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Round1 MOTEGI GT CHAMPION RACE |
4.1 sat. - Qualify
No.21 ZEROマクラーレンGTR(予選14位)
中谷明彦「思ったよりタイムが上がりませんでしたね。クルマは、バッテリー上がりの症状がちょっと出たこと以外は問題なかったんですが…。これまでマクラーレンは、ル・マン24時間や鈴鹿1000kmで乗ってますが、重くなっているしパワーも650psが500psに抑えられてるし、ブレーキもカーボン禁止だからスチールになってるし、全然違いますね。もちろん、素性としては同じなんですけど。(GTC仕様は)パワーが抑えられている分、ボディが勝っている印象ですね」
No.911 ダイヤモンドアドバンポルシェ(予選クラス6位)
石原将光「これまでのクルマとは全然違います。これまでがふつうのロードカーで、今度がレーシングカーという感じ。フォーミュラ的な、アクティブな動きをしますね。今週の月曜日におろしたての新車で、まだほとんどノーマルの状態でこれだけの走りができるんですから、ポテンシャルはそうとう高いと思います。これからが楽しみですね」
砂子智彦「(午後タイムアップしたのは)午前中はクリアラップがとれなかったんです。GT3Rは、これまでのポルシェに比べてエンジンもボディも足回りも、すべてのレベルが一段上にありますね。もっと上位をねらえるポテンシャルは十分にあります。それに、新車はやっぱり気持ちがいいですよ。クルマと女は新しいのに限るって書いといてください(笑)」
No.88 ノマドディアブロGT-1(予選20位)
古谷直広「(午前中は)ドライブシャフトが折れちゃってた。直して2回目に走れたのはよかったけれど、シフトとブレーキの信頼性の問題を抱えながらでした。予選では思いきった突っ込みとかアクセルオンができなかった。どうなるかわからない中でテストのときに近いタイムは出せました。ただ、50秒台は入れて当たり前と考えていたので、それは残念でした。このクルマでは、明日は完走ねらいですね」
No.25 エンドレスアドバンスープラ(予選19位)
木下みつひろ「2回目の予選でいきなり花粉症になっちゃったみたいで、急にきたんでダメなんだ(と鼻をかむ)。コンスタント(ラップで)はいいタイムが出るんで、予選中もそのセットをやってた。明日に向けては、タイヤを保たせるセットがどこまで細かくできるかですね。スタートはボクで行く予定です」
織戸 学「スープラでの初レースなんだけど、予選で結果は全然出てない…。クルマ自体は慣れてきてる。最初は乗りやすいと思ったけど、それはタイムが出てないからかも。最初は『速いな〜』とか『すげえブレーキが効くなあ』と思ったけど、それにも慣れてきた。あとは、どれだけ持ってるポテンシャルを引き出せるか。久々のFRなんで、すごく楽しい。まあ、S耐(スーパー耐久)はアルテッツァに乗ってるけど。今後、クルマどうつくるか、方向性はみえてきてる。今回はどうしようもないんで、完走してデータを採りたい。スープラはあこがれていて普段も街で乗ってるんですよ」
No.39 デンソーサードスープラGT(予選17位)
ラルフ・ファーマン「影山選手とほぼ同じタイムを古いタイヤで出すことができたのでよかったと思っています。クルマのバランスがまだよくないんですけど、今回はほかのスープラも問題を抱えているようですからね。明日はトヨタ車のなかでいい成績を残したいと思っています」
No.6 エッソウルトロンタイガースープラ(予選12位)
ワイン・ガードナー「遅い! コーナリングスピードはほかのどのスープラと比較しても速いし、ブレーキも遅らせることができるけど、ストレートがまったく伸びない。ほかのスープラより1秒は遅いんじゃないかな。原因はわからない。でもエンジンは同じだから、多分ボディシェイプに問題があるんじゃないかと思う。次はストレートが長い富士だから大変だよ」
No.1 ロックタイト・ゼクセルGT-R(予選4位)
エリック・コマス「昨日からちょっとセッテイングを変えたんだ。クルマはよかったんだけど、自分のドライビングに合っていなかったのでね。午前中の最初の20分でタイムを出して、あとはフルタンクのテストに専念していた。午後のセッションも決勝用のセッティングに専念。クルマはすごく快調だよ。もちろんポールポジションがとれれば一番いいけど、1分47秒台というのはちょっと難しい。2位や3位なら4位のほうがウェイトハンディが課されないからいいよ。ねらってできることでもないけどね」
