SUPER GT 2025 SERIES

JAPANESE FIA-F4 CHAMPIONSHIP

News

ドライバーインタビュー特集:第12回「No.18 野村勇斗選手」に訊く!

 

 

 2025 AUTOBACS SUPER GTは富士での公式テストを終え、あとは開幕戦岡山(4月12、13日開催)を待つだけとなりました。
 公式テスト岡山の後には、GT500クラスのルーキーや移籍の選手たちを中心にインタビューを掲載してきましたが、公式テスト富士では10名のGT300クラスの選手からお話しを聞くことができました。43チームの熱戦が待ちきれない皆さんに、彼らのメッセージをお届けします。

 第12回は、昨年のFIA-F4選手権で見事チャンピオンを獲得し、今季はGT300クラスにステップアップ。No.18 UPGARAGE AMG GT3でSUPER GTに挑む野村勇斗選手をお送りします。

 

 


 

 

「このチームにステップアップしてきたHondaドライバーがGT500に上がったように、僕も続いて、追い越していけるようになりたい」

 

 

野村勇斗
No.18 UPGARAGE AMG GT3

−−SUPER GTにステップアップですね。まずはアップガレージに加入することになった経緯から教えてください。

 昨年のFIA-F4最終戦が終わった後なんですが、チャンピオンを獲ったし、クルマは変わってしまう(Hondaの車両ではなくなった)けど、アップガレージさんにお世話になるということをHondaのご担当者から聞きました。

−−では、今季のGT300参戦もHondaの育成プログラムの一環なんですね?

 そうですね。自分はHondaの育成としてGT300に参戦しています。

−−チームが使う車両はメルセデスAMG GT3となりましたが、ドライブしての印象はどうですか?

 ハコ車(ツーリングカー)でレースをすること自体も、AMG GT3が初めてです。でも、非常に安心感があるっていうか、リアの安定感がすごく良いです。箱出しの状態(新車での乗り出し時)からすごく乗りやすいというか、自分でも馴染みやすくて、本当にいいクルマだなという印象ですね。

 車重がフォーミュラカーの倍ぐらいあるので、その重さに対するクルマの動きに慣れるのに少し手間取ったというか、苦戦しました。でも、走るごとにちょっとずつ良くなっているという感じですかね。まだ新品タイヤで走っていないので、新品のドライタイヤでどのくらいグリップするのか、とかはわかっていません※。ですから明日マイレージを稼ぎたいなと思っています。
  ※取材は公式テスト富士、雨の初日終了時

−−いよいよ開幕戦岡山ですが、今シーズンの抱負と目標をお願いします。

 SUPER GTに参戦させていただいているということに本当に感謝しています。それだけに、その期待に応えられるような走りをして、小林(崇志)さんと優勝したいなと思っています。

−−やはり、目標はGT500クラスへのステップアップですか?

 そうですね。もちろんそこを目標にしています。
 アップガレージさんでお世話になったHondaのドライバーさんはみんなGT500クラスに上がって活躍されているので、それに続けるように、続いて追い越していけるようにしたいなと思います。FIA-F4チャンピオンになった小出峻さん(No.17 Astemo CIVIC TYPE R-GT)も、このチームにステップアップして、GT300で何度も優勝しています。それをFIA-F4の時から見ていたので、僕も彼に続きたいですね。

 

 

 


 

次回は、昨季はSUPER GTから離れていましたが、No.26 ANEST IWATA RC F GT3でGT300クラスに復帰を果たした安田裕信選手のインタビューをお届けします。お楽しみに。

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