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2026シーズン最初の公式テストとなる岡山国際サーキットの1日目、3月6日昼のインターバルに、GTアソシエイション(GTA)の坂東正明代表が2026シーズンの規定改定についての記者説明会を行なった。
※2026シーズンの規定改定の内容は、こちらの記事をお読みください。
【2026 SUPER GT規定改定】GT500車両の使用エンジンは更なる耐久性向上を目指し年間1基に制限。またGT500クラスにもサクセス給油リストリクターを導入。
今季はGT500クラス車両の開発凍結が解かれ、各自動車メーカーが空力デザインなど車両に大きく手を入れることのできるシーズン。すでに各メーカー、チームが精力的にテストを重ねているが、今季のGT500クラス車両は、使用エンジン基数がシーズンを通して1基となる。
これについて坂東代表は「現在使用しているNRE(ニッポンレースエンジン)は非常に素晴らしいエンジン。将来的には環境問題に対応するものなども考えていく必要もあるが、新たなエンジンを開発するにはまだその方向性も定まっておらず、コストもかかる。そうしたことも含めてこのNREエンジンを大事に使っていこうという意味もあり、これまでも3メーカーと協議したうえで、開発コスト・運用コストの低減と耐久性の向上を目指してエンジン基数の削減を推進してきた。今年は、昨季と同等のレース・テスト距離になっているが、それを1基で戦い、コスト軽減を図る」と説明し、さらに来季は同じ1基のエンジンでレース距離を延ばすことを検討していると明らかにした。
また、今季のGT500クラスはサクセスウェイト制の内容が変更され、燃料流量リストリクターと給油流量リストリクターを併用する。坂東代表は「エンジン1基化を成功させるための手法論として採用した。1シーズンを1基のエンジンで戦う場合、その耐久性を考慮すると燃料を絞った方が良い。スタートの数値を今までよりも小さくすると、昨年まで使用していたリストリクターよりも小さい径のものを用意する必要が出てくること。また、燃料リストリクターを絞れば出力が下がり速度も下がるが、コーナーの立ち上がりなどの様子を見ると、これ以上GT300クラスとの速度差を小さくすると危険であること。この2つの点から、給油流量リストリクターとの併用という形をとることにした。コース上でのGT500車両のスピードを落とさずにサクセスハンディをつけていく形にする」と説明。
さらに、GT500クラスはこれまでハルターマンカーレス社製のカーボンニュートラル燃料を使用していたが、今季はENEOSの開発した国産燃料であるE10燃料を使用することを明らかにした。ただしGT300クラスへの採用は、GT300クラスの全車種で適合試験を行う必要があるため、現在は検討中であるとした。今季GT300クラスでは、サーキット内のガソリンスタンドで販売されている無鉛ハイオクガソリンを使用する。
最後に、来季からのタイヤのワンメイク化について進捗を報告。すでに入札は終了し、優先交渉権を持つタイヤメーカーと調整している段階。来季に向けては8月の第4戦富士大会以降、翌月曜に各サーキットでテストを行いたいとした。「タイヤのワンメイク化は、チームの運営負担が少しでも軽くなることを目標にスタートした話。ワンメイク化によって運営面の負担は軽くなるが、皆が同じタイヤを使うということは、ドライバーやエンジニアの技量がより求められることになる。よりシビアな戦いになるだろう」と坂東代表。早ければ富士の公式テストでタイヤメーカーを発表を目指したい。
