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No.3 Niterra MOTUL Z
※3号車ドライバーの掲載順は会見の発言順です。
三宅淳詞
「3号車らしく落ち着いて戦えたら絶対優勝できると思う」
ポールポジション(獲得)はうれしいです。フリー走行(公式練習)も走り出しから結構難しいコンディションで、Q1も雨がちょっと降るのかな、みたいなところだったんですけれども、チームの皆さんも落ち着いてサポートしてくれました。Q2に関しては、セッション後半にタイムを出す作戦だったなかで雨量が増えたので、見てる立場としては難しいのかなと思ったんですけど、そのなかでも(佐々木大樹が)特にセクター3とかめちゃくちゃ速いタイムでポールポジションを獲ってくれたので、ほんと感動しました。
今年は、チームとしても予選(順位)は前でもなかなか結果が残せないというのが続いて苦しかったので、今回は予選ですが、このポールポジションというのはチームにとってすごく意味のあるものだと思います。明日(決勝)は3時間レースになるので難しくて荒れるのかなとは思いますが、3号車らしく落ち着いて戦えたら絶対優勝できると思いますので、明日もここ(記者会見)に来られるようにチームの皆さんとがんばります。
去年のオートポリスでの3時間レースは結構荒れていた印象があります。今回も天候がちょっと読めないので、どんな場面でも本当に強くミスなく戦えるようにしたいし、今晩僕たちも変なもの食べないように(笑)しっかり準備したいと思います。
佐々木大樹
「いいアタックができた。みんなの力だと思う」
ブリヂストン(タイヤ)さん、日産さん含め、今年1年予選は良いなか、決勝(結果)に繋がっていない部分があったんです。ラウンド4(富士)以降は決勝にも自信があるなかでもうまく噛み合わず、(今回は)メカニックさんも“少しでも、少しでも”、とすごいがんばってくれて……。雨のなか、僕としても本当にフルプッシュするしかなかったです。
(予選後)いつもだと『5位だよ』とか、そういう雰囲気の無線が入るんですけど、なんで1位のときは言ってくれないのかなと思って(笑)。1位のときこそ『1位だよ』って盛り上がってくれればいいんですけど、全然無線が入ってこなくて……。で、(アタック終了後)帰ってきたときにカメラマンが待ってるから、(かつて在籍した)24号車のときに見覚えある光景(2023年第4戦富士)だなと思ったら、『ポールポジション(獲得)』って言われて。なんだよ!と思いながら、でもほんとに悔しい思いが続いていたんで、もう本当にうれしくて。メカの皆さんの苦労もみんな知ってるし、来年に向けてもいろいろ大変ななか、みんなががんばってくれたことがうれしかったですね。本当にいいアタックができました。みんなの力だと思います。
前回(第6戦)のSUPER GT、レースがすごいおもしろかったですね。僕も個人的に見ていて最後、おもしろかったです。やっぱりSUPER GTっておもしろいなって思ってもらえるようなレースですし、自分たちもそのために一生懸命走っています。とはいえ、明日のレースはおもしろくなかったな、っていうぐらいぶっちぎりたい気持ちはありますが、3時間レースでは何が起こるかわからないので、自分たちは精一杯チームと(力を)出し切って優勝できるようにがんばりたいと思っています。応援よろしくお願いします。
No.7 CARGUY FERRARI 296 GT3
ザック・オサリバン
「2回連続でのポールポジションは本当に嬉しい」
ポールポジションを獲ることができて、とてもとても嬉しいです。2回連続でのポールポジションはチームとともに本当に嬉しく思っています。
公式練習では非常に手応えがあって、ロングランもしっかりできましたし、周回をたくさんこなすことができたおかげで、クルマやトラックのフィーリングを十分感じることができました。
僕はQ1担当だったんですけど、クルマが非常に良かったです。Q2ではとてもトリッキーな路面状況のなか、素晴らしいアタックでリクト(小林利徠斗)選手がポールポジションを獲得したことを本当に良かったと思っています。
明日(決勝)の目標はSUGOと同じように優勝すること。SUGOではクルマの動き、タイヤの動きやデグラデーションも含めて、とても勉強になったので、そのノウハウを今回のレースに取り入れたいと思います。僕らは予選で強いことを証明できていると思いますけど、レースでも勝つためにベストを尽くしてがんばりたいと思います。
小林利徠斗
「かなりいいタイムが出たので、そこは素直に嬉しかった」
ザック(オサリバン)選手はこれまで何度も何度もQ1を1位で帰ってきましたので、僕としてはQ2へのプレッシャーがあって、まずは無事にある程度の順位で帰ってこられたらいいなと思っていました。
実際に走り始めると、雨も降っていて路面も冷えていて、かなり危ないコンディションでしたので、ピットを出た直後はコース内にとどまるのが精一杯という状況でした。正直、怖いところはあったんですけど、後半にかけて(タイヤに)熱が入ってきたら急激にグリップしてきたので、思ったよりアタックにいけるのかなと。アタックにいくとかなりいいタイムが出たので、そこは素直に嬉しかったです。
ここ最近、予選はずっと調子いいですし、決勝も鈴鹿は良くて、SUGOは苦しいところはあったんですけど……いい時も悪い時も原因は分かっていますし、今回はおそらくしっかりレースも戦えるんじゃないかなと思いますので、まずは落ち着いて最後まで走り切りたいと思います。
澤 圭太
「自分の立場はチームの中ですごくうまく機能できていると思う」
ふたりともドライバーとして非常に若くして成熟しているので安心して見ていられます。今日に関しては公式練習から順調で、タイヤ的にも合っていたと思います。予選も速かったですけど、(明日の)決勝も雨で路面が今日の朝(と同じ状態)に戻ると思うので、それは我々にとってはプラスなのかなという感じです。
ふたり合わせて、まだ僕の歳(49歳)に到達していない(ふたりとも20歳)んですけど、僕がこのふたりの年齢の時にこんなことができるかというと、できなかったと思います。
芳賀(美里)監督がチームを立ち上げて、(メインスポンサーである)カーガイの木村武史さん(代表)に呼ばれて……私は第3ドライバーなんですけど、基本は乗ることなく、彼ら(ドライバー)とエンジニアリングのサポート、ドライバー視点でのサポートというところで、自分の立場はチームの中ですごくうまく機能できているなと思っています。
こんなにチャンピオンシップ争いをできるとは思っていなかったですけど、ここまできたら、やはりいいところを見せたいですね。今回、SUGOよりもいい戦いができそうな条件が揃っているので、明日、強いレースをして、(最終戦の)もてぎにはチャンピオン争いをしているチームとしていきたいなと思っています。
僕は(明日の決勝も)基本的には乗らない予定なので、今晩僕が連れていく夕食の場所でへんなものでも食べさせなければ僕が乗ることはないと思うんですけど……冗談ですよ(笑)。SUGOより全然いいレースになると思います。彼らはノーミスでベテランの走りができるドライバーなので安心して、明日は自分のやるべきことを集中してやりたいなと思います。