SUPER GT 2025 SERIES

JAPANESE FIA-F4 CHAMPIONSHIP

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ドライバーインタビュー特集:第14回「No.56 平手晃平選手」に訊く!

 

 

 2025 AUTOBACS SUPER GTは富士での公式テストを終え、あとは開幕戦岡山(4月12、13日開催)を待つだけとなりました。
 公式テスト岡山の後には、GT500クラスのルーキーや移籍の選手たちを中心にインタビューを掲載してきましたが、公式テスト富士では10名のGT300クラスの選手からお話しを聞くことができました。43チームの熱戦が待ちきれない皆さんに、彼らのメッセージをお届けします。

 第14回は、2022年以来のGT300チャンピオン奪還を目指すNo.56 リアライズ日産メカニックチャレンジ GT-Rに移籍した元GT500王者の平手晃平選手をお送りします。

 

 


 

 

「望まれたチームで全力を尽くすだけ。それがあたり前です。でも、移籍というよりも古巣に戻った感がありますね」

 

 

平手晃平
No.56 リアライズ日産メカニックチャレンジ GT-R

−−平手選手はクラスを問わず、多くのチームからSUPER GTに参戦していますね。今季このチームに加入した経緯を教えてください。

 今回はGT300のチームから同じGT300のチームへの移籍になりました。移籍の話はチームからというよりも、所属するメーカー(NISSAN/NISMO)の依頼を受けた形ですね。
 自分としては(移籍を)望まれたチームで全力を尽くすだけ。それはプロとして当たり前で、以前は別のメーカーでもGT300からGT500、そしてGT500からGT300とチームを移籍したこともありました。

−−さすがプロフェッショナルですね。求められる仕事はそれぞれチームによって違うのですか?

 去年はSUPER GTに初めてチャレンジするチーム(No.62 HELM MOTORSPORTS)の底上げを求められていましたね。そして今シーズンのKONDO RACING(No.56 リアライズ日産メカニックチャレンジ GT-R)は、以前に何度も(GT300クラスの)チャンピオンに輝いたチームなので、プレッシャーはあるけれど、やはりチャンピオン奪還が使命だと思っています。

−−新たに移籍したチームの雰囲気はいかがですか?

 このチームでは、以前にGT500クラスを戦ったこと(2022〜23年)があって当時のメカニックさんやスタッフさんも大勢いるから、新しいチームに移籍したというよりも古巣に戻った感がありますね(笑)。パートナーのJ.P(ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ選手)ともKONDO RACINGでコンビを組んでGT500を戦ったことがあるから、コミュニケーション的にも問題ないですね。装着するタイヤのヨコハマさんは、昨年のチームでも履いていたので、これも違和感はありません。

−−クラスは違っても移籍ではなく、チーム復帰なんですね。では、新しい車両はどうですか?

 クルマは去年乗っていたのと同じNISSAN GT-R NISMO GT3ですが、パッと乗った感じから(前所属チームのものとは)違う印象でした。やはり長年上位を戦ってきたチームのクルマだけありますね。テスト結果は上々で、開幕戦の岡山から表彰台を狙っていけると思います。

−−最後に、開幕戦と今シーズンに向けて抱負と目標をお願いします。

 まあGT300クラスではBoP(性能調整)の影響もあって、それ次第ということはありますけど。(各戦でポイントを)取りこぼしせず、取れるときにキッチリ取って行く。そんな戦いをすれば結果(タイトル)はついてくると思います。

 

 

 


 

次回は、GT300デビューを飾ったチームへと復帰して、再びNo.65 LEON PYRAMID AMGをドライブすることになった菅波冬悟選手のインタビューをお届けします。お楽しみに。

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