SUPER GT 2025 SERIES

JAPANESE FIA-F4 CHAMPIONSHIP

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ドライバーインタビュー特集:第2回「No.1 山下健太手」に訊く!

 

 

 2025 AUTOBACS SUPER GTのシーズン開幕まで、もう1ヶ月を切りました。
 先日、開幕戦(4月12、13日開催)が行われる岡山国際サーキットで、今年最初の公式テストが行われましたが、その際にGT500クラスで話題となっているドライバー、7人にお話しを聞きました。開幕が待ち遠しい皆さんに、彼らのメッセージをお届けします。

 第2回は、昨シーズンはau TOM’S GR Supraに移籍し、坪井選手と共に自身2回目のGT500クラス・ドライバーチャンピオンを獲得した山下健太選手をお送りします。

 

 


 

 

「雨のテストでもネガティブな要素はなかった。開幕戦で勝てる気はありますが…」

 

 

山下 健太
No.1 au TOM’S GR Supra(2024 GT500クラス・チャンピオン)

−−公式テスト岡山で山下選手は主にウエット路面で走行しましたが、状況はどうでしたか?
 どのチームもそうだと思うんですけど、2日間とも気温が低すぎて、タイヤのレンジから外れているところがあったと思うので、ちゃんとしたテストというか、タイヤテストもいつものようにはできなかった感じはあります。ですが難しいコースコンディションの中でも、ドライでもウエットでも高いポテンシャルが出せたので、とりあえず開幕に向けてはいい準備ができたかなとは思っています。

 これだけ低い気温と路面温度に対応したタイヤを持ち込んでないチームは走行を見合わせるだろうなと予測していましたが、自分たちは一応それでも走れるようなタイヤがあったので、どういう振る舞い(低い路面温度での動きの変化)をするかというのも実際に見れたし、こんな環境の中でも順調に進められたかなと思います。

 2日目は雨と予報で分かっていたので、セッション2(1日目午後)は1セットでだいぶ長く走っていました。2日目にしっかりとタイヤテストをするという目的で、昨日はあまり多くのタイヤを履かなかったんですが、実際は思ったよりもちょっと気温が寒すぎて、思い通りにはいきませんでした。でも、大まかには確認できたと思います。

−−開幕戦の岡山まで約1ヶ月です。チームの状況や意気込みをお聞かせください。
 今のところは、特に問題なければ開幕戦で勝てる気はありますけど、セパンテストとかで見てると、ホンダの100号車(STANLEY CIVIC TYPE R-GT)とか結構速そうな雰囲気もあるので、そんなに甘くはないでしょう。
 しっかり戦って、とりあえず最低でも表彰台で、できれば勝ちたいと思います。シーズンの目標はもちろん連覇です。とりあえずネガティブな要素はこの2日間なかったです。

 

 

 


 

次回は、今季GT500クラスに復帰したNo.3 Niterra MOTUL Zの佐々木大樹選手にお話しをお聞きします。お楽しみに。

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