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2026 AUTOBACS SUPER GT開幕戦「OKAYAMA GT 300km RACE」が目前に迫ってきた。日程は4月11日(土)、12日(日)で、舞台は今年も岡山県の岡山国際サーキット。今季はGT500クラスでHondaの新型車HRC PRELUDE-GTがデビューし、テクニカルな岡山でどう戦うのか? GT300ではBMWが復帰し、FERRARIではEVOマシンが登場。ドライバーでも注目の、そして実力派ルーキーや驚きの移籍があり、これらによって両クラスの勢力図がどう動くのか? それぞれの活躍も開幕戦の楽しみである。ついに幕を開ける2026シーズンのSUPER GT。要注目の岡山を見逃してはならない!
※トップの写真は2026年3月の公式テスト岡山でのスタート練習
以下の写真は2026年3月の公式テスト岡山/富士のもの
■岡山が得意のGR Supra勢! 36号車と14号車を核に上位独占できるか?
昨年はNo.1 au TOM’S GR Supraと坪井が3連覇を達成したが、今年はゼッケンを“36”に戻しての坪井翔/山下健太組。2023年は終盤までトップを争いながらリタイアしており、それが無ければ岡山3連勝ともいえるほど、近年の岡山では彼らの速さが頭抜けている。当然、今年も優勝候補の筆頭と言えるだろう。
そして、先の公式テスト岡山で36号車とトップタイムを競ったのがNo.14 ENEOS X PRIME GR Supra(福住仁嶺/大嶋和也)とNo.38 KeePer CERUMO GR Supra(大湯都史樹/小林利徠斗)だ。さらに14号車は岡山で2022、23年と連勝して、昨年は2位と36号車とトップを争った。38号車は大湯が新たなエースとなり、GT500ルーキーの小林をけん引する。他にもNo.39 DENSO KOBELCO SARD GR Supra(関口雄飛/サッシャ・フェネストラズ)も岡山は2連続表彰台と、ここでの勝利を狙ってくるだろう。


■デビュー戦で活躍が期待されるHRC PRELUDE-GT勢!! 100号車と8号車に要注目!
この岡山でついにデビューするHonda HRC PRELUDE-GT。昨年のCIVIC TYPE R-GTはストレートスピードが武器であったが、このPRELUDE-GTはそのシルエットを見ても十分なダウンフォースを発揮できそうで、一部ではNSX-GTのようなコーナリングマシンではないかとも言われている。それを見極めるには、テクニカルコースである岡山は打ってつけであろう。ファンの皆さんも、ぜひそこに注目してほしい。
ただし、3月の公式テスト岡山の段階ではまだセットアップを試す段階で、期待するようなタイムには至っていない印象だった。それでもNo.100 STANLEY HRC PRELUDE-GT(山本尚貴/牧野任祐)が2日目午前の走行で、牧野がトップの38号車に続く2番手に食い込んでいるので、Hondaファンの期待感は高まっているだろう。
そして今年はNo.8 #8 ARTA MUGEN HRC PRELUDE-GT(太田格之進/大津弘樹)もHRCが関与を強めたチームとなった。公式テスト岡山では試行錯誤をしていたのか、目立ったタイムは出せていないが、本番の岡山では海外シリーズから復帰した太田のキレのある走りを楽しみにしたい。


■3台全車がブリヂストンタイヤのZ勢。データ共有と空力強化で速さは復活するのか!?
2026シーズンは参戦台数が減って、総勢3台となったNissan Z NISMO GT500勢。今季は3台全車がブリヂストンタイヤ(BS)を使用することになった。これにより3台で基本データの共有が可能となり、各チームのセットアップが進むはずだ。特に昨年までのZ NISMO勢は、セットアップを外すとかなり苦しい状況でのレースになったようだが、オフの空力開発解禁で、そのあたりの対策も進んだという。
岡山では2023年に当時の23号車と3号車でワン・ツーを決め、他にも2019、2016年に表彰台に2台が上がっており、決して苦手なコースではない。今年の岡山では、BS使用3年目を迎え、マッチングがさらに熟成したNo.23 MOTUL Niterra Z(千代勝正/高星明誠)と、長年BSを履くNo.12 TRS IMPUL with SDG Z(平峰一貴/ベルトラン・バゲット)の活躍に期待したい。


■岡山表彰台5年連続の65号車を筆頭にAMG勢が優位? それともGT300規定車両が躍進するのか!?
No.65 LEON PYRAMID AMG(蒲生尚弥/菅波冬悟)は昨年の開幕戦岡山を制し、そのままランキングリーダーを譲らず、2回目のGT300クラス制覇を成し遂げた。彼らは岡山で5年連続表彰台に上がっているので、今年も優勝争いの中心となる存在だ。
この65号車だけでなく、Mercedes AMG GT3 は岡山との相性は良いようで、昨年のポールポジションはNo.4 グッドスマイル 初音ミク AMG(谷口信輝/片岡龍也)、その前の2024、2023年は65号車で、速さでもAMG GT3勢が優位と思える。また3月の公式テスト岡山でもNo.32 ENEOS X PRIME AMG GT3(石浦宏明/鈴木斗輝哉)がコンスタントに上位タイムを記録するなど、今季初参戦のチームとは思えない走りを披露した。さらにNo.18 UPGARAGE AMG GT3(小林崇志/新原光太郎)も2023年に優勝しており、優勝争いに食い込む可能性は十分にある。
また岡山と言えば、NISSAN GT-R NISMO GT3も強さを発揮する。特にNo.56 リアライズ日産メカニックチャレンジ GT-R(ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ/木村偉織)も、2022年に岡山で勝ってシリーズチャンピオンとなっている。昨年も3位に入っており、得意のコースと言えるだろう。特に木村は昨年の最終戦で非力なマザーシャシー車両で優勝を飾っての移籍だけに、さらなる好成績が期待される。
一方、GT300規定車両では、公式テスト岡山で初日トップだったNo.60 Syntium LMcorsa LC500 GT(吉本大樹/河野駿佑)や2日目トップのNo.52 Green Brave GR Supra GT(吉田広樹/野中誠太)に注目だ。そして一昨年の優勝のNo.2 HYPER WATER INGING GR86 GT(堤優威/卜部和久)も含め期待が高まる。
この他に2024年のGT300王者であるNo.88 VENTENY Lamborghini GT3(小暮卓史/ダニール・クビアト)も、F1経験者のクビアト加入によって、快進撃が甦る可能性はある。さらに地元・岡山のチームであるNo.96 K-tunes RC F GT3(新田守男/高木真一)や岡山をホームとするNo.6 UNI-ROBO BLUEGRASS FERRARI(片山義章/ニクラス・クルッテン)も侮れない。濡れた路面ならNo.666 seven x seven PORSCHE GT3R EVO(スヴェン・ミューラー/藤波清斗)も、リアエンジンの利点を活かして上位に食い込む可能性もありそうだ。そして、3リッターのツインターボエンジンを得たNo.61 SUBARU BRZ R&D SPORT(井口卓人/山内英輝)や復活のBMWを用いるNo.9 PACIFIC ウマ娘 NAC BMW(冨林勇佑/藤原優汰)の初戦も気になるところ。
このようにGT300クラスも今季の勢力図が見えてくる、開幕戦岡山は興味深い一戦となるだろう。




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