SUPER GT 2025 SERIES

JAPANESE FIA-F4 CHAMPIONSHIP

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ドライバーインタビュー特集:第3回「No.3 佐々木大樹選手」に訊く!

 

 

 2025 AUTOBACS SUPER GTのシーズン開幕まで、もう1ヶ月を切りました。
 先日、開幕戦(4月12、13日開催)が行われる岡山国際サーキットで、今年最初の公式テストが行われましたが、その際にGT500クラスで話題となっているドライバー、7人にお話しを聞きました。開幕が待ち遠しい皆さんに、彼らのメッセージをお届けします。

 第3回は、昨年のGT300クラスから今季はNo.3 Niterra MOTUL ZのファーストドライバーとしてGT500クラス復帰を果たした、GT500クラスで3勝の実績を持つ佐々木大樹選手をお送りします。

 

 


 

 

「もちろん優勝を目指して、とにかくシリーズチャンピオンを意識してレースしていきたい」

 

 

佐々木 大樹
No.3 Niterra MOTUL Z

−−GT500クラス復帰、それもここ最近はランキング上位の3号車で走ることになりましたね?
 もちろんGT500クラスに復帰できるということは、トップカテゴリーに戻れるということなのでとても嬉しいです。
 僕は日産とは17歳か18歳からずっと一緒にやってきていて、その中でKONDOさんとIMPULさんで乗っていましたが、NISMOというチームでは乗ったことがありませんでした。そういう意味ではNISMOのスタッフの皆さんと一緒にレースできるということが嬉しいなと思います。

 どのチームも優勝を目指しているし、3号車は特にここ何年か、チャンピオンを取れそうで取れない年が続いていて、やはりそこの意気込みも強いです。自分としても今年チャンピオン取らなければという気持ちが本当に強いので、全員の気持ちが今一緒の段階かなというところです。

−−新しいチームと新しいパートナーとのシーズンですが、手応えと意気込みをお願いします。
 自分としては1年間GT300のクルマに乗っていたので心配もあったんですけど、岡山の前にセパンテストで走った時に、(GT500のZに)パッと乗って、すぐトップタイムも出せたので、速さという面は心配していません。あとやっぱりレースですよね。ロングラン、そしてGT300の処理含めた、このGT500ならではの難しさはあると思うので、やはり自分としてはとにかくレースで強い状態で向かっていきたいです。

 予選での一発の速さに関しては、僕も正直自信もあるし、三宅(淳詞)選手も速いので、3号車としてはポテンシャルが高いと思っているので、とにかく決勝での強さというところを意識してます。
 僕は三宅選手が子供の時からカートを教えていたみたいな感じ競ってきたので、弟子とは言わないけれど、本当ずっと一緒の仲なので(コンビネーションは)まったく問題ありません。彼の弱点も知っているのでアドバイスすることもあるし、逆に三宅選手から学ぶこともあり、すごく切磋琢磨できているんじゃないかと思います。

 SUPER GTでチャンピオンを獲るには、とにかくシーズンで取りこぼしがないことと、常にベストを尽くして1つでも前の順位でゴールするということです。でも、この岡山のテストでは天気のせいもあってうまくできていない気がします。だから僕らが開幕戦岡山でどうなるかは、読めないところがあります。でも、もちろん優勝を目指して、とにかくシリーズチャンピオンを意識してレースしていきたいと思います。

 

 

 


 

次回は、GT500クラスに初挑戦となるNo.17 Astemo CIVIC TYPE R-GTの小出峻にお話しをお聞きします。お楽しみに。

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