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セパン・インターナショナル・サーキットは、マレーシアの空の玄関であるクアラルンプール国際空港にほど近い位置にある。そのため観光もするならクアラルンプール市街(クルマなら約1時間)に宿泊し、急行列車のKLIAエクスプレスで国際空港(約35分)に行き、タクシー(10〜15分)でサーキットという観戦者や関係者も見受けられる。
セパンはF1マレーシアGPを開催するため1999年に開業。ゆえにFIA(国際自動車連盟)のグレードAを取得し、全長5.542mと鈴鹿サーキット(全長5.807m)にも匹敵する規模を持つ。また富士スピードウェイのコース改修など多くのF1開催サーキットの設計を手掛けたヘルマン・ティルケ氏によるコースデザインである。そのレイアウトは、メインスタンドを挟むようにメインとバックの2本のストレートが最終コーナーでV字状に配置され、このストレートの間を多くの中高速系コーナーで繋ぐ、どちらかと言えば高速系のコースだ。また開催の6月は東南アジア特有のスコールが、ゲリラ豪雨的に短時間降ることもありうるので、そういった難しさもあるコースである。有名コーナーや観戦ポイントは下記リンクのサーキットガイドで紹介しているので、こちらも参考にしてほしい。
SUPER GT/JGTC(全日本GT選手権)では、2000年6月に特別戦として初開催し、翌年もノンタイトル戦を開催。そして2002年からはシリーズ戦に組み込まれ(※)、以降2013年まで11戦が開催された。このように久々のセパンとなるが、2013年以前から走るベテランドライバー以外にも、シーズンオフの冬季テストにGT500メーカーが使用していたり、アジアのGTシリーズが開催されたりと、走行経験のあるドライバーは意外と多い。
※2003年の第4戦セパンはSARS禍で東南アジア地域に渡航制限が生じて富士での開催となった。
≫ セパン・インターナショナル・サーキットの観戦ポイント| About SUPER GT
※写真は2013年第4戦のスターティンググリッド。
コースデータ | ||
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コース全長 | 5,542m | |
コース幅 | 16〜25m | |
高低差 | − | |
コースレコード | ||
GT500 | ||
1’54.306 | 小暮卓史/No.18 TAKATA 童夢 NSX | 2007年 第4戦予選SuperLap(6月23日) |
GT300 | ||
2’03.025 | 高木真一/No.55 ARTA CR-Z GT | 2013年 第3戦予選Q2(6月15日) |
2013年第3戦セパン 優勝 | ||
GT500 | No.12 カルソニックIMPUL GT-R | 松田次生/ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ |
GT300 | No.55 ARTA CR-Z GT | 高木真一/小林崇志 |
2013年第3戦セパン ポールポジション | ||
GT500 | ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ/No.12 カルソニックIMPUL GT-R | 1’55.456 |
GT300 | 高木真一/No.55 ARTA CR-Z GT | 2’03.025 |
優勝回数 | |
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最多勝ドライバー(今大会参戦選手のみ) | GT500:松田次生(3勝。歴代ではジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ[現GT300]も3勝) |
GT300:高木真一(2勝。歴代では今大会欠場の谷口信輝の3勝) | |
GT500 メーカー別 | 日 産:6勝(フェアレディZ:2勝、GT-R:4勝) |
ホンダ:4勝(NSX:2勝、HVS-010 GT:2勝) | |
トヨタ/レクサス:1勝(スープラ:1勝) ※現行のフェアレディZ、GR Supraでの優勝はなし |
|
GT300 最多勝車種(今大会参戦車両のみ) | ポルシェ GT3R(1勝。歴代最多はマツダRX-7の4勝) |
ポールポジション回数 | |
最多ポールポジションドライバー(今大会参戦選手のみ) | GT500:松田次生(1回。歴代はラルフ・ファーマン、小暮卓史[現GT300]の3回) |
GT300:高木真一(2回) | |
GT500 メーカー別 | ホンダ:6回(NSX:4回、HSV-010 GT:2回) |
日 産:5回(フェアレディZ:1回、GT-R:4回) | |
トヨタ/レクサス:0回 ※現行のフェアレディZでのポールポジションはなし |
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GT300 最多ポールポジション車種(今大会参戦車両のみ) | ポルシェGT3R(1回。歴代最多はニッサン フェアレディZの2回) |