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2025 AUTOBACS SUPER GTは富士での公式テストを終え、あとは開幕戦岡山(4月12、13日開催)を待つだけとなりました。
公式テスト岡山の後には、GT500クラスのルーキーや移籍の選手たちを中心にインタビューを掲載してきましたが、公式テスト富士では10名のGT300クラスの選手からお話しを聞くことができました。43チームの熱戦が待ちきれない皆さんに、彼らのメッセージをお届けします。
第13回は、今季新体制になったNo.26 ANEST IWATA RC F GT3でSUPER GTシリーズに2年ぶりの復帰となった安田裕信選手をお送りします。
安田裕信
No.26 ANEST IWATA RC F GT3
−−SUPER GTにお帰りなさい。復帰を喜んでいる方も多いと思いますが、このチームに加入した経緯から教えてください。
このチームに参加するきっかけは、去年のシーズン途中にチームの方からお話をいただいたことです。去年まではSUPER GTをお休みして、若いドライバーのマネジメントに専念していましたが、ANEST IWATA Racingさんが(これまでの参戦体制を一新して)一からスタートする、というので自分にとっても新しいチャレンジになるかな、と思ってお話しを受けることにしました。
−−“新しいチャレンジ”が復帰の理由ですか、いいですね。チームの雰囲気はいかがですが?
チームメイトのイゴール(・オオムラ・フラガ選手)は、今シーズンはスーパーフォーミュラにもステップアップしていて速いことは十分知っています。実はカートで走っていた子供の頃からよく知っているので、パートナーとなってもコミュニケーションは全く心配していません。
−−安田選手はNISSAN車のイメージがありますが、今季はLEXUS RC Fです。ドライブをしていかがですか?
ええ、もちろんレースのクルマでNISSAN以外に乗るのは初めてです。LEXUSのRC F GT3は岡山のテストで初めて乗りましたが、扱いやすいクルマというのが第一印象です。ダウンフォースも十分で、決勝レースでも強みを発揮すると思います。
ただ、装着するヨコハマタイヤはKONDO RACING(2013年のGT500クラス24号車)以来で久しぶりというか、GT300では初めてとなるので、自分自身のドライビングも含めて合わせ込みを進めて、パフォーマンスを引き出したいですね。
−−では、間もなくに迫った開幕戦岡山、今シーズンに向けて抱負と目標をお願いします。
今の状態でもドライコンディションならポイント圏内は見えていて、チャンピオン争いにもかかわるようになりたいです。
でも、まずは開幕戦岡山で表彰台を獲得する。これが現実的な目標です。岡山の公式テストではウェットなコンディションでしたが、いい感触を得ています。だから、岡山ではどんなコンディションでも勝負できると思います。
次回は、再びのGT300チャンピオンを目指すNo.56 リアライズ日産メカニックチャレンジ GT-Rに移籍した元GT500王者の平手晃平選手のインタビューをお届けします。お楽しみに。