No.30 綜警 McLarenGTR(予選6位)
岡田秀樹「そこそこうまくいった。トップがどうのこうのでなく、今まであまりいい思いをしたことがないから。今のクルマではかなりいいとこを出してると思うけど、気持ち的には『ポールポジション獲れるぐらいレギュレーションゆるめてよ〜』っていうところだね。ウチのクルマは特認車両で、空力をいじれない。97年モデルのまんまだし、もともとマクラーレンはル・マン向けのクルマなんだから、ストレートは速くて当たり前。でも、国産メーカーの2000年モデルは、みんなダウンフォースを思いきり稼ぐ設計になってる。ウチは減らすことはできても、増やすことはできないんだから。ただ、去年よりアドバンテージがあるとしたら、タイヤの状況がよくなってるってこと。今までのタイヤではいつもアンダー傾向だったけど、それがマシになった。明日の目標? がんばるんだよ〜」
No.36 カストロール・トムス・スープラ(予選9位)
土屋武士「Better than モーニングセッションだけど、今回はきびしい。タイヤもあるだろうし、エンジンもあるだろうし、いろんな要素が積み重なってきて、きびしい闘いになってると思う。そのなかでも少しずつよくなってるんですけどね。開幕戦はだいじにいって、ポイントをゲットするのが目標。それが今のウチのチームに必要なことだっていう気がする。明日のレースでは、希望は4位。とにかくじっくりいきますよ」
No.37 カストロール・トムス・スープラ(予選16位)
鈴木利男「朝からちょっとオーバーが強かったんだけど、午後もオーバーで、タイヤのいいときにタイムを出せなかった。それで1回休んでまたアタックしたんだけど、そのときはフロントタイヤのグリップが落ちていたから、それでバランスが取れてコンマ3秒上がったんだ。でもGTの予選でこんなに後ろなんて初めて。今年はキツそうだなぁ。古いクルマなんだからレギュレーションゆるくしてって、加治さん(GT-A事務局長)に言っといてよ。レースは、開幕だから荒れると思うけど、その前に自分が荒れちゃってるからね(笑)」
No.35 マツモトキヨシ・トムススープラ(予選18位)
山路慎一「ドライビングでミスばっかりしてる。細かいミスが多かった。クルマの仕様を変えたんだけど、それが自分のドライビングと合わない部分もあったし。タイヤがいい状況のときにタイムを出せればよかったんだけど、それができなかったのが残念。明日はその分キチッと走って、結果につなげたいね。タイムほどクルマは悪くないから、悲観はしていないよ。ずっと苦戦してて表彰台は見えないけど、ポイント圏内は見えている。今週やってきたことを、タイムではなく順位で出したいね。今日の気持ち? 今日は元気ないよ〜。今までのことは忘れて、明日は元気な自分を取り戻します」
TOYOTA Castrol TEAM TOM'S(No.36/No.37 カストロール・トムス・スープラ)
舘信秀監督「原因はわからないけど遅いんだよな〜。コレというのはないけど、トータル的に他のチームに劣ってる。ドライバーに聞いても、今イチ伸びが悪いって言ってるけど、原因はわからない。わからないままレースになりそう。明日はネチッこく走って入賞が目標。初戦だから、勘としてサバイバルになるんじゃないかと思うんだ。そのなかで残ればポイントを獲れるんじゃないかな。まぁ元気ないね、今回は」
No.12 カルソニックスカイライン(予選5位)
本山 哲「1回目もそうだったけど、一番いいときにS字で黄旗が出てたし、前に1台いたから(ペースを)落とさざるをえなかった。ボクが通過したぐらいで黄旗が解除されてたね。最後はけっこうイッてたけど、もうタイヤのいいところは終わってた。でも、ポジションがひとつ落ちたっていうことを知っていたので、なんとかタイムを出したかったんだよね。攻めすぎてスピンしたけど。明日はとりあえず、すべての仕事をこなせば表彰台。そのなかでうまくすれば1位か2位にいけると思う。去年よりクルマもいいし、チームも変わってるからね」
No.8 ARTA NSX(予選10位)
土屋圭市「オレは満タンでいったけど、バランス的にはいいよ。コンスタントに51秒台でいけるし。予選はちょっと失敗しちゃったけど、ウチはガス満のほうが安定してるし、最初から予選より決勝をにらんできてるから心配してない。オレもアグちゃんもまだクルマに慣れていないんで、3戦目ぐらいからもっとおもしろくなると思うよ。2000年型が速いんで、ちょっと優勝は難しいけれど、99年型のトップにはなりたいよね」
