SUPER GT 2025 SERIES

JAPANESE FIA-F4 CHAMPIONSHIP

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ドライバーインタビュー特集:第5回「No.23 高星明誠選手」に訊く!

 

 

 2025 AUTOBACS SUPER GTのシーズン開幕まで、もう1ヶ月を切りました。
 先日、開幕戦(4月12、13日開催)が行われる岡山国際サーキットで、今年最初の公式テストが行われましたが、その際にGT500クラスで話題となっているドライバー、7人にお話しを聞きました。開幕が待ち遠しい皆さんに、彼らのメッセージをお届けします。

 第5回は、ここ数年はGT500クラスのタイトルを争い、今年はNISSAN系チームの中心的存在であるNISMOのNo.23 MOTUL AUTECH Zで走ることになった高星明誠選手をお送りします。
 ※インタビューはテスト初日終了時点の内容です。

 

 


 

 

「今は客観的に見て勝つためのポテンシャルが足りないと感じるので、ここからきっちり上げていく努力をしていくだけです」

 

 

高星 明誠
No.23 MOTUL AUTECH Z

−−NISMOの23号車への移籍ですが、心構えは変わりましたか?
 これまでNISSANで大きな実績を築いてきたロニー・クインタレッリさんがSUPER GTを引退されたことで、僕が23号車に加入することになりました。でも、これといって何かが変わるとかは思ってはいません。

−−公式テスト岡山はあいにくのコンディションでしたが、どんなテストをされていますか?
 岡山テストに持ち込んだタイヤも、(好天だった)金曜日の気温だったら全然良かったと思うんですけど、土曜は10度くらい気温が下がってしまって。やっぱり、それにちょっと合わなくて(他チームの)みんなも苦戦してて、そこは僕たちも苦戦しました。もうタイヤをみる(評価する)というよりも、違うことに重点をおいてやっていたという感じです。

 本来は本番(開幕戦で使う)のタイヤ(の方向性)を決めて、(クルマの)セットを決めるというのをやりたかったんですけど。正直、こんな気温なんで、そこまで多くのことを決められる感じはないし、雨も降ってきちゃったので、この状況で何ができるかを一回精査して、開幕戦に向けてやるべきことをブラッシュアップできればと思います。

−−それでは開幕戦に向けの意気込みをお願いします。
 開幕戦岡山に向けては、今の時点では優勝を目指すとは言えないぐらい調子がいいとは言えないですね。まずは、その中で1点でも多くのポイントを取るということをやっていきたいです。

 僕らの最終的な目標はチャンピオンですが、今は「とにかく多くのポイントを」と思っています。そのポテンシャルがあれば優勝を狙いに行きますけど、客観的に見て今はそれだけのポテンシャルには足りないと感じています。だからこそ次の富士テストと開幕戦と、僕らのポテンシャルをきっちり上げていく努力をしていくだけです。

 

 

 


 

次回は、2022年までGT500クラスに参戦し、以降は海外シリーズに参加。今季からSUPER GTに復帰するNo.39 DENSO KOBELCO SARD GR Supraのサッシャ・フェネストラズ選手にお話しをお聞きします。お楽しみに。

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