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第4戦 富士の決勝日となる8月2日午前にGTアソシエイションによる定例記者会見を開催。冒頭での、来シーズンからのオフィシャルタイヤサプライヤー決定の発表に続き※、2027年シリーズの開催カレンダーについて説明を行なった。来年は、国内主要カテゴリーにおいて8月におよそ3週間の「サマーブレイク」を導入する。また、「鈴鹿1000km」でGT300クラスのシリーズ戦を実施することを明言。
※【第4戦 富士:決勝日】GTA坂東代表が2027年のオフィシャルタイヤサプライヤーを発表
坂東代表は、一般社団法人日本自動車会議所のモータースポーツ委員会を中心にサマーブレイクの導入を目指し、GTAをはじめ、日本レースプロモーション(JRP)、スーパー耐久未来機構(STMO)、一般財団法人日本モーターサイクルスポーツ協会(MFJ)といった国内主要カテゴリーの関係団体、そして日本自動車連盟(JAF)など関係各所が協力。レースカレンダーの調整を進めた結果、モータースポーツ界全体で一斉に休息期間を設けることができたと説明した。「(SUPER GTでは)11月にもてぎ戦があるため、(2度目の)富士戦を11月に行なうのであれば富士が最終戦になってしまう。そこで、もてぎを3週目に移動して、最終戦とするカレンダーにした」と説明した。「これをスタートに、モータースポーツ(全体の)カレンダーを動かすことになるが、いろんなことが起きると思う。サマーブレイクの位置づけも含め、モータースポーツ業界全体でいろんな課題も出るだろうが、それを踏まえて次年度に向けて進めたい」と新たな取り組みに着手する意義を述べた。

続いて坂東代表は、来シーズンの「インターナショナルGTチャレンジ 鈴鹿1000km」をGT300クラスのシリーズ戦として実施することを明言。GT500クラスは従来どおり全8戦で実施する一方、GT300クラスは全9戦での開催となる。なお、鈴鹿1000kmでは参加台数が制限されることもあり、GT300クラスは来季も有効ポイント制を導入する。「今後、内容についてはSRO(国際GT3シリーズ運営・統括)といろいろ相談しながら考えていきたい。『我々が参加できる』ということではなく、GTAとSROが半分ずつ権利を持ち、共催の形になる。GT300クラスの参戦によって、より多くのお客さんを鈴鹿1000kmに呼びたい」と語り、今後、開催に向けての形作りに取り組んでいくとした。
また、会見の終盤には、残る今シーズンのレース開催についても言及。11月7〜8日に栃木・モビリティリゾートもてぎで実施する最終大会を、2レース開催とすることを明らかにした。第3戦マレーシア大会(セパン・インターナショナル・サーキット)が中東情勢の影響により延期となり、当初は今シーズンでの開催は見送り、全7戦としていた。しかし、GTエントラント協会をはじめとする関係者との調整を進め、もてぎ大会で2レースを開催することとなった。
現時点では、金曜日に公式練習を行ない、土曜日、日曜日にそれぞれ予選と決勝を“1デイレース”として実施する予定。また、サクセスウェイトの運用については、土曜日は×1kg係数、最終戦となる日曜日はノーウェイトで実施する方向。ただし、レース距離を含め検討する内容も多いため、引き続き調整を行なうとしている。
そして、10月17〜18日に予定している第7戦オートポリス大会についても言及。大分県日田市に位置するサーキットだが、施設内に大きな被害はないと報告されており、GTAでは予定どおり開催する方向であるとした。レース期間中は関係者が熊本空港や熊本県内の宿泊施設を利用することが多い。このことから、今年は令和8年熊本地震の「復興支援大会」として実施する。現地は未だ予断を許さない状況であるため、今後の推移を見ながら判断することになるが、坂東代表は「現地を盛り上げたい」と開催への強い思いを語った。なお、今回の富士大会から「令和8年熊本地震復興支援」の募金箱を設置しているが、今後も各サーキットで義援金活動を継続していく。