GT INSIDE REPORT
Network Edition
GTC 2000
Round4 JAPAN SPECIAL GT CUP


No.3



8.6 sun. - Race


朝のフリー走行後のコメント

No.100 RAYBRIG NSX
飯田 章「ピットロードを出てアクセルを踏んだら突然エンジンが止まった。原因はまだわからない。その後はぜんぜん問題なかった。大丈夫だと思うよ。予選では、アタックそのものはとくに引っかかることもなかったんだけど、テストデイからトラブルが多くて、ぜんぜん満足いってない」


No.31 スーパーオートバックスアペックスMR-S
高木真一「きびしいのはきびしいですね。タイヤがタレてきたときにバランスがきびしくなりそう。スピンするとしたら高速コーナーの立ち上がりだから、けっこうやばい」


No.38 FK/マッシモセルモスープラ
立川祐路「周りも速いけれどこっちも悪くはないんで…。スタートでマージンをつくってボクにラクさせてくれるって竹内さんがいってるってトーチュー(東京中日スポーツ)に書いてあったんで、ちゃんと走りこなせれば大丈夫だと思います。暑さは朝走ってても十勝に比べたら快適でしたよ。十勝では頭がクラクラしてきて、死んじゃうかもって思ったぐらい暑かったですから」
竹内浩典「スタートでマージンつくって立川にラクさせられればいいなあ、っていっただけ。それが『ラクさせる』に変わってるんだから、マスコミはちゃんとコメントを伝えましょう(笑)」


No.15 RGS-MIRAGE
玉本秀幸「予選で規準タイムに達していなくて(決勝出走を認められるかどうかは)今朝のタイムしだいっていわれていたんだけど、コンマ3秒足りなくて、だめっていわれちゃいました。杓子定規にいえばだめなものはだめなんで、しょうがないですね。残念ですけど、次回がんばります」


No.16 Castrol無限NSX
道上 龍「調子はまぁまぁなんですけど、当たってしまいました。燃料をたくさん積んだらリアが不安定で、ブレーキングしたらストレートでスピンしてしまって、外側にいたポルシェ(No.70)と当たってしまったんです。こっちはバンパーとエグゾーストだけだったんですけど、向こうは足が曲がってしまったということで、悪いことをしました。朝の状態だとリヤがナーバス過ぎるので、レースではそれを抑える方向にしていこうと思っています。今のままだとラップタイムが安定せず、落ちていってしまうんです」


No.37 カストロール・トムス・スープラ
鈴木利男「今朝は調子よかったね〜。ダウンフォースを減らして、燃料もカラカラ状態(笑)。温存してたタイヤを使ったし。本番もいくよ」
東条力エンジニア「燃料はハーフタンクぐらいですよ。タイヤも20周ぐらい使ったものなので、満タンにする必要はなかったんです」


No.12 カルソニックスカイライン
星野一義「いまのところ順調だね。ピットインとか、いろいろな総合力で表彰台にいきたい。スープラは車重を重くしてリストリクターを大きくしてるけど、中盤タイヤもブレーキもキツイだろうし燃費も悪いはずだから、こっちは最後に笑いたい。それは、もう綿密な計算が立ててある(笑)。オレだってスープラの引き立て役じゃないからね」





タイヤメーカーに訊く

ブリヂストン
「コンパウンドは全車ソフトを選んでいます。構造は車種ごとに異なっているんですが、それぞれの車種のなかでも違う構造のものがあって、スカイラインとNSXのなかには違う構造のタイヤを選んでいるチームもあります」


ヨコハマ
「GT500クラスはドライ用が4種類。構造が2種、コンパウンドが2種あり、その組み合わせで4種類ということです。そのうちサード(No.39)はソフト。土屋エンジニアリング(No.25)とバイパー(No.55)はミディアムを選んでいます。朝、レース距離以上を走ったタイヤで1分28秒台が出ていますから、ライフ的には問題ありません。
 GT300クラスはいつものとおり1種類のみ。ソフト目のものです。交換なしでいこうとしたチームもあったんですが、気温をみてあきらめたようです」


ミシュラン
「用意したのは4種類。35度以上の路面温度を想定したなかでソフト、ミディアム、ミディアムハード、ハードという分け方になります。チョイスしているのは3台ともハード系なんですが、No.37だけは右側にミディアムハード、左側にハードというコンビネーションになっています。タイムはミディアム系のほうがいいんですが、ドライバーの感触としてハード系のほうがしっかりしていていいようです。このクルマだけ99モデルなので、そのハンディを少しでもカバーしようということです。ウチとしてはもうちょっと涼しくてもだいじょうぶですが、暑くなると他がつらくなるでしょうから、暑いほうがいいかもしれません」


ダンロップ
「例によってGT500もGT300も1種類だけです。今回はGT500の2台(No.88、No.21)はハード系、GT300の2台(No.9、No.86)はソフト系になっています。路面温度は想定範囲内ですし、ロングのテストをやってタイム落ちはなかったので、ライフ的にもだいじょうぶです」



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