取鉄平に加え、新たに三宅淳詞とのペアとなった。この2人のコンビネーションと今年から使うブリヂストンタイヤの特性も掴みつつあり、前戦鈴鹿でも予選はQ2進出の10位、決勝7位と着実に結果を残している。そして昨年の好印象が残るSUGOで、トップ争いをして大きなポイントを獲得したいところだ。
 また、No.23 MOTUL Niterra Z(千代勝正/高星明誠)も鈴鹿では表彰台には届かなかったが、決勝4位に入っている。そしてSUGOでは2022年に当時の3号車Zを駆っていた千代/高星が優勝し、23号車Z(松田/クインタレッリ)も2022、23年と2年連続で表彰台に上がっており、千代と高星、23号車ZにとってもSUGOとの相性は悪くない。タイトル奪還のためにもSUGOで優勝、悪くても表彰台に上りたい。

 

 

 

■GT300では前戦優勝の9号車BMWに勢いあり!? 本命は61号車BRZに昨年の勝者60号車LC500、加えてフェラーリ勢か…

 前戦の第5戦鈴鹿ではダークホースと言えるNo.9 PACIFIC ウマ娘 NAC BMW(冨林勇佑/藤原優汰)が見事にポール・トゥ・ウインを決めた。その鈴鹿と、今戦のSUGOはコース特性が違うこともあり単純に2連勝とはいかないだろうが、増えたサクセスウェイト(SW)への対応が上手くいけば、勢いがあるので連続で上位争いに加われる可能性もありそうだ。
 ドライバーランキングの上位勢では、1位のNo.56 リアライズ日産メカニックチャレンジ GT-R(ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ/木村偉織)から、9位のNo.32 ENEOS X PRIME AMG GT3(石浦宏明/鈴木斗輝哉)の石浦まではSWが70kg以上となっており、このSUGOで勝ちを狙うのは難しいかもしれない。だが決勝レース中に15位前後に位置していたとしても、チャンピオンシップを考えれば1ポイントでも多く獲得することが重要になる。その中でも、ランキングトップの56号車GT-Rは決勝においてSWに対して強い印象がある。もし予選で下位に沈んだとしても決勝でしぶとく順位を上げるレースができるのか、注目しておきたい。また前戦鈴鹿の決勝でアクシデントに見舞われてマシンが大きく損傷したランキング5位のNo.52 Green Brave GR Supra GT(吉田広樹/野中誠太)もエントリーリストに名を連ねており、短期間でのマシン修復を果たしての参戦に期待したい。

 上位チームがSWに苦しむ中、第6戦SUGOの優勝候補はどこになるか? その筆頭に挙げたいのはNo.61 SUBARU BRZ R&D SPORT(井口卓人/山内英輝)だろう。今季は新エンジンを導入し早くも第2戦富士でポールポジションを獲得するも、決勝ではトラブルもあり、ポイントをほとんど獲得できていないが速さはある。シーズン中盤を迎え、熟成とトラブル対策も進んでおり、そろそろ本領を発揮したい。加えて、昨年のSUGO勝者であるNo.60 Syntium LMcorsa LC500 GT(吉本大樹/河野駿佑)も候補に加えたい。シーズン前半は結果を残せていないが、間違いなくSUGOでの速さを持っている。
 さらにフェラーリ勢にも期待したい。昨年のポールシッターであるNo.7 CARGUY Ferrari 296 GT3 EVO(ザック・オサリバン/梅垣清)や第4戦富士でポールポジションを獲得したNo.45 PONOS FERRARI 296 EVO(篠原拓朗/川端伸太朗)、No.6 UNI-ROBO BLUEGRASS FERRARI(片山義章/ニクラス・クルッテン)も上位を伺う存在になりそうだ。

 

 

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