GT INSIDE REPORT
Network Edition
GTC 2000
Round4 JAPAN SPECIAL GT CUP


No.1



8.5 sat. - Qualify


予選1回目終了後のコメント

No.18 TAKATA童夢NSX
金石勝智「昨日まで自分のほうでブレーキがうまく操作できなくて不安があったので(予選も)抑えていきました。昨日までは、ブレーキを踏むところとステアリングをきるタイミングが合わなくて、ロックさせてたんです。でも、重いわりにはみんなと同じレベルまで来れましたね。午後もう1回いけばタイムは上がるでしょう。26秒台は、うまくいったとしてもカツカツのタイムかな。富士は加減速のコースだから90kg(のウェイトハンディ)がいちばん効くんですよ。それでも6番手以内には入りたいです」


No.36 カストロール・トムス・スープラ
土屋武士「クルマのバランスがちょっと期待してたとおりにはいかなかったですね。リヤがちょっと滑りました。予選重視のタイヤと決勝重視のタイヤがあって、昨日は予選重視のタイヤでタイムが出ているんですが、今日はレース重視のタイヤをチョイスしているんです。そしたら期待したほどグリップしていませんでした。でも想像はできていたことなんでしょうがないです。ベストラップのときも、クリアはとれましたが、おいしいところは使えていませんね。最初のアタックに入ろうとしたときに1コーナーで黄旗が出ていたので1回やめてるんです。でも、2回目はもっといいと思います。絶対に悪くはならない。タイム的には1分26秒6ぐらいがベストだろうと思います。そうなったらいいな」


No.37 カストロール・トムス・スープラ
鈴木利男「リストリクターが小さくなったから、テストどおりのタイム。しかたないよ。加速とストレートがぜんぜん伸びない。ストレートなんてシルビアと3km/hしか変わらないんだもん。タイヤがコンビ(※)だから、朝一は固いほうでいった。午後は柔らかいほうを使うので、もうちょっとよくなると思うよ」
※決勝用タイヤとして左側にハード、右側にソフトをチョイス。予選1回目は左側用に選んだハードを4本装着、2回目は右側用のソフトを4本装着するということ。


No.19 ウェッズスポーツセリカ
原 貴彦「いい感じでアタックできました。トップとタイム差はあるけど、ストレートスピードがシルビアなんかと比べると20km/hぐらい遅いですからね。セリカはコーナーが速いので、そういうところを引き出すセットを木曜、金曜とやってきて、そこらへんがちゃんと結果に出たと思います。いまの状態ではここでポールポジションはむずかしいですよ。でも、せいいっぱいやって結果が出たと思います。だからぜんぜん悔しくもなんともない。逆に3番でよかったっていう感じ。午後はホントの勝負になると思います。今朝のタイムも今週のなかでいちばんよかったんですが、涼しくなるとここからコンマ2〜3秒、ひょっとするとコンマ5秒ぐらい上がるんじゃないかと思います」


No.16 Castrol無限NSX
道上 龍「ダメですねェ。今回はちょっとしんどいと思っていましたけど、案の定苦しかった。クルマのほうでもちょっと問題があって…。ブレーキロックがひどかったんですけど、それを調整すればバランスじたいは悪くないので、もっとタイムは上がると思います。午後は10位以内に入りたい。でも、順位よりも、目標タイムを目安にアタックしますよ。涼しくなると仮定したら、26秒台に入れたいですね」


No.64 Mobil 1 NSX
ドミニク・シュワガー「自信はあります。前とはギャップがあるけど、それほど大きくもないし、トヨタ勢は1、2ラップはすごく速いけど、レースでの信頼性は高くないのがわかっていますからね。普通に走れば5位以内でフィニッシュできると思います。5位以内でフィニッシュしてポイントを得ることがボクらの目標です。これは可能だと思います。予選についていちばん重要なのは、選手権ポイントで争っている直接のライバルより前に位置することです。もちろんスタート位置は前にいければそれにこしたことはないけど、5位から9位のあいだにいられれば、レースのスタート位置としてはいい位置だと思います。暑さについてはあまり心配していません。マレーシアでも大丈夫だったし、今回はいつもよりレース距離が短いですから。マレーシアでもほとんど同じような条件だったけどまったく問題はありませんでした。クールスーツを使いますし。ただ、これは水冷式なので、あまり”クール”ではないですけど、問題ないです。乗っているときはあまり暑さのことは考えません。それよりもマシンを降りてから30分くらいが苦しいですね」


No.6 エッソウルトロンタイガースープラ
野田英樹「いまの状態のなかで一所懸命走っています。セルモ(No.38)が同じタイヤで速いから、ウチはもっといけなければいけないんだけど、これだけ差をつけられているというのはちょっと納得いかない。セッティングについてはバランス的にぜんぜん納得いくレベルまでいってない。それがいい方向にいけば負けないくらいはいくと思うんだけど…。今週はいまのところ苦戦してます」


No.39 デンソーサードスープラGT
ラルフ・ファーマン「昨日の直前テストでも速かったし、クルマもタイヤもフィーリングはすごくいいです。まだかなりアンダーステアが出ているので、これが解決すればもっともっと速くなると思います。午後のセッションはもっとハードに攻めるつもりです。フロントロウからスタートできればすごくいいけど、ポールポジションならもっといいですからね。トップ3以内に入れればボクにとってGTでの最高のポジションということになります。明日も暑くなるでしょうけど、フォーミュラ・ニッポンのほうがもっとハードですから」


