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いよいよ2025 AUTOBACS SUPER GTの開幕戦「OKAYAMA GT 300km RACE」が、4月12日(土)、13日(日)に岡山県の岡山国際サーキットで開催される。GT500クラスは昨年登場したHonda CIVIC TYPE R-GTの熟成も進み、NISSAN Z NISMO GT500や昨年のチャンピオンカーを輩出したTOYOTA GR Supra GT500勢とこれまで以上のバトルを見せてくれるだろう。またGT300クラスは新型車1台と復帰のポルシェも加わって昨年より1台増の28台が競う。さらにGT300クラスはポイント制が変更されて、中団でのバトル熱がより高くなりそうだ。今シーズンの各車の戦闘力、新たな勢力図が明らかになる2025開幕戦岡山をしっかりと楽しんでほしい。
※トップの写真は2024年の開幕戦岡山より。以下の写真は公式テスト岡山のものです。
■連覇王者の1号車は開幕戦連勝の本命か!? 上昇機運の38号車にも期待が高まる
2シーズン連続で8戦3勝を記録し、昨年連覇を果たしたau TOM’S GR Supraは、今季は晴れてチャンピオンゼッケンのNo.1を背負い、坪井翔と山下健太がドライブする。GT500クラスの規定により、今季車両はハードの開発が凍結されているので、基本体制を変えずに挑む1号車にはアドバンテージがあるだろう。事実、2度の公式テストでも好タイムを記録しており、昨年も制した開幕戦岡山も、タイトル争いでも本命視される存在だ。
そして、同じTOYOTA GR Supra GT500を走らせるチームにおいて1号車のライバルとなりそうなのは、No.38 KeePer CERUMO GR Supra(石浦宏明/大湯都史樹)か。昨年、大湯を迎え、立川祐路監督という新体制となった初戦の岡山で決勝4位となり、未勝利ではあったが3回の表彰台にランキング3位とGR Supra勢では1号車に次ぐ成績を残した。それだけに2年目は勝利とタイトルをはっきりと射程に捉える戦いをするはず。そして、昨年2勝挙げたが取りこぼしが多かったNo.37 Deloitte TOM’S GR Supra(笹原右京/ジュリアーノ・アレジ)も加え、この2チームが1号車を追う存在か。
■熟成の進んだCIVIC TYPE R-GT勢にチャンス!その中心は100号車と8号車か
昨年の開幕戦岡山でデビューしたHonda CIVIC TYPE R-GT。その初レースで予選と決勝で3位の結果を残したのが、No.100 STANLEY CIVIC TYPE R-GT(山本尚貴/牧野任祐)だ。100号車はそのまま1号車とタイトルを争った。1年目の、しかも前年のNSX-GTとはかなり空力特性が異なる車両なので、データの転用も多くできず難しい戦いであったはず。それでもNo.8 ARTA MUGEN CIVIC TYPE R-GT #8(野尻智紀/松下信治)が1勝を挙げて、100号車がランキング2位を手にした。
昨年の実戦とオフのテストで車両のセットアップはかなり煮詰まってきているはず。CIVIC TYPE R-GT勢の本当の勝負はここからだ。特に100号車と8号車は岡山の直近5戦で、4回の表彰台を得ており車両が替わっても得意のコースといえよう。CIVIC TYPE R-GTとしての2勝目を、ここで挙げられるか? 100号車か8号車なのか、それとも。今季のCIVIC TYPE R-GT勢を占う1戦となるだろう。
■元3号車コンビが23号車で悲願タイトル奪取に挑む!そして3号車の躍進は!?