No.100 RAYBRIG NSX(予選3位)
飯田 章「思ってたよりうまくいった感じかな。あとはチームワークだね。99モデルじゃあれが精一杯だよ。土屋さんが99のトップになりたいって? それはむり。うちはまっすぐが遅いんでレースはきびしいけど、(レース距離は)長いからなんとかやりますよ」
No.10 アビリティ・マリオポルシェ(予選クラス8位)
桧井保孝「1回目は山岸さんをできるだけ乗せてあげるためもあって、ボクはほとんど乗ってません。でも昨日からなんとなくエンジンに力がないな、という感じがつきまとってます。2回目は1周目でオイルクーラーのポンプが抜けちゃって、計測せずにすぐに戻ってきました。だからアタックしてません。どうにかなるでしょ」
No.81ダイシン シルビア(予選クラス3位)
大八木信行「(クルマについては)シークレットや。ニコニコしてるけど心は硬い。2回目はレースを主眼においていたけれど、それでも3番手。うちはテストが今年はすごくうまくいっているので、セッティングの引き出しがいっぱいある。テストのそれが武器となって強さに変わるんと違う? そういう意味で今年はテストからレースが始まってる、と思ってやってます」
No.32 cdmaOneセルモスープラ(予選11位)
木下隆之「1回目で49秒5で上デキといったけれど、49秒4までいったんだからもっと上デキでしょう。1回目からデフのイニシャルとリアのキャンバー、ブレーキバランスを変えました。頭のなかではそれで1秒上がるかな、と理想を描いていたらそのとおりいきました。細かいミスはあるにせよベストな予選だったんじゃないでしょうか」
No.38 FK/マッシモセルモスープラ(予選8位)
立川祐路「1回目にいっぱいいっぱい行ってうまくいったんで、2回目は別のセットを試したらそれが失敗でアンダーが出て、ヘアピンとかが遅くなっちゃいました。社長(佐藤正幸セルモ監督)の機嫌が悪くて。でも毎日5時すぎたら機嫌よくなりますから」
No.910 ナインテンアドバンポルシェ(予選クラス2位)
余郷 敦「くやしいです。(No.26 シェルタイサンアドバンGT3Rに)おいしいところだけもっていかれた感じです。松田さんと千葉(泰常タイサン監督)さんがご満悦なんだろうな…。でも、6日前に初めて乗ったクルマなのに(タイムが出せたのは)ベースがいいんでしょうね。セッティングにしても、メカさんはポルシェをいじったことのある人が多いので、いいとこ採りでうまくいってる。もっとやりたいことはいっぱいあるんですけどね。パーツなんかも少ないし、スプリングは現状では1種類しかないんですよ。まあ、換えてタイムが上がる保証はないですけれど。ニューマシンで2番手は上デキでしょうけれど、これでよしって言っちゃいけない。明日こそ和田さんと呼吸を合わせて自分たちのペースでキッチリ走りきれれば…。ミスしたほうが負けじゃないですか?」
No.16 Castrol無限NSX(予選2位)
道上 龍「午後も1回目と同じで、シフトダウンがしづらくて…。もし、それが完璧だったとしても、童夢のクルマ(No.18 TAKATA童夢NSX)には負けていたと思いますけどね。それよりも明日、ミッションがよくならないかぎり完走できないと思っています。攻めるレースをしたかったんですが、今の状態ではできそうにないですね。目標はとりあえず完走。ミッションに関しては、寿一(No.18 脇阪)もシブイと言っているみたいですが、ウチほどではないみたいです。セッティングも選んでるタイヤも違うみたいですね。ボクらは金曜日の午前中に走れなくて、午後に走っただけでパパッとタイヤを選んでしまったんですが、それも悪い方向にいっているかもしれません。ホンマやったら、もっとスカッと予選を走りたかった。でも、全然アカンと言いながら2番手をマークできたし、マシンのポテンシャルはいいものがあると思います。GTはメーカーが競い合ってレースをしているからこそトラブルも出る。そこが難しいところ。なにがおかしいのか、どこをどうすればいいのか、自分がうまい表現をしてクルマを作る人に伝えていけるようにならないとダメだと思います。ウチは開発チームで、レースをしながら開発をしないといけない立場なんですが、それも自分のためになっていると思います」
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