No.35マツモトキヨシ・トムススープラ
ピエール・ラファネル「タイムは悪くないけど、昨日の直前テストから少しずつポジションが下がっている。ほかのチームがどんどんよくなっているからね。われわれはストレートが遅いという問題をずっと抱えているんだ。原因は、空力の問題もあるけど、それよりエンジンに差があることだと思う。ここは各車のタイム差がすごく少ないので、わずかの差でスタート位置が大きく変わってしまう。ブリヂストン勢もヨコハマ勢もミシュラン勢もみな速いので、かなりハードなレースになると思う。午後の予選は気温が下がるだろうから、タイムも上がると思う。暑さについては、予選はあまり多くの周回数を走るわけではないからいいけど、レースはきびしいだろうね。ただ、あまり長いレースではないからね」


No.24 986ボクスター
マルコ・アピチェラ「エンジンをGT3R用のものに換装したのでパワーは上がっている。サスペンションのジオメトリーも変更しているが、テストが不充分なのでセッティングが決まっていない。それをいまやっている最中だ。あまりフィーリングはよくないね。暑さについては、幸いクールスーツがあるけど、それでもすごく暑いよ」


No.81 ダイシンADVANシルビア
大八木信行「(今回から車両重量を増してリストリクターの径を拡大。予選第1回目GT300クラス1位)今回はテストを多くやっているし、クルマのバランスもとれてきた。それにプラスして最高速が上がっているということで、バランスと速度がいい感じでかみ合っているということですね。やるだけのことをやりますよ。暑さについてはいろいろ対策を練ってもらっているんですけど、鈴鹿1000Kmでクラス2連勝しているから、暑いのは強いですよ(笑)。でも暑いです、やっぱり」


No.20 ネッツアペックススピリットMR-S
佐藤久実「噂どおりの乗りにくいクルマでした。いままでFFをやってたでしょ。そういう意味ではレーシングカーっぽくて気持ちはいいんですけど…。すごくピーキーなクルマで、予選の一発(のタイム)はそこそこ出てるんですけど、決勝のコンスタントラップはむずかしそう。とにかくスピンしないようにしたいな」


No.38 FK/マッシモセルモスープラ
立川祐路「予定どおりです。そんなにポールにはこだわってません。ほんとうのアタックは涼しくなる2回目でしょう。2回目にむけてとくになにもいじってません。1回アタックして、あとは決勝セットに専念します」


No.7 RE雨宮マツモトキヨシRX7
松本晴彦「予定どおり。ダイシン(No.81)は来ると思ってましたから。できればポールは獲りたいけど、そんなにこだわってはいません。予選用のセットがちょっとオーバー気味なのでそれを戻してます。決勝セットにいまのところ変更はありません」


No.111 JIM GAINER F355
真希遊世「暑さでパーコレーション気味になって思ったよりタイムが伸びなかった。35秒台に入れたかったけどね。今回、タイヤをちょっと太くして踏んばりが効くようになってます。ただ、ミッションがノーマルなんでファイナルしか変更できなくて、ちょっと合わないところがあります。タイヤを太くしたぶんの抵抗もあって、トップスピードは1.5km/hから2km/hくらい落ちてます。鈴鹿1000kmにはわれわれふたりのほか伊達鷹彦を加えた3人で出ます。それに間に合うかどうかぎりぎりのところなんですが、吸気を上から採り入れるのが今度許可が下りたんですよ。そうするとパワーは変わらないんですがトルクが確保できるので、かなり乗りやすくなると思います」


No.55 イクリプスDUPLEXバイパー
田崎貴英「レースに出るのは1年半ぶり、もちろんGTは初めてです。95年から98年までMINEでやっている西日本F4シリーズに参戦していました。レースデビューは92年のザウルスJr.で、94年までやってました。いまはDUPLEXというオイルを製造しているブレンビックという会社の社員です。今回はクルマもコースもまったく初めてのうえに1年半のブランクがありますから、なんとか走らせているという状態です。目標はとにかく完走すること。山田さんから受け取って最後まで走らせることです。今年の残りは全戦出る予定です」


No.21 ZEROマクラーレンGTR
中谷明彦「ちょっと車重とリストリクターの選択を失敗したけど、まあまあのタイムは出ていると思います。クルマがこのコースに合っているんでしょうね。午後はもう1回アタックしますけど、そんなにタイムは上がらないと思いますよ。決勝は淡々といくだけです。オーナー(一ツ山康)が決勝を楽しめればいいと思ってます」


No.31 スーパーオートバックスアペックスMR-S
新田守男「タイムをみるかぎりでは速くないけど、新車のシェイクダウンにしては上できじゃないですか。ただ、前のクルマから抱えている、リアのグリップが足らない点はまだ解消できない。ちょっと油断するとスピンしちゃうし。レースで安定して走るにはちょっとつらいレベルではあるね。そこからもうちょっと上のレベルは見えているのに、その問題が解決しないと先に進めない、という壁に当ってしまってる感じだね。それを解決できない自分が情けないです」



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