SUPER GT 2026 SERIES

JAPANESE FIA-F4 CHAMPIONSHIP

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【第5戦 鈴鹿:決勝日】Catch Up:No.9 PACIFIC RACING

 

【Catch Up】
大きな飛躍を遂げ、チームの悲願を達成

 

 2009年からSUPER GT/GT300クラスへの参戦を開始、これまでアニメとのタイアップでいわゆる“痛車”を走らせてきたPACIFIC RACING TEAM。今シーズンはBMW M4 GT3 EVO×ミシュランタイヤ×冨林勇佑選手&藤原優汰選手と体制を一新したなか、その4戦目となる鈴鹿大会で見事ポール・トゥ・ウインを達成しました。
 そのPACIFIC RACING TEAMは中日本自動車短期大学との産学連携を結び、インターンシップ生として学生を迎え入れ、チームには毎戦6名の学生がメカニックとしてレースに帯同しているといいます。ドライバーたちのコメントは優勝記者会見(【第5戦 鈴鹿:決勝日】優勝記者会見)でご紹介しているので、ここでは裏方として彼らを支えているチーフメカニックさんと学生メカニックさんたちの喜びの声をお届けします。

 

 

No.9 PACIFIC RACING
関根宏幸チーフメカニック
(集合写真/後列右から2番目)

「ウチのチームは中日本自動車短期大学の中にファクトリーがあるんですけど、平日、学生が集まれる日の放課後に集まって整備することしかできなくて、基本的には学校の授業ではやっていないんです。夏休みとかお盆とか学校が休みの期間も作業できないので、時間的にもなかなか難しいことが多いですね。
 レースには3年生のインターンシップ生が2名、そして2年生(研修生)が4名、計6名が毎回レースに帯同していて、インターンシップ生はセットアップ、アライメント、タイヤ交換もします。残りの半分がプロのメカニックです。そういう体制なのでピット練習もサーキットに入ってからしかできないのですが、今日のピット作業に関しては100点満点。120点をつけてもいいぐらい良いピットワークでした。
 3年生にとっては今回がインターンシップ最後のレースだったので、思い出に残るレースになったと思います」

 

中日本自動車短期大学 インターンシップ生
小川紘一さん

「僕は右側のタイヤ交換を担当しています。ピットインの10分前ぐらいまでは結構ドキドキしていたんですけど、今回から自分のなかで考え方が変わって、緊張を楽しみながらやることができました。タイヤ交換のスピードをもっと上げようと思えばまだ上げられると思うんですけど、安全第一なので、完璧にやるために少し抑えながらやりました。
 SUPER GTでポール・トゥ・インすることは本当に難しいことだと思います。最初はポジションが落ちちゃうかなと思っていたんですけど、タイムを見る限りすごく良さそうだったし、ロングのセットもすごく決まっていたので『これはもう、トミー(冨林勇佑選手)もユータ(藤原優汰選手)もやってくれるな』という感じでした。
 ポール・トゥ・ウインはすごく嬉しかったです。実は僕、予選の後、泣いてしまって……。 過去のツライことというか、やりたくてもうまくできなかったことがあったりして、自分にもどかしさを感じたりしたことが結構あったので、それが一気にグワッとこみ上げてきて泣いちゃいました(苦笑)。優勝した時は落ち着いてはいましたけど、でもやっぱり嬉しかったですね。学校を卒業したら、またこの場所に戻ってきたいです」

 

中日本自動車短期大学 インターンシップ生
白井優太さん

「僕はドライバーサポートを担当しているんですが、今日は人生で一番緊張しました。緊張しすぎて手が震えてくるくらいでした(苦笑)。でも、『落ち着いて作業しよう』と言われていたので、実際にクルマが入ってきたら、落ち着いてしっかり作業できたので良かったです。
 僕たちは学校で朝から夜までレーシングカーの作業ができるわけじゃなくて、昼間は授業を受けて、その後に部活みたいな感じで放課後に作業をしているので、ほかのチームと比べて、できる作業内容が限られてしまいます。そういう状況なので、前回の富士から今回の鈴鹿まで2週間しかないなかで富士の修理をしつつ、今回の鈴鹿に向けての準備はすごく忙しくて大変でしたね。だからこそ、今回のポール・トゥ・ウインは本当に嬉しかったです。
 インターンシップ生としては今回が最後になるんですが、学校を卒業したらレースチームに就職して、またこのSUPER GTでメカニックをできるようになりたいと思っています」

 

インターンシップ最後のレースで優勝を喜ぶ小川紘一さん(左)と白井優太さん

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