- SUPER GTについて
- ニュース
- レース日程
- 順位
- チーム&ドライバー紹介
- English
- Japanese
No.16 ARTA MUGEN CIVIC TYPE R-GT #16
大津弘樹
「予選に向けてチームがうまくアジャストしてくれた」
2戦連続ポールポジションを獲得できて良かったと思います。公式練習では、走り出しの雨(ウェット路面)のときから結構マシンの手応えが良くて、その段階でもトップタイムぐらい(の位置)にもいましたし、路面が乾いていく過程でもマシンの手応えは変わらなかったんですが、多少路面が良くなるとか、予選に向けての組み立てという部分でチームがうまくアジャストしてくれました。Q1で走ったときもアウトラップから、「これ、結構タイムが出そうだな」という手応えはありました。
公式練習ではあまりドライ路面で走れていなかったので、自分のアタックの精度としてはあまり高くなくて2番手の結果で、トップの39号車(DENSO KOBELCO SARD GR Supra)と結構差がついてしまったので、Q2に向けてクルマをもっと改善しなきゃいけないとチームがかなりアジャストしてくれたことが、(佐藤)蓮のポールポジションに繋がったのかなと思います。(今日は)チームと蓮に感謝の日です。
(今大会を前に)前回の敗因をHonda/HRC含めてミーティングなどを行なってきていて、16号車は1発の速さで前回もそうですし、今年を通して結構手応えとしてあるんですけど、それが結果につながらないレースが続いています。今回もその手応えを継続して速さは見せられたと思うので、レースの強さというところでレースペースもそうですし、(タイヤ交換やドライバー交代の)ピット作業、給油作業なども含めて、まずはしっかりとミスなくこなして、自分たちの実力を証明できるようにしたいですね。CIVIC TYPE R-GT勢は結構苦戦が続いてるレース、シーズンになってしまっているので、なんとしてでも僕たちが優勝できるようにがんばりたいと思います。
佐藤 蓮
「チームみんなでがんばった結果が出て良かった」
まず走り始めから非常に流れが良かったのですが、(GT500クラスの)専有走行でマシンのポテンシャル自体はありつつも、まだ足りない部分は多くありました。そこからQ1に向けてアジャストをしていって、少しいい方向には行っているものの、まだ少し足りないというところを大津(弘樹)選手のフィードバックでさらに進めることができました。ドライビングの面でも気を付けるべき部分とか攻めるべきところをしっかりと知ることができたので、迷いなく(Q2で)アタックすることはできましたね。それがこの差(2位と0.446秒差)でのポール(ポジション)となったと思うので、チームみんなでがんばった結果が出て良かったなと思います。
前戦(第5戦鈴鹿)は決勝ペースもそうでしたけど、ほんとに細かいところで勝敗が決まってしまったレース(16号車は4位)だったと思うので、今回こそ決勝ペースもそうですし、ビット(作業)だったりドライビングなどの総力戦で、なんとしてもCIVIC TYPE R-GT勢として優勝できるように準備はしてきています。
No.7 CARGUY FERRARI 296 GT3
ザック・オサリバン
「非常にクルマのバランスも良く、乗り心地も良かった」
今日一日を振り返って、ポールポジションを獲得できたことは本当に嬉しく思っています。非常にプラスな一日となりました。
午前中の公式練習に関しては、クルマのバランスは良かったんですけれども、ミックスコンディションでウェットだったりドライだったりしたので、あまり周回数を重ねることができませんでした。
予選では僕はフルドライでQ1を担当しましたが非常にクルマのバランスも良く、(A組の)P1(1番手)でとても良いタイムだなと思っていましたし、乗り心地も良かったです。チームメイトがQ2で本当に素晴らしいアタックをしてポールポジションを獲得してくれたことを嬉しく思っていますし、感謝しています。
もちろん目標は今回も優勝することですけど、非常にタフなレースになると思います。BoPもあるし、給油リストリクターも付いているのでピットストップの時に10~15秒は損することになると思いますが、そのなかでベストを尽くして、できる限りがんばりたいと思います。
小林利徠斗
「アタック1周でタイムをまとめることができた」
前回のレース(第5戦鈴鹿)は非常に良いかたちで優勝することができましたし、今回も調子は悪くなさそうだなということは公式練習の段階から感じていました。しかしながら、ザック(オサリバン)選手がQ1で(A組)トップを獲った時に“そんなに調子いいのか!?”と想定していたよりはるかにいいところがあったので驚きましたし、ザック選手も、クルマのセットも、すべてがいい方向に働いていたのかなと思います。
公式練習の段階では路面が濡れていたりもしたのであまり練習できていなかったんですけど、Q2ではアタック1周でタイムをまとめることができました。非常にいいクルマとチームに恵まれて、このようなポジションになったかなと思います。ただ、ポールポジションを獲れるとは思っていなかったので、この勢いをなるべく崩さないように落ち着いて、また明日(決勝を)がんばりたいと思います。
(前回の決勝で発生した)無線の不調の原因ははっきりしているので、今回は大丈夫かと思います。ザック選手も言ったように、前回の鈴鹿とは同じようにはいかないと思います。もちろん優勝という目標は掲げて挑みますけど、まずはしっかりやれることに専念して、いいレースをすることこそが結果につながるんじゃないかなと思うので、まずは自分たちなりの精一杯できることに専念したいと思います。