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2シーズンのスポット参戦を経て、ついに今シーズンからフル参戦を果たすことになった小山美姫選手。No.31 apr LC500h GTをともにドライブする予定だったオリバー・ラスムッセン選手が怪我で欠場したため、岡山では第3ドライバーの根本悠生選手とともに戦います。その初戦に挑む気持ちを語ってもらいました。
No.31 apr LC500h GT
小山美姫
初戦とはいえ、やっぱりポイントは持ち帰りたい
── ついに今シーズンから念願のフル参戦となりました。
「(スポット参戦で)去年、一昨年とこの場(SUPER GT)にはいたものの、やっぱり新しく経験させてもらうことがたくさんあります。それをひとつひとつ学ぶ気持ちでいるんですが、やはり(過去2シーズンと)クルマもタイヤも違うので、失敗と成功を繰り返しながらではありますが、まずは正しく理解していくことが大事だと思っています。そのなかで、不安要素を挙げるとすれば、新品のタイヤをこれまで使う機会がなかったこと。予選を考えると大丈夫かなぁっていう心配が残るんですね。でも、自分が今やらせてもらっていることに関して、学んだことを次に活かすという繰り返しをすることで臨んでいます」
── 公式練習では、セッション中に気温、路面温度が大きく変化しましたが、どんなフィーリングでしたか?
「コンディションの変化はありましたが、タイヤもいいし、クルマもさほど外しているところにはいないと思ってます。ただ、ちょっとペースがあまりにも遅すぎて……。思い当たる節はあるので、そこを変更しながら、根本選手にチェックしてもらっていました。このセッションでは調子悪かったですが、予選で少しは取り返したいし、そして決勝でもっともっと取り返すことができれば、いいデータも増えると思うのでがんばります」
── 走行中はスピンもありました。
「ニュータイヤの”サラサラ感”っていうものに経験がなかったので……。自分が予想していたよりもちょっと滑っちゃったな、という感じでした。それと。クルマがハンドクラッチなんですよね。とっさのことだったから、余計にまわりに迷惑かけちゃいました。スミマセン(苦笑)」
── aprの皆さんとはコニュニケーションを取れていますか?
「去年、aprからスーパー耐久に出させてもらっていますし、その、メンバーとほとんど同じだし、全然大丈夫です! ファクトリーにも近いので、シートを作りに行ったり、練習しに行ったりして通っていました。可愛がってもらってるか、ですか? いえ、逆に厳しい感じがします(笑)」
── では最後に、今大会の目標そしてシーズンの抱負を教えてください。
「初戦とはいえ、やっぱりポイントは持ち帰りたい。なのでしっかりと走り切って入賞したいです。また、シーズンを通しては、表彰台に乗りたいし、勝ちたい。おこがましいという気持ちもありますが、でも結果を狙う以上はやっぱり1位を獲りたいし、獲らなきゃいけないと思っています。戦うなかで失敗も増えるかもしれないけど、理解も増える。それが成長に繋がると思っているので、がんばっていきます!」