昨年は最終戦のタイトル争いには加われなかったNISSAN Z NISMO GT500勢。それでも最終ランキングではNo.3 Niterra MOTUL Zが3位に食い込んでいる。このように2023年から3シーズンでZ勢のランキング最上位につけた3号車をドライブしてきた千代勝正が昨年、そして今季は高星明誠がNo.23 MOTUL AUTECH Zに移籍して、元3号車コンビで23号車を駆ることになった。共にアグレッシブな速さがあり、ここまでの悔しさもある二人なので、新生23号車が開幕戦岡山からタイトル奪還に向けスタートダッシュとなるか注目したい。
そして3号車は佐々木大樹が加入して、三宅淳詞とのコンビになる。GT500で優勝経験のある佐々木だけにその実力は遜色ない。また昨年GT300から3号車に抜擢された三宅も中盤戦では速さを見せ、最終戦では1号車と競り合うなど活躍したので、2年目の今年はカート時代の師匠の佐々木とのコンビが楽しみである。
■昨年の後半戦を圧倒した0号車の勢いは続くか? 岡山は2号車に65号車、6号車に注目
昨シーズンのGT300クラスで後半戦の3連勝を含め、8戦で4勝と圧倒してチャンピオンとなったVENTENY Lamborghini GT3(小暮卓史/元嶋佑弥)は、今季GT300チャンピオンを表すゼッケン0を掲げて参戦する。今季も小暮と元嶋のコンビでウラカンGT3 EVO2、そしてヨコハマタイヤと基本体制は変わらない。岡山と富士の公式テストでもドライ路面ではトップタイムを記録しており、今季もタイトル争いに加わる存在だろう。ウラカンGT3は岡山では結果を残していないが、決して苦手とするレイアウトではないので、今年の岡山では上位を争う可能性は十分あるだろう。
対して岡山を得意とするのはNo.65 LEON PYRAMID AMG(蒲生尚弥/菅波冬悟)だろう。昨年はポールポジションで、決勝は2位となり、直近では4戦連続で表彰台に上がっている。そして、昨年その65号車の前でゴールしたのが、No.2 HYPER WATER INGING GR86 GT(堤優威/平良響)だ。今年も基本体制は変わらず、2年連続でタイトルを逃している悔しさがあるので岡山での連勝を果たしたいはず。今季の岡山は0号車と65号車、2号車が優勝を争ってきそうだ。
そして、ダークホース的な存在はNo.6 UNI-ROBO BLUEGRASS FERRARI(片山義章/ロベルト・メリ・ムンタン)か。この基本体制で2年目、表彰台に上がるもまだ勝ててはいない。しかし、公式テスト岡山で見せた速さは勝つのに十分なものがあった。岡山自体もチームと片山にとってホームと言えるほど走り込んできたコースだ。現体制での初勝利を岡山で達成する可能性は十分あるだろう。
また、ここ岡山ではFIA GT3車両が速さを見せており、連勝経験のあるNo.56 リアライズ日産メカニックチャレンジ GT-R(ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ/平手晃平)や地元岡山のチームであるNo.96 K-tunes RC F GT3(新田守男/高木真一)、そしてNo.4 グッドスマイル 初音ミク AMG(谷口信輝/片岡龍也)、さらに今季は新車を投入して戦闘力が向上したNo.61 SUBARU BRZ R&D SPORT(井口卓人/山内英輝)なども侮れない。もし雨となれば公式テスト岡山で速さがあったNo.45 PONOS FERRARI 296(ケイ・コッツォリーノ/リル・ワドゥ)や雨に強いミシュランタイヤのNo.20 シェイドレーシング GR86 GT(平中克幸/清水英志郎)も表彰台を争ってくるかも。
また、昨年のFIA-F4選手権チャンピオンの野村勇斗(小林崇志/野村勇斗)や新体制のNo.26 ANEST IWATA RC F GT3で復帰する安田裕信、新チームであるNo.7 CARGUY FERRARI 296 GT3で参戦が決まったザック・オサリバン&小林利徠斗に、同じく新チームのNo.666 seven × seven PORSCHE GT3R(藤波清斗/近藤翼)も参戦し、注目のルーキーや若手、新チームの面でも開幕戦岡山は楽しみである。
さらに今季は優勝のポイントが25点と増え、決勝15位までがポイントを獲得できるので、GT300の争いは例年以上に激しくなると思われる。その第1戦となる岡山国際サーキットのGT300クラスには、例年以上に注目してバトルを楽しんでほしい。
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