- SUPER GTについて
- ニュース
- レース日程
- 順位
- チーム&ドライバー紹介
- English
- Japanese

2026 AUTOBACS SUPER GT第7戦「AUTOPOLIS GT 3Hours RACE」が、10月17日(土)から18日(日)に大分県のオートポリスで開催される。今シーズンは第3戦マレーシアが延期となり、最終大会もてぎの土曜日に組み込まれたため、今回のオートポリス戦は実質的に今季6戦目となる。そのためサクセスウェイト(SW)は前戦同様に獲得ポイント×2kgが適用され、例年の第7戦で見られるようなSWの軽減はない。さらに今大会は、今季2度目となる3時間レースだ。昨年は102周、約476kmを走破しており、マシンやタイヤにかかる負担は他のレースより大きい。加えて最低2回のピットインが義務付けられており、戦略立案やピットワークの技量も勝敗を大きく左右する。そして、この第7戦終了後は、最終大会のもてぎ2連戦のみとなる。そのため今大会で獲得するポイントは、チャンピオンの行方を大きく左右するだろう。ランキング下位のチームにとってはタイトル争いに踏みとどまる最後のチャンスであり、上位勢にとってはタイトルへ向けてポジションを固める絶好の機会となる。各チームの思惑が複雑に交錯するなか、各所で激しいバトルが繰り広げられるだろう。2026シーズンのタイトル争いを大きく左右する一戦が、オートポリスで幕を開ける。
※上の写真は2025年第7戦オートポリスのGT500スタート
■タイトル争いに残りたい38号車、SWで有利な19号車に注目!そして3連覇王者・36号車の走りからも目が離せない!!
今シーズンのドライバーランキング首位を守り続けているのが、3連覇中のNo.36 au TOM’S GR Supra(坪井翔/山下健太)だ。ランキング首位の36号車は、SWが上限いっぱいの100kgを背負う。それでも前戦SUGOでは決勝4位に入り、改めて王者らしい強さを示した。今大会はトップ争いに加わるのは容易ではないだろうが、表彰台に迫ることは十分にありえる。もし表彰台を獲得できれば、史上初となる4連覇へ大きく前進するだろう。また、昨年のオートポリスではマシントラブルに泣いているだけに、今年は雪辱を果たしたいところだ。
一方、GR Supra勢で特に勝利を狙いたいのが、No.38 KeePer CERUMO GR Supra(大湯都史樹/小林利徠斗)だろう。開幕戦岡山ではポールポジション獲得から決勝2位と好発進を決めたものの、その後は表彰台から遠ざかり、現在のランキングは8位。SWは58kgと上位勢に比べて軽く、タイトル戦線へ踏みとどまるためには優勝、最低でも表彰台が必要だ。また、No.19 WedsSport BANDOH GR Supra(国本雄資/阪口晴南)にも注目だ。SWは14kgと軽く、条件面では有利だ。予選で上位グリッドを確保できれば優勝争いに加わる可能性は高い。もともと一発の速さには定評があるので、ポールポジションから主導権を握り、そのまま逃げ切る展開も十分に考えられるだろう。


■昨年のオートポリスで優勝の100号車、2位の64号車が、その好結果をPRELUDE-GTでも再現なるか!?
Honda HRC PRELUDE-GT勢は、第4戦富士から第6戦SUGOまで破竹の3連勝を達成し、今もっとも勢いに乗る陣営となっている。デビューイヤーのPRELUDE-GTは開幕2戦こそ苦戦を強いられたものの、第3戦延期によって生じた約3か月のインターバルを経て、マシンの戦闘力を大きく高めた。その成果は結果にも表れており、第6戦終了時点では第6戦優勝のNo.17 Astemo HRC PRELUDE-GT(塚越広大/野村勇斗)がランキングではPRELUDE-GT勢の首位つまり、全体の2位へ急浮上。さらに全体ランキングの3位と4位には、第4戦優勝のNo.100 STANLEY HRC PRELUDE-GT(山本尚貴/牧野任祐)と、第5戦優勝のNo.16 ARTA MUGEN HRC PRELUDE-GT(野尻智紀/佐藤蓮)が続いている。
昨年のオートポリスでは100号車が巧みな戦略を披露した。前半は燃費に気をつかいながらポジションを維持し、後半に逆転する戦略で、当時苦戦が続いていたCIVIC TYPE R-GTを勝利へ導いた。今年はSWが76kgという厳しい条件ではあるが、このチームの総合力を考えれば表彰台、さらには優勝も狙えるだろう。また、SW2kgと有利なNo.64 Modulo HRC PRELUDE-GT(大草りき/イゴール・オオムラ・フラガ)も見逃せない存在だ。決勝では結果に結び付いていないものの、第6戦SUGOでポールポジション、第5戦鈴鹿で予選2位と速さは証明済み。昨年のオートポリスでも決勝2位を獲得しており、今年はそれを上回る結果を狙いたいところだ。


■近年のオートポリスで好結果を残す千代と高星が操る23号車が優勝候補!? タイトル争いに残りたい12号車にも奮起を期待
今シーズン、まだ勝利を挙げられていないNISSAN Z NISMO GT500勢。しかし、そのぶんサクセスウェイト(SW)の面では上位勢に比べて有利な状況にある。とりわけ第7戦オートポリスはタイヤへの負荷が非常に大きく、3時間に及ぶ長丁場のレースとなる。また、高低差が大きく、マシンのダウンフォース性能も問われるコースでもあり、これまでNISSAN勢が好走してきた実績を考えても、今季初勝利を狙う絶好の舞台といえるだろう。
なかでも注目は、ドライバーランキング9位につける高星明誠のNo.23 MOTUL Niterra Z(千代勝正/高星明誠)、同11位のNo.12 TRS IMPUL with SDG Z(平峰一貴/ベルトラン・バゲット)。両車にとっては、最終大会へ向けてタイトル争いに踏みとどまれるかどうかを左右する重要な一戦となる。ランキング上位勢が重いSWを背負うなか、23号車の50kg、12号車の40kgという条件は十分に勝負になる数字だ。特に23号車のドライバーラインアップはオートポリスとの相性が良い。2024年大会では千代が23号車で2位、高星も3号車で3位と表彰台を経験しており、2023年には当時3号車だった千代/高星組が3位表彰台を獲得している。こうした実績を踏まえても、オートポリスでの上位進出は可能だろう。今年こそ23号車として悲願の勝利をつかみ取り、チャンピオンシップへ再び勢いを取り戻したいところである。


■タイトル争いを左右するオートポリス!オートポリス得意の666号車ポルシェGT3Rや88号車ウラカンGT3に注目!!
GT300クラスのドライバーズタイトル争いも、いよいよ佳境を迎えた。現在69ポイントでランキング首位に立つのは、第2戦富士で優勝を飾ったNo.56 リアライズ日産メカニックチャレンジ GT-R(ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ/木村偉織)だ。これを21ポイント差で追うのがNo.777 D’station Vantage GT3(藤井誠暢/チャーリー・ファグ)。さらにNo.7 CARGUY Ferrari 296 GT3 EVO(ザック・オサリバン/梅垣清)、No.666 seven × seven PORSCHE GT3R EVO(スヴェン・ミューラー/渡会太一)、No.52 Green Brave GR Supra GT(吉田広樹/野中誠太)、No.60 Syntium LMcorsa LC500 GT(吉本大樹/河野駿佑)、No.2 HYPER WATER INGING GR86 GT(堤優威/卜部和久)、No.31 apr LC500h GT(小高一斗/小山美姫/チャーリー・ブルツ)が続いており、56号車との差は22〜29ポイント。このあたりまでがタイトル争いに踏みとどまっている状況だ。
もっともランキング上位勢はサクセスウェイト(SW)が重く、第7戦オートポリスでは苦戦が予想される。しかし前戦SUGOでタイヤ無交換作戦を成功させ、優勝争いの末に2位を獲得した56号車のように戦略を駆使したり、天候の変化を味方につけたりで上位進出を果たすチームが現れる可能性は十分にある。なかでも注目したいのが666号車だ。リアエンジン・リア駆動ならではのトラクション性能を持つポルシェGT3Rは、アップダウンの激しいオートポリスとの相性も良い。ランキング上位勢のなかでは、有力な存在となりそうだ。またランキング上位に続くチームにとっても、オートポリスで大量得点を獲得し、最終大会のもてぎ2連戦での逆転タイトル獲得へ望みをつなぎたい一戦となる。
優勝候補として挙げたいのは、2024年のオートポリスを制したNo.88 VENTENY Lamborghini GT3(小暮卓史/ダニール・クビアト/坂口夏月)だ。さらに、フェラーリ296 GT3勢ではSWの軽いNo.45 PONOS FERRARI 296 EVO(篠原拓朗/川端伸太朗/大宮賢人)、そしてNo.6 UNI-ROBO BLUEGRASS FERRARI(片山義章/ニクラス・クルッテン)も期待したい。加えて、前戦SUGOで3位に入り、今季初表彰台を獲得したNo.61 SUBARU BRZ R&D SPORT(井口卓人/山内英輝)も見逃せない存在だ。
果たして、この激戦を制して最終大会でタイトル争いをリードするのは誰なのか。オートポリスでの一戦が、今季のチャンピオン争いの行方を大きく左右することになりそうだ。




≫ 第7戦 オートポリス:チケットのご案内
≫ 第7戦 オートポリス:エントリーリスト
≫ 第7戦 オートポリス:レーススケジュール
≫ 第7戦 オートポリス:GT300クラス公式予選・Q1